ひたすら我慢して我慢して、環境が変わるのをひたすら待っていませんか？

中小企業診断士25年、銀行業務32年の経験を持つ心理セラピスト中澤です

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【ひたすら我慢して我慢して、環境が変わるのをひたすら待っていませんか？】

 さて、今日は「犠牲者意識」からの脱出について
お伝えして行こうと思います。

「犠牲者意識」もまた、
お金の流れを止めるとともに
持っていると、人生そのものに
幸福感を感じることが難しくなってきます。

よく聞くのが
あの人実家が商売しているから起業して上手くいったんだ
あの人はイケメン(美人)だから得してる

ご本人は事実を述べてるつもりでも
深層心理に犠牲者意識が潜んでいます。


心理セラピーの現場でのお話をすると
心理ワークを始める時点では
多くの方が犠牲者の立場にいます。

今、こんなことで辛いんです。

あるいは
すぐにカッとなって周りに当たり散らすのをやめたいんです。


こんなお話をされる時

私はこれまで大変辛い目にあってきた
だからカッとなってしまうのも仕方ないんだ

と思われて

自分を「かわいそうな立場」に置かれていることがほとんどです。

そして、ご自分では全く気づいておられません。

人はみな、
今、目の前で起きていることに

幼い頃に経験して
信じ込んだこと、心に決めたこと
その時に我慢して抑え込んだ気持ち

を投影して見ているんですが

自分では気がつかないんです。
無意識にやっていますから。


そして、この
「我慢している状態」
「我慢させられている状態」が
犠牲者意識を生んでいるんです。

誰に我慢させられているかというと

お父さん、お母さん
周囲の大人たち
自分より力のある周囲の人
(学童期には上級生、友人)
なんですね。


そして、相手がお父さん、お母さんの場合

多くの人が、お父さん、お母さんが
いつか変わってくれるかも

自分が我慢していれば
相手が変わって
自分のして欲しいことをしてくれるのではないか？

と期待しています。


つまり、ひたすら我慢して
周りの状況がいつか変わってくれることを
「待つ戦略」を使っていることになります。

幼い頃には
経験も少ないし
力も弱いですから

それしか方法がなかったり
時には上手くいったこともあるでしょう。

でも、大人になった今は
その戦略を採る必要はありません。

まずは自分の言葉、発想をよく観察してみましょう

自分の人生は自分で切り開くべきものなのに

景気が良くないから
政治が〇〇だから
コロナが〇〇だから

周囲の環境のせいにばかりしていませんか？

我慢して、環境が変わるのをひたすら待っていませんか？

もちろん、辛抱、我慢が必要な時もあります。

ただ、今、その戦略を採ることが本当に正しいのか？

自分の内面をみながら考えてみましょうね。

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