この質問について、実際に作った事がある藤安将平刀匠が30分話しています。
— 刀剣文化研究所解紛塾 将平鍛刀場 (@toukensinobukai) 2025年4月19日
適当に抜粋
・隕鉄を刀の材料にすると、良くない
・隕鉄は刃がつきにくいので刃物として良くない鉄だ。出来るだけ混ぜない方が良い
・刀は鋭利な刃をつけるものではないので実用的には使えるとは思う。
・刀には基本的に向かない。隕鉄には粘りかない。
・熱して混ぜてしまえばただのニッケルの混ざった鉄なので50円玉かなにかを混ぜて作っても素人目にはわからないと思う。作った人以外には。だからあまり隕鉄の刀を珍重しない方が良いと思う。悪い人がでてくるから。
・隕鉄製の刀を刀として使うぶんにはほとんど影響ないと思う。よく切れるのかと言えば良くは切れないはず。
↑ 私の興味のあった所だけ抜き出してみました。上記はざっくりとした私の意訳です。誤解があっても良くないので実際に聞いてみて下さい。
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↑この隕鉄剣の作り方も話されていました。焼き刃がないと登録できないはずなので玉鋼を少量合わせて、玉鋼の層が中心にくるように折り返して鍛えて焼き刃をつけたそうです。
隕鉄には炭素が含まれていないので焼き入れしても焼き刃がつきません。
ただ、隕鉄100%の刀剣も作られています↓
おそらくこの剣のことと思われる話もされていて興味深かったです。
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私も前に隕鉄刀が欲しくて隕鉄刀を作ってくれる刀匠を探して問い合わせしまくって、鉄隕石を通販で注文する所までした事があります。隕石標本「カンポ デル シエロ鉄隕石」1kg約15万円。
隕鉄(鉄隕石)は通販で普通に売られています。五年前は今よりもっと安いのがありました。
是非この藤安刀匠のお話を聞いてみてください↓
— 刀剣文化研究所解紛塾 将平鍛刀場 (@toukensinobukai) 2025年4月19日
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