犬のしつけアイテム「クリッカー」 -2ページ目

犬のしつけアイテム「クリッカー」

犬のしつけの際によく用いられるアイテムに「クリッカー」というしつけ用品があります。
これは、音を鳴らして犬をしつけるアイテムで、同じ音による合図が犬にとっても覚えやすいため、盲導犬や警察犬の訓練でもよく用いられている人気のしつけアイテムです。

「こどもの国ムシムシランド」(福島県田村市)内のカブトムシ自然観察園が14日、2年ぶりに開園した。約千匹のカブトムシを園内に放すイベントが行われ、カブトムシを手に取った子どもたちが笑顔を見せた。

自然観察園は昨年、東京電力福島第1原発事故で緊急時避難準備区域に指定されたことを受けて休園。同区域指定が解除された後、職員やボランティアらが園内などを除染し、夏休み前の再開にこぎ着けた。

子どもたちがカブトムシを手で触るため、幼虫の放射線検査を行い、放射性物質に汚染されていない餌を取り寄せるなど、安全性の確保に気を配った。

来園した田村市常葉町の小学4年生、菅野将登君(9)は、カブトムシを手に「戦わせたりするのが面白い」とはしゃいでいた。

園を運営する田村市常葉振興公社の吉田吉徳総括部長は「(楽しそうな)子どもたちの表情が戻って一安心」と再開を喜んでいた。

出典:日本経済新聞
伊是名中学校(金城一宏校長)は1日、伊是名島の隣にある無人島、屋那覇島に全校生徒で渡り、漁で穫れた海の幸を調理するなど自給自足を経験する伝統行事「自然体験学習」を3年ぶりに実施した。過去2年は天候に恵まれず、実施を見送った。3年生にとっては最初で最後の自然体験学習となった。

地域の住民や保護者の協力で、浅瀬に魚を追い込む島伝統のワーダ漁、磯釣り、潮干狩りなど、それぞれの班に分かれ自然を体感。各班は収穫した獲物に合わせて、さまざまな調理の仕方で料理を経験した。真っ黒に日焼けした生徒たちは、力を合わせて作った料理をおいしそうに食べていた。

金城校長は地域住民や保護者に感謝し、「この経験を学校生活に生かしてほしい」と話した。

出典:琉球新報
鴨川市の水族館「鴨川シーワールド」の飼育員による出前講座「ウミガメの移動教室」が13日、佐倉市立臼井小学校(杉本勉校長、児童375人)で開かれた。受講した3年生48人はウミガメの生態について教わったり子ガメを間近に観察しながら、自然保護の大切さを学んだ。

同水族館前の海岸はアカウミガメの産卵場所で、職員はふ化に適さない場所に産卵された卵の保護と子ガメの放流を続けている。出前講座はウミガメの生態を学び県内の自然環境を知ってもらおうと、県内の幼稚園、小中学校などを対象に今年4月からスタート。

この日は講師役の飼育員の藤井有希さん(26)ら職員4人が来校。産卵や生まれた子ガメが砂の中から出て“海への旅立ち”を記録した写真、映像を交え生態を分かりやすく紹介。その特徴がクイズで出題されると、児童が積極的に手を挙げ回答する姿が見られた。

出典:千葉日報
広島県大崎上島町は大崎上島沖の生野島にある休業中の町営「自然休養村」をホテル再生を手掛けるアールアイエヌジー(東京)に売却する。同社は豊かな自然環境に着目し、十分な集客能力があると判断。現有施設を5千万~6千万円を投じて改装、来春にも開業したいとしている。

休養村は海岸近くにあり、6・6ヘクタールに5人用と10人用のキャビン計10棟、管理センターやテニスコート、農園を備える。旧東野町が整備し、1983年から夏季限定で営業。2003年に旧東野町を含む3町が合併して発足した大崎上島町が引き継いだ。

同町によると、1998年まで2千人台だった利用者は、99年以降は千人台で推移。2006年887人、07年602人まで落ち込んだ。一方で施設の補修費もかさみ、年間400万円近くの赤字が出るため、町は08年に休業に踏み切った。

アール社は、広島空港(三原市)から車と船で1時間余り▽海水浴やマリンレジャー、自然体験学習が可能▽魚介や新鮮な野菜が豊富―などの点に着目。外国人や首都圏からの観光客をターゲットにした「エコリゾート」構想を温めている。竹原市と島を結ぶ4、5人乗りの専用船運航も検討している。

