1時間働いたら「もらえるお金」、その金額はお仕事の内容によって違う | めざせ!FP3級!~女性FPのお金の花道~

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すべての方々に、FP3級程度のマネーリテラシーを普及できたら…
キッズ・マネー・ステーションの女性ファイナンシャルプランナーたちが
さまざまなお金の知識をご紹介いたします。

お金教育第2週担当、内村しづ子です。


先月の記事の続きです。

「1時間働いたら、いくらもらえるの?」


*****


母(私): 「同じように1時間働いても、仕事の内容によってはもらえるお金が違うよ」


長男: 「えー!そうなの?」



近所のコンビニでパート募集の張り紙がありました。


母: 「コンビニのレジで1時間働いたら、800円もらえるんだね。」


長男: 「1000円って書いてあるのは、あれは何?」


母: 「あれは夜の時間帯だよ。夜はみんな寝たいから、働きたくないよね。だから昼間より高くしないと誰も働いてくれないんだよ。」


長男: 「そっかー、僕は夜は寝たいな・・・」




また他の日、通学途中で転んだ長男、病院と薬局にいきました。その薬局にもパート募集の張り紙が!


長男: 「お母さん、ここは1時間働いたら2500円もらえるみたいだよビックリマーク


母: 「本当だね。でもよく見て、薬剤師ってかいてあるでしょう?」


長男: 「薬剤師ってなに?特別な人なの?」


母: 「患者さんに渡す、お薬を作る人なの。誰でもできるお仕事ではないからね。薬剤師という免許をとるための勉強をしてきて、試験に合格した人ができる仕事だよ。お医者さんも同じだね。専門のお仕事。」




長男: 「お金はたくさんももらえるけど、なんだか勉強とか大変そう~!!」


母: 「そうだね(笑) でも専門の勉強が必要なお仕事は、1時間働いた時もらるお金も高い場合が多いかな」


長男: 「そうなんだー!僕は何になろうかな?迷うな~」


*****


お仕事と一括りで言っても、その内容は実に様々。現在ある職業も、今の子供たちが大人になる頃には大分変化していくと言われてますね。


だからこそ、「お仕事」「職業」について親子で話す習慣は、続けていきたいなと思っています。


みなさんも、難しく考えずに身近なことから話してみてくださいね!