前回のブログで説明した、高度計と高度についての和訳を、ざっくりですがしていきたいと思います。
An altimeter is an instrument used to measure height (altitude) by responding to atmospheric pressure changes.
上記の意味は簡単に言うと、高度計とは、大気圧の変化の値を計器に表したものです。
ということで、高度計を説明しています。
下の図で、高度計は、針の太さで100ft、1,000ft、10,000ftと表されるので覚えておきましょう。
↓See Figure 01
下の図は、色々な高度のタイプをイラスト化したものです。
例えば、Absolute altitudeは、terrainからの高さ。
※terrainとは、地形のことで気象のところでもよく出てくる単語なので覚えておきましょう。発音は、汽車の「トレイン」によく似ています^^
そして、True altitudeは、海面からの高さ。
Pressure altitudeは、Standard Datum Planeという基準面からの高さ。
となります。
See Figure02↓
◆ Indicated altitude↓
the altitude read on the altimeter after it is set to the current local altimeter setting.
計器高度のことで、
その場所の高度計にQNH値をセットした時に指示される高度を表す。
◆ Absolute altitude↓
the height above the surface.
絶対高度のことで、
直下の地表からの実際の高度を表す。
◆ True altitude↓
the true height above Mean Sea Level (MSL) normally measured in feet.
真高度のことで、
海面(MSL)からの実際の高度 で、通常feetで表す。
◆ Pressure altitude↓
the altitude that is indicated whenever the altimeter setting dial (Kohlsman window) is adjusted to 29.92. This is the Standard Datum Plane; a theoretical level where air pressure is equal to 29.92 inches of mercury (in. Hg). The Standard Datum Plane may be above, at, or below sea level.
気圧高度のことで、
高度計を標準気圧面29.92＂にセットした時に指示される高度(QNE) のこと。
上記のイラストにもあるように、Standard Datum Planeからの高さのことで、この基準面は海面より高い時もあるし、低い時もある。
最後のDensity altitudeは、一番よく聞かれる部分なので、またの機会に詳しく説明しましょう。
では、今日はこのくらいにしておきましょう。
それではまた。
※引用文献・・・FAA Pilot’s handbook & ASA testprep
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