エアコンの配管が出来上がりましたので、組み付けします。
※途中の写真撮り忘れてしまいました・・・
配管取り付け、ベルト組み付け(ベルトは33コンプレッサーと同じく10mm短いものを使用)
ガスを入れて完成です。
外気温33度、エアコンフルコールドエンジン回転2000rpmにて吹き出し口の温度4.6度でした。
納車は先週末に済みましたが、その後連絡があり
問題なく、快適に効いているとの事です。
初物なのでもうしばらく様子を見ていただく事にしました。
とりあえずは、32のエアコンをR134aに変更する作業は継続して行けそうですので良かったです。
今回、中古のコンプレッサーとブラケットを使用して作業したので価格は12万円位で済みました。
メールでのお問い合わせの内容で一番多いのが価格の件なのですが、
今回のER34仕様の場合、コンプレッサーとブラケットの代金を抜かして10万位で作業が出来ます。
新品部品がコンプレッサー10万円+ブラケット1万円位ですので
全部を新品で作業すると20万超えになってしまいます。。。
お盆開けに34GT-R用のコンプレッサーを使用した作業をします。
そちらも問題なく済めば作業の幅が広がりますし、新品の部品で変更の場合はブラケットを交換する必要が無いので、1万ほど安く済む事になると思います。
一時的にこの作業の予約を停止していました。
とりあえずはまだ部品供給のあるR34用のエアコンコンプレッサーを使ったR134a変更がきちんと出来るのか?を試してみます。
2台だけ受け付けをしまして、実験台になってもらいました。
現在1台は完成です。
今回、GT-R用のコンプレッサーではなくER34用のコンプレッサーを使ってみました。
BNR34の中古部品は、まず見つからないのが現状です。
出来れば価格を抑えて、R134aにしたいので大量に中古部品が出回っているこちらを先に試して見ました。
※R34系はGT-RとGT-R以外では形が違います。
まずは車両からコンプレッサーと配管を取り外します。
全然違います、高圧配管の取り付け口はコンプレッサー横
コンプレッサーの取り付けボルト位置も全然違うので、ブラケットごと交換しないといけません
ブラケットは問題なく付きます
ここまでは問題ありません
高圧配管の取り付けもボディーとのクリアランスは確保されてます
高圧配管に関しては、R33用と同じ程度の加工で済みそうです。
次に低圧配管側
ER34用の配管を取り付けてみます
取り回し的には問題なく付きました。
しかしパイプ取り付けから上に立ち上がっている形状なので、フロント側のタービン入り口に付くパイプに干渉してしまい、まったく取り付け出来ませんでした。
34GT-R用の低圧配管と比べてみます
左がGT-R 右がGT-R以外
GT-R用の方が、ツインターボ用に逃げて出来ているのがわかります。
GT-R用の低圧配管を取り付けてみます
ボルトの取り付け位置が違いますが、コンプレッサーはどちらも取り付け出来るボルト穴が付いていました。
今度はタービンに干渉してしまい、取り付け出来ません。
配管を曲げて逃がしてみましたが、次はボディーに干渉してしまい、こちらもNG
困った・・・
初めての作業の為、どう切って・どう繋げるかのノウハウが無いので現車にて寸法、クリアランスを試し、何度も付けて外してを繰り返し製作していきます。
(ワンオフでマフラーを作るのと同じ感じです。)
しょうがないですが手間が掛かります。
2本共に出来上がりました