令和の時代に昭和を想う古紙幣達 | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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こんにちは。

一週目担当のカオリンです。

 

新紙幣デザインが変わる、などとニュース等で耳に入ってきますが、私なんかは電子マネーばかり使っているので、別に新元号になったからと言ってデザイン変えなくてもいい派。

 

電子マネーって、スピード感も違うし管理も便利。とにかく楽なのよね。

 

でも、ここ最近そんな思いを覆す出来事がありました。

お金のキャラクター(紙幣)

 

叔父が生前保管していた古紙幣がみつかり、

「ちょとちょっと、もしかしたらすごい価値があったりして?!」

なーんてドキドキしながら、ネットで調べてみましたが、

 

古紙幣の中でも昭和20年前後に発行されたものが殆どで、

また、保存状態が良くなかった為、

残念ながらお宝ではなかったようです。

 

「価値が大してない」

と判明したとたん、一気に紙切れにしか見えなくなり、

「なんかおもちゃ紙幣にみえてきた....。どーせなら

もっといいものとっておいてよー。」

と、ブツクサ言いながらお札達と向き合う事数十分.....、

 

 

「でもなんか違いがあるのかな...。この頃って戦中だよなぁ..。」

その時代の情報に少しでも感じ触れたく思い、じーっとお札を見たり触ったり..。

 

時代的にも一番困窮している時代。

かろうじて「ニツホン」とシークレットマークはちりばめられているものの、

「透かし」もなく、紙も藁半紙まではいかないにしても粗悪。

 

それでも戦時中と戦後では微妙に紙の質もデザインも違い、その時代背景に触れる何かを探すように古紙幣達と向き合ってみる。

 

お札達から伝わってくるものは、時代の真実。実状。

 

その時の日本が目指していたもの。

政治的な混乱。粗悪な紙から見る困窮具合。

そしてお金の信頼度合い。

 

戦時中は「八紘一宇塔」や「靖国神社」など、

軍人や天下・全世界を一つの家に見立てる、みたいな意味合いがあり。

まさにその時代の日本を象徴しているもの。

 

ビックリしたのが、軍用手帳と一緒に、

お札のデザインも印刷も、かの有名な凸版印刷株式会社

という民間企業に委託されたそう。

 

「えー、いくら印刷物が多いからって、雑過ぎない?

信頼度落ちない?」

 

案の定、民間で印刷にかけられたお札は、その後、偽造紙幣が多発したらしく、

「あったりまえじゃん!」

とお札達にツッコミをいれてしまいました。

 

 

ほかにも、終戦後のお札で一つだけデザインに違和感をもったのが拾円(10円)紙幣。

 

調べてみると、「A号券」といわれる紙幣デザインは「米国」の文字に見える事から「GHQの陰謀説」が浮上し、国会でも揉めた、というエピソードが。

えーこのダサいデザインが陰謀?!

いや、きっと当時は So, Coooool!だったに違いない。うん。

 

まさに「お金」は時代の歴史。切っても切れない歴史。

 

そんな令和の今、形のない電子マネーの方が、便宜上使いやすく、なによりスピード時代の今のスタイルにあっている。

 

だけど、今回の出来事で、『手に触れる』だけで80年前の時代を感じる事ができるというモノの大きな威力も再確認。

 

電子マネー「だけ」の面白みのない世の中にはならないでほしいな...と思いました。

 

では、また次回。

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※「夏イベント@新橋虎ノ門」(詳細未定)で今回の古紙幣閲覧用に会場にお持ちします。

是非夏イベントに遊びに来てくださいね!