国連・憲法問題研究会ブログ -26ページ目

≪講演会≫密約の闇をあばく 日米地位協定と米兵犯罪

≪講演会≫

密約の闇をあばく
~日米地位協定と米兵犯罪


●講師
吉田敏浩さん
(ジャーナリスト、『密約~日米地位協定と米兵犯罪』著者)


●日時
9月13日(月)午後6時半~9時


●会場
文京シビックセンター5階A会議室

東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分○都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」徒歩1分○都営バス「春日駅前」徒歩0分○JR総武線「水道橋駅」徒歩8分
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
http://www.b-civichall.com/access/main.html

●参加費  800円(会員500円)


【主催】国連・憲法問題研究会
連絡先 東京都千代田区富士見1-3-1 上田ビル210工人社気付
TEL03-3264-4195 FAX03-3239-4409
http://ameblo.jp/kkmk-blog
URL http://www.winterpalace.net/kkmk/
kkmk@winterpalace.net

◆3月、民主党政権は日米安保に関する4つの密約ついての調査結果を公表しました。これによって、長年政府が存在を否定してきた核持込、沖縄返還などに関する裏取引の一端が明らかになり、国民にウソをつき続けてきたことがあきらかになりました。
 政府・外務省は、この密約調査を「政権交代の成果」とし、これによって密約問題を幕引きしようとしています。そして、5月には名護市辺野古に新基地を建設する方針が日米間で、改めて合意されました。
 しかし、日米安保に関連しての日米間の密約は、これにとどまるものではありません。日米地位協定に関する密約に関して、政府は解明に着手しようとしていません。日本で犯罪を犯した米兵が基地に逃げ込み、米本国に逃げ帰る。日本側に身柄が引き渡されない。日本での裁判が行われない。これら無法行為が相次ぐ米兵の事件、事故の背景には、解明されていない密約群があります。
 9月の講演会では、密約問題を追及してきたジャーナリストの吉田敏浩さんに講演してもらいます。


●講師プロフィール

(吉田敏浩) よしだ・としひろ。ジャーナリスト。アジアプレス所属。 ビルマ北部の少数民族の戦い、生活をルポした『森の回廊』(NHK出版)で96年大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。 近年、戦争できる国に変わりつつある日本の状況を取材。 著書に『生と死をめぐる旅へ』(現代書館)『民間人も「戦地」へ』(岩波ブックレット)『ルポ 戦争協力拒否』(岩波新書)、『反空爆の思想』(NHKブックス)『密約~日米地位協定と米兵犯罪』(毎日新聞社)ほか

48集『海兵隊グアム移転と「抑止力」を考える』(山口響)

第48集
『海兵隊グアム移転と「抑止力」を考える』(山口響)

  山口響


10年6月 国連・憲法問題研究会発行


■09年総選挙で「最低でも県外」と約束した鳩山前政権は「抑止力の観点から沖縄に海兵隊が必要だ」と、再び沖縄・辺野古に新米軍基地を建設しヘリ部隊の一部を徳之島に移転する方針を5月末に決定。菅政権も踏襲している。
 だが、海兵隊をはじめとする在日米軍、根拠となる日米安保が私たちにとって必要なのか?2月にグアム調査をした山口響さんがグアムの現状、喧伝される「抑止力」の現実について講演。普天間問題の論文(杉原浩司)も収録。B5版


◎第48集目次

グアム基地建設を日本が支援/マスタープランはまだできていない/手続きへの住民の不満/基地のための土地収用/放射能漏れの危険性/日系企業が造成工事/海兵隊の「抑止力」を考える/米軍が日本を守るのか/海兵隊は役に立たない/少なくとも米本土に撤退できる

○学べよ、学べ!普天間問題 海兵隊撤退と日米安保解消に向けて 杉原浩司
○質疑応答
○資料


◎定価1冊 500円(送料80円)


◎ 購入申し込み
郵便振替[00160-7-48406 工人社]
*通信欄に「講演会報告第48集」と明記してください


  ・ 国連・憲法問題研究会
東京都千代田区富士見1-3-1上田ビル210工人社気付
・℡03-3264-4195/FAX03-3239-4409
URL
http://www.winterpalace.net/kkmk/
kkmk@winterpalace.net <kkmk@winterpalace.net >

