生野島自然休養村を売却へ | 犬のしつけアイテム「クリッカー」

犬のしつけアイテム「クリッカー」

犬のしつけの際によく用いられるアイテムに「クリッカー」というしつけ用品があります。
これは、音を鳴らして犬をしつけるアイテムで、同じ音による合図が犬にとっても覚えやすいため、盲導犬や警察犬の訓練でもよく用いられている人気のしつけアイテムです。

広島県大崎上島町は大崎上島沖の生野島にある休業中の町営「自然休養村」をホテル再生を手掛けるアールアイエヌジー(東京)に売却する。同社は豊かな自然環境に着目し、十分な集客能力があると判断。現有施設を5千万~6千万円を投じて改装、来春にも開業したいとしている。

休養村は海岸近くにあり、6・6ヘクタールに5人用と10人用のキャビン計10棟、管理センターやテニスコート、農園を備える。旧東野町が整備し、1983年から夏季限定で営業。2003年に旧東野町を含む3町が合併して発足した大崎上島町が引き継いだ。

同町によると、1998年まで2千人台だった利用者は、99年以降は千人台で推移。2006年887人、07年602人まで落ち込んだ。一方で施設の補修費もかさみ、年間400万円近くの赤字が出るため、町は08年に休業に踏み切った。

アール社は、広島空港(三原市)から車と船で1時間余り▽海水浴やマリンレジャー、自然体験学習が可能▽魚介や新鮮な野菜が豊富―などの点に着目。外国人や首都圏からの観光客をターゲットにした「エコリゾート」構想を温めている。竹原市と島を結ぶ4、5人乗りの専用船運航も検討している。

安達精治社長は「日本や地方のよさを感じてもらえる施設にしたい」としている。

出典:中国新聞