安達精治社長は「日本や地方のよさを感じてもらえる施設にしたい」としている。

出典:中国新聞
富山市の動物園「富山市ファミリーパーク」で、国の特別天然記念物ニホンライチョウの近縁亜種の「スバールバルライチョウ」のひながふ化したことが13日、分かった。自然繁殖によるふ化は全国で初めて。

同パークによると、12日午前8時半ごろ、飼育員がひなが生まれているのに気付いた。体長は10センチほどで、これまでに8羽のふ化が確認できたという。

同パークでは昨年7月、途中で一度、人工的に卵を温めた後、親鳥が卵を抱えて温める抱卵によりひな2羽がふ化しており、完全な自然繁殖まであと一歩に迫っていた。

出典:佐賀新聞
富山市ファミリーパークは13日、国内で初めてスバールバルライチョウの自然ふ化に 成功したと発表した。北極圏に生息するスバールバルライチョウは、国天然記念物ニホン ライチョウの近縁種で、全国5カ所で繁殖に取り組んでいる。

12日にふ化が始まり、13日までに計8羽が誕生した。ひなは体長約10センチ、体 重約15グラム。親鳥が抱卵していた11個のうち3個は親鳥が抱卵をやめ、無精卵か調 べている。

富山市ファミリーパークは自然繁殖の成功にはふ化後も一定の成長が必要とした上で、 山本茂行園長は「自然繁殖が一番いい形なので、その道を切り開けたのは非常にうれしい 。しっかり見守っていきたい」と話した。

同パークは2010年にスバールバルライチョウの飼育を開始。上野動物園(東京)や いしかわ動物園(能美市)などと連携して研究している。

出典:北國新聞
ラムサール登録を報告/副知事「沖縄の誇り」と喜び

下地敏彦市長は13日、県庁で上原良幸副知事に、与那覇湾の「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(ラムサール条約)湿地登録認定証を7日に、ルーマニアで受与されたと報告した。県内では5カ所目になる。

上原副知事は「立派なものです。沖縄の誇りです。先行する環境モデル都市としてますます勢いが付く」と述べた。

下地市長は「与那覇湾は野鳥の種類も多く、自然環境も良好であることが世界的に認知された。宮古島全体の良さが、世界にアピールできた」と認定の喜びを述べ「自然界や生態系の多様性を守り、ひいては地球環境の保全に繋げるという思想を醸成したい」と話した。

ラムサール条約湿地登録認定証はルーマニアのブカレストで6~13日まで開催されたラムサール条約締約国会議(COP11)の会期中に同条約事務局から関係自治体に授与された。

報告後、下地市長は記者団に「与那覇湾は地元の人たちが利用して、海の糧を得ていた。魚の産卵場、稚魚の育成の場所でもあり、海の生き物の保育所。今後も大切に守っていきたい」と述べた。

与那覇湾は2011年11月1日に、総面積1366㌶が国の鳥獣保護区に指定された。この区域内の水面域699㌶と林野1㌶、その他4㌶の計704㌶が特別保護地区に指定され、この特別保護地区がラムサール条約に登録された。


ラムサール条約

1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」で「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択された。開催地にちなみ「ラムサール条約」と呼ばれる。日本は年に締約国になった。

出典:宮古毎日新聞
富山市古沢の市ファミリーパークは13日、ノルウェー産のスバールバルライチョウの親鳥が温めた卵から計8羽のひなが孵化(ふか)したと発表した。孵卵器を使わない「自然繁殖」の成功は国内初。関係者は、国の特別天然記念物で絶滅が危惧されているニホンライチョウの繁殖・飼育技術の確立に向け、大きな前進だと歓迎している。

同パークによると、先月19日までに、1歳10か月のメスが計18個の卵を産んだ。うち9個は人工繁殖のため孵卵器に移動。残る9個と新たに産んだ2個の計11個を、展示室内で親鳥が抱卵していた。12日に3羽、13日に5羽が孵化し、体長約10センチ、体重約15グラムのひなは親鳥の周りをちょこちょこと元気に走り回っている。

スバールバルライチョウは、環境省のレッドリストで絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大している)に指定されているニホンライチョウと同種だが、やや生態が異なる「亜種」に分類される。ニホンライチョウの保全につなげようと、同パークや上野動物園(東京都)など6施設がスバールバルライチョウの共同研究に取り組んでいる。