6・19もうやめよう!日米安保条約屋内集会・首相官邸申入

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<60年安保闘争から50年>
もうやめよう!日米安保条約
──米国・日本・沖縄の新しい関係をめざして
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●屋内集会

[DVD上映]「どうするアンポ」(PART1)
[講演]浅井基文さん(広島平和研究所所長)
   「日米安保体制の問題点とめざすべき日米関係」
[報告]安次富浩さん(沖縄・ヘリ基地建設反対協議会)
   「沖縄・辺野古の闘いと日米安保」 
[海外ゲスト・グアム]ビクトリア・レオン=ゲレロさん(チャモロ・ネーション)
[基地反対の現場から]岩国、座間、神奈川、横田よりアピール

日時:2010年6月19日(土) 午後1時開場(1時15分開始)~午後5時
   *60年安保条約自然成立から50年目の日
場所:社会文化会館(三宅坂ホール)[東京メトロ「永田町」3番出口]
   (地図 
http://www.syabunkaikan.org/Traffic.html
参加費:1000円(前売り800円)


●国会正門前アピール→首相官邸申入行動(上記の集会終了後の行動です)

 午後5時  社会文化会館前集合
       国会正門前を通って移動
       国会正門前で「安保NO!」「怒」等のプラカードをあげてアピール
 午後5時半 首相官邸前でアピール
 午後6時  申入書提出

主催:2010安保連絡会
東京都千代田区三崎町3-1-18 近江ビル4階 市民のひろば気付
   (FAX)03-5275-5989


 今からちょうど50年前の1960年に、1951年に吉田茂全権大使ただ一人に
よって署名された日米安保条約の改定に際して、多くの人びとが国会議事
堂を取り囲み、「安保反対!」の声をあげました。与党(自民党)は、衆
議院で日米安保条約の改定案を強行採決しましたが、高まる抗議の声の中
で、参議院で審議ができず、結局、6月19日の深夜、改定安保条約は自動
承認というかたちで成立してしまったのです。
 それから50年。日米安保は、国際情勢の変化の中で、平和よりも戦争に
向かってその性格を変化させてきました。安保条約に隠された「密約」の
存在もいくつも暴露されてきました。
 日米安保条約はなくすことが出来ます。
 安保条約それ自体に、「(一方が)終了させる意思を通告する」だけで、
終了させることができると書かれています。
 日米関係は変えられるのです。
 日本を守らない! 世界中での戦争に日本を加担させる! 犯罪・事故・
騒音等で基地周辺住民の命と生活を脅かす! 沖縄に基地を押しつける!
多額の税金(思いやり予算)を米軍に提供する! 憲法と民主主義を踏み
にじる!
 そんな軍事同盟(日米安保条約)ではない、新しい米国・日本・沖縄の
関係へ踏み出す時です。
 もうやめよう! 日米安保条約!──いっしょに声をあげましょう!


【講師紹介】

<浅井基文(あさい もとふみ)さん>
1941年生まれ。1963年東京大学法学部を中退し外務省入省。条約局国際協
定課長、アジア局中国課長、駐英公使などを歴任。1988年東京大学教養学
部教授に就任。1990年日本大学法学部教授。1992年明治学院大学国際学部
教授を務める。2005年4月から広島市立大学広島平和研究所所長に就任。
著書:『平和な世界に生きる(国際社会のルール1)』(旬報社)、
『戦争する国しない国─戦後保守政治と平和憲法の危機』(青木書店)、
『集団的自衛権と日本国憲法』(集英社新書)ほか多数。


<安次富浩(あしとみ ひろし)さん>
1946年生まれ。沖縄県職員となり沖縄県職労などの役員を歴任。82年一坪
反戦地主会設立に参加。97年「ヘリポートいらない名護市民の会」設立に
参加、98年「ヘリ基地建設反対協議会」共同代表となり、辺野古新基地建
設反対闘争の最前線で闘う(ヘリ基地建設反対協議会は、辺野古・命を守
る会とともに、2004年からテントでの座りこみを続けながら、陸上、海上
で阻止行動を展開、ボーリング調査のための杭一本も打たせていない)。
2009年「辺野古・違法アセス訴訟」原告団長。