「海賊船」から広がったストーリーですが、とうとう最終回です。
▼起
▼承
▼転
そして【結】です。
ギリアム(ウィル)… 怪盗シルキッド没落した富豪の長男
アリーシャ(アリス)… ウィルの妹生き別れた兄に見つけてもらうためアイドルをしている
ノア(ノディ)…ウィルの親友元はギリアム兄妹の家の執事見習い誰に陥れられたのか探っている
「要するに、今回頭蓋骨で見つかった眼帯の弁護士に父上は騙されて、さらに弁護士は海賊たちと仲間割れしたということなんだな?」
「旦那様は、追い込まれた後に、きづいたのだと思います」
「逃れることは出来なかったのね…」
「最後のヒントは、コンパスと鍵」
3人は地図を頼りに島の奥までやってきたのだった。
「このコンパスが示す方向はこっちだ」
コンパスの針が急にぐるぐると動き出した。
『よくここまでたどり着いたな』
「父上の声⁈」
『いかにも、お前たちの父だ』
「お父様?」
『最後の魔法を使いここに残留思念を刻んでおいた…どうすることも出来ず、敵の手に落ちて、お前たちには苦労をかけたと思う…すまない』
『さあ、先に進むが良い』
ゴゴゴゴゴ・・
岩戸が開いた。
「すごい!財宝が…」
『我が家に伝わる宝の数々と、敵の手には絶対に渡したくないこの島や宝石の鉱山などの権利書。それに我が一族だけが使える魔法の書など、この先何代も困らないだけのものがあるはずだ…』
『アリー…その鍵を奥まで持って来てごらん』
「お父様、これね?」
「お兄さまとわたしが描いた絵⁇」
『そうだ。1番の宝はお前たちだ。最後まで守れずすまない…。兄妹仲良く幸せに暮らして欲しい。父さんも母さんもずっと見守っているからな…』
「父上!」「お父様‼︎」
残留思念は消えてしまった。
把握しきれない、使いきれないほどの財宝を残して…。
こうしてこの冒険も幕を閉じたのである。
「ううっ、本当に良かった!」
「色々ありがとう、ノア」
「これからもよろしく」
「もちろんです!」
-fin-
良かった〜。
無事に終わって。
ウィルとアリスは大金持ちに戻ったようですね。良いな、大金持ち。
今回、リーメントぷちサンプル「Captain&Pirates」をメインに使いました。
セリアの「ミニチュア王冠と杖」も買っていたのですが、出番がなく…
少し飾っただけ。
【大きさ比べ】
▼左リーメント、右セリア
▲ウィル…セリア、アリス…リーメント
あとガチャガチャの「浪漫幻鳥」カラフルなのをたんじろうさんのブログで見て欲しかったのですが、ブロンズ(青銅翼鳥)でした。残念…。お披露目する機会が無くて、手に入れたのはかなり前です。
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、また。
▼海賊船のリメイク
▼ストーリーをはじめから
▼背景で使用した遺跡
▼財宝の部屋