お茶どころ静岡生まれ静岡育ちの私は
「お茶」と聞くとこんな風景が浮かびます。
実際、最初の旦那さんの家の周辺はこの景色でした(￣▽￣)
機械摘みでキレイに整った畑。
蒸して揉んで乾燥させて…
新茶の時期になると活気づく
お茶工場の窓から聞こえてくる機械の音。
お茶の収穫は春から夏にかけてのもの
というイメージ。
そして、お茶屋さんやスーパーで
買って飲むもの。
…というのが、もともとの私とお茶＝緑茶の関り。
玉露や抹茶などいいお茶はお稽古やお茶会で飲むもの。
こんにちは。
心屋流カウンセラー 皆みなみです。
風水薬膳茶とメイクレッスンを取り入れて
本当の自分を見つけるお手伝いをしています。
11月10日、風水薬膳 ステップアップセミナーで
三年番茶づくり体験に行ってきました。
詳しくは堀江さんのブログで。
本来お茶は
春から秋に葉を収穫し、翌年春にまた収穫
という1年周期で作られるもの。
三年番茶というのは
3年以上成長した茶樹を刈り取り
葉も茎も丸ごと使用して作るお茶。
陽性でからだを温めてくれる効果が高いそう。
雲ひとつない青空の下、奈良に集合。
バスに揺られて歩いて山奥へ。
健一自然農園の伊川健一さんの案内で
どんどん茂みに入って行きます。
これがお茶の畑。
私が知っている茶畑と違う！
お茶も草もわさわさ伸び放題。
放棄された茶畑を再生しているんだって。
それって、
農薬や肥料が使われていない時間が長いってこと。
このくらいの一枝を刈って、丸ごとお茶にします。
日焼け止め防止のためのキャップでわかりにくいけど、私だよ。
枝にはたくさんの蕾、花、実がついていて
子孫を残そうとするエネルギーがいっぱい。
これが自然な状態なのね。。。
かわいいお茶の花。生きる力。
お茶の実と種。
持ち帰って土に埋めて芽が出るのを待ってみよう。
こちらが伊川健一さん。
お茶にするのは葉と茎なので
花や実は畑で落として土に還します。
急な斜面を登り畑の上へ。
気持ちのいい景色。
堀江薬局のご縁授茶（ごえんさずかりちゃ）の
三年番茶バージョンに使われているものなので
堀江さんもたくさん質問しています。
風水薬膳茶のベースにも加わりますよ♡
みんなそれぞれで刈った枝を持って下山。
場所を移動して、ランチは薬草御膳と薬草茶。
おいしかった～♡
午後の部はお茶づくり。
葉、細い茎、太い茎と分ける、丁寧な作業。
茎はハサミでチョキチョキ細かくカット。
軍手をつけて釜で煎ります。
「おいしくなあれ」と気持ちを込めて。
順番待ち。
熱くて次のひととすぐ交代しちゃいます。
太い茎→細い茎→葉の順番で進み
できあがる直前には太鼓の音で
ワクワクが更にアップ。
この頃になるとすごくモクモクしてくるので
燻製されている気分。。。
さあ、できたよ！
みんなで作ったみんなのお茶。
できあがってすぐのお茶を味見。
とってもやさしい味。
他のグループのものと飲み比べると
少しずつ違ってどれもおいしい。
袋詰めしてお持ち帰り。
お茶ってとっても身近で
どんなふうