お金と信頼の原点 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

あけましておめでとうございます。

令和に入っての初めてのお正月でしたが、みなさんいかがお過ごしでしたか?

 

さて、先日改めて 「お金=信頼」 という原点に還る出来事がありました。

 

先日、東京北区にある『お札と切手の博物館』に行ってきました。

国立印刷局が運営している博物館なのですが、これが意外と面白かったのでご紹介しますね。

 

ここは「印刷局」が運営しているので「お札」と「切手」に特化した情報だけになります。

私自身、昨年6月に、偶然手に入った古紙幣に関して調べたこともあり、

 ●令和の時代に昭和の時代を想う古紙幣達https://ameblo.jp/kms2/entry-12472090385.html

丁度興味が湧いているところに、この博物館訪問のタイミングでしたので、ワクワクが止まりませんでした。

お札の歴史、偽造防止技術の特殊技法の変遷、世界のお札のデザイン、等が見るだけでなく体験できます。

 

「体験する」という観点から言えば、

キッズマネーステーションの講座一つ、『世界のお金』という講座があります。この講座では、日本のお札のみならず、世界中のお金の偽造防止技術を見つけてみよう、というワークがありますが、そこでは虫眼鏡を使い、色々「お札の不思議」を探したりします。

ここの博物館では、特殊装置であるマイクロスコープ、紫外線照射機、等を使って、普段の日常では確認できないレベルの「隠し文字」まで探す事ができたりします。

様々なデザイン画・すかし(すき入れ)・ホログラム・インクの色・マイクロ文字・手触り、等々。

実際、お札紙面上には、特殊装置がないと見つけられないものも多数あって、かなり楽しかったです。

 

お札製造工程の模型などもあって、どのタイミングで印刷や透かしなどを入れたりするのかも目にすることができ、製造段階で、もの凄く計算され、精巧に製造されているという事が感じられます。

 

また、模型だけで満足できない方は、是非、実際の印刷工程を観に行きましょう。

 ●工場見学(予約制) https://www.npb.go.jp/ja/event/kengaku/tokyo.html

 

 

この博物館施設の隣にある工場で20分ほど実際工程を目にすることができるんですね。実はこのブログ配信の翌週、予約をとっているので見に行くことが出来るのでとても楽しみなんです。

現時点ではお札の寿命は、一万円札は4~5年、五千円札と千円札は使用頻度が高い為1~2年程度とされているそう。

 

聞けば毎週30億円ぐらい刷られているんですって。すご~い!

 

しかしながら、昨年に引き続きこれからも電子マネー利用することを奨励されていくはずですので、お札達の寿命も延びるんだろうなぁ~、と、想像してしまいました。

 

とはいえ、1枚のお札に技術の数々が鏤められていて、簡単に偽造はできない。ここはこれからも変わらない。

 

これが信頼につながるんだなぁ、ということで、

「お金=信頼」 という原点に還ったカオリンでした。

 

今年も皆様にとって、実りある一年になりますように...。