探偵なふたり <탐정:더 비기닝> | 韓国映画ひくほどLOVE ~時々ぴょんて

<コメディー・刑事> 

  監督:キム・ジョンフン

  出演:クォン・サンウ、ソン・ドンイル



それなりに楽しめました。


クォン・サンウさんもソン・ドンイルさんも可愛らしい感じで。良いのですが。内容と言うか、事件がちょっと複雑で。

ん?誰がどうなった?的な。途中、「?」が渦巻く私の脳内。


そう言うのって微妙かも。

上手くいけば、単純なコメディーに重めの内容をプラス出来て有効。でも、大概の場合はただ邪魔なだけ。


個人的な好みで言えば、複雑な謎解きとコメディーは合致しない気がするわ。

相関や時系列を整理しているうちに、笑どころを逃す、みたいな。


この作品に限って言えば、さすがサンウさん。彼が出ているだけで8割は許せる。

いくつになっても可愛らしく。憎めないその風貌と仕草。

特に今回はパパさん役で。実生活でもパパである彼ならではの。手馴れた様子はとても微笑ましかったわ。


けど。

サンウさんはやっぱりラブストーリーだわ、と。改めて思っちゃった。あの風貌・・・ハンサム過ぎないとこがね。いいのよ。


グッドルッキング過ぎる男性って、余りにも非現実的でしょ?

勿論、それはそれでいいの。鑑賞物として。うっとりと見る楽しみはある。見ているだけで幸せになれる。本当に貴重な存在ですもん。

でも。

感情移入がし難くなる時もあるのよ。王子様過ぎて。ソン・スンホンさんなんて、(新作を飛行機で観たのだが)公務員とか、いわゆる「普通の男性」をやってると実に不自然。


その点、サンウさんは親近感満載だから。

ドラマでも映画でも、感情移入が容易、という訳です。

なので。

ラブストーリーで彼が微笑むと、こちらの顔も自然とほころび。彼がボロボロ泣くと、一緒になってこっちも泣いてしまう。

そんなところもサンウさんの魅力の一つではないかと。私は思っております。


映画館にもたくさんファンの方々がいらっしゃっておりました。


平日なのに、いつもとは大違い。『王の涙 ~イ・サンの決断 』の時を思い出したわ。ファンミか!って突っ込みたくなるくらい、テンション高めの皆様。

映画館であのオシャベリはいかがなものか、と。いつも思ってしまいますが。


大好きなスターさんを楽しみに来ていらっしゃるのは理解出来ます。ただ、「いち作品」として、映画を楽しみに来ている人間もいるので。オシャベリは止めてね。お願い。


そうだ。

パク・ヘジュンさんが出てましたわ。『ミセン ~未生』で初めて見た方。と思ってたら、彼の出演作、かなり観ていた。びっくり。

ゲノムハザード ~ある天才科学者の5日間 』とか、『ファイ ~悪魔に育てられた少年 』とか。

ちょっとばかり存在感が薄かったみたい。

でも。今回でしっかり覚えましたので。今後はチェック出来ると思いますわ。


あと。

今回もしっかりとあります。特出。いつものドンソクおじさん。じゃない(笑。

『ミセン ~未生』の最後も相当インパクトがあって。笑えたけど。こちらもかなり面白かった。お楽しみに。