過去エピソード、恐怖の野菜アイス。 | イトリエのひとりごと。

イトリエのひとりごと。

自己否定からの脱出。

また、再びお菓子作り熱が上がっています。。。

 

 


私はいったい、何がしたいんだろう?

と、思いながらも、

ついついお菓子を作ってしまう。






どーも、かわもとのりこです。

 

 


↑玄米粉のチョコバナナシフォン、おいしい♪







よく、

「おやつを手作りするなんて、

かわもと家の子供は幸せだね~!」

「いいな~!」

と言われますが、



ぜーーーんぜん、

そうとは言い切れません。

 

 



うちの子供たちは、

基本、私の作るお菓子に興味はないので、

毎回、反応は、ほぼありません(笑)

 

 


私は食べるのも作るのも好きなんですが、

他の家族は、そうでもない。

 

 

長男はつまみ系が好きだし、

三男は、私の好きじゃない生クリーム系が好き。

 

かろうじて次男は甘い物全般好きですが、

おいしく食べられれば良い、というかんじ。

 



 /

みなさま、食に無頓着~。

 \

 


だから、今は本当、

自分が楽しいから、純粋に作る、というだけ。

 

 

 

ですが!!!

 

 




今でこそ、

お菓子作りをただ楽しんでいるけど、

昔は、意気込んで作ってた頃もありました。

妙な念力飛ばして(笑)

 

 

 

長男が1~2才の小さかった時、

私が、ガッチガチの頑張り教の信者だったころ。

 

 

「子供のために!!」

「おやつでも野菜を摂らせたい!!」

「栄養士の子供が栄養偏ってどうする!!」

 

 

と、野菜を食べない長男に、

 

レタスをシャーベットにしたり、

トマトでゼリーを作ったり。。

(どれも、全然おいしくなかったゲローゲローゲロー

 

 


で、作った物を出して、食べない長男に、

「せっかくあなたのために作ったのに!」

 

と、怒る私。。。

(まずいから食べなくて当然なのに、

もはや作り手の、まことに勝手な意地)

 

 

 



いやーマジで、

いらん世話やいてました!!

 



 

いらんかったなと思います、

「あなたのために」

って。

 

だってそれって、突き詰めて考えると、

結局自分のためなんですもん。

 

 

 

 

野菜を食べなくて困るのは、子供?



いや、実は私。

 


「栄養が偏る」とか、

「発達が遅れる」とか、

 

色々理由はある。

 

けど、そのどれをとっても、

私が怖かったから、食べて欲しかっただけ。

 

 

野菜を食べないと、子供が大きくなりそうになくて、

私が不安だから、食べて欲しかった。

 

野菜を食べないと、将来体を壊してしまいそうで、

私が不安だから、食べて欲しかった。

 

野菜を食べないと、「栄養士なのにちゃんとしてない」

と言われるのが怖くて、食べて欲しかった。

 

 

 

理由は全部、自分のため。

 

 

 

 

一度、「あなたのためよ」と子供に向けて言ったときに、

考えてみて欲しい。

 

 

 

本当の本当は、誰のため??

 

それをやらなかったら、だれが困るの??

 

本当に、子供が困るの??

 

本当に??

 

 

 

 

「あなたのために言ってる」

「あなたのためにやってる」

 

 

この言葉で、窮屈になる子供、

親を信頼しなくなる子供、

家庭に居場所を感じられなくなる子供は

確実に増える。

 

 

まずは、子供に信頼される親でありたいと思う、

今日このごろです。

 

 

 


Q.子供のために、と思っていることはなんですか?

 それをやらなくて、本当に困るのは誰ですか?