同パークでは2010年に飼育を開始。ノルウェーのトロムソ大学から108個の卵を譲り受けたが、昨年は親鳥が抱卵せず自然繁殖に失敗した。今回は展示室内の温度を約20度に保ち、夜も照明をつけて高緯度にあるノルウェーの夏の日照時間に可能な限り近づけ、ライチョウの繁殖活動を促した。山本茂行園長(61)は「希少動物をいかに保護して野生に戻すのかも動物園の役割。親鳥が育てるのが『王道』であり今回の孵化は大きな前進」と喜ぶ。

県自然保護課によると、立山・室堂地域のニホンライチョウの推定個体数は11年が284羽で、1972年調査(267羽)とほぼ同じ。だが、同パークによると、以前は約3000羽だった全国の個体数が約2000羽にまで減ったとの調査結果がある。地球温暖化で高山帯に別の動物が進出したことが影響したとみられるという。

同パークでは今後、自然繁殖と孵卵器のケースを比較し、孵化率や生存率の違いなどを調べる。山本園長は「生きるノウハウを親から直接学ぶことが、ひなにどんな影響を及ぼすのか。今回の成功でニホンライチョウ保全の可能性も広がった」と話す。ただ、孵化したひなは病死する危険がある。昨年人工孵化した2羽が餌をうまく食べられず衰弱死した。同パークの担当者は「自然繁殖への挑戦例は過去になく、この時期を手探りで乗り越えなければ」と気を引き締めている。

出典:読売新聞
どろんこ遊び、園児ら笑顔

国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」の登録地に選ばれた敦賀市の中池見湿地で12日、鯖江市の保育園児らが生き物の観察やどろんこ遊びなどをして、自然と親しんだ。県や敦賀市は、中池見湿地を自然環境学習の場所や観光資源として活用を検討しており、今後も同様の取り組みが増えることが期待される。

参加したのは、鯖江市の私立新横江保育園の園児36人。水源地の山林でサワガニやトンボの幼虫であるヤゴなどを捕まえたり、観察するなどした。

また、湿地に入り、泥だらけになりながらも、メダカやカエルなどを追いかけていた。定政拓実くん(5)は、「カニは1匹しかとれなかったけど、ヤゴも捕まえられた。楽しかったし、また来たい」と笑顔をみせた。

同保育園では約20年前から中池見湿地での自然環境合宿を行っており、菅原淳子園長は「自然と親しんでほしくて続けている。卒園時には湿地での合宿が一番楽しかったという子も多い」と語った。

指導したNPO法人「ウエットランド中池見」の笹木智恵子理事長は「自然というものは私たちが教えるのではなく、体感するもの。感受性が豊かな子供らにはぜひ、楽しんで体で覚えてほしい」と話した。

中池見湿地は、周辺の山林も含め広さ87ヘクタール。雨水や湧き水を水源として、絶滅危惧種を含む2千種類以上の動植物が生息している。

出典:MSN産経ニュース
札幌・盤渓の自然農園「コバヴィレッジ」(札幌市中央区盤渓)に7月8日、ドッグランとキャンプ場が開設された。

同施設は、4年前から営業停止している「コバワールドスキー場」の土地を利用して今年6月1日に開業。「レジャーパーク型自然農園」をコンセプトに、16万坪の敷地内に市民農園、施設内で収穫した農産物やハーブなどを使った道産食材を提供するレストランやベーカリー、バーベキューなどのアクティビティを行うことができるクラブハウスを設けるなどして全面リニューアルした。

ドッグランは、約2700坪の札幌市内最大の敷地面積で会員専用のコート2面、ビジター専用のコート3面を設け、年間を通して利用できる。利用料は、会員=500円~、ビジター=1,000円~。

キャンプ場は、テント約100 張分の面積で、犬連れ可能なキャンプエリア(利用料500円~)を設ける。テントの貸し出しも行う。

「札幌市内はドッグランをできる場所、犬を同伴できるキャンプ場が年々少なくなっているので利用客も多い」と同施設広報担当の田中さん。「市内だが自然を満喫できるスポットなので気軽に足を運んでいただければ」とも。

営業時間は、ドッグラン=9時~19時、キャンプエリア=10時~。キャンプエリアの利用期間は10月中旬まで。

出典:札幌経済新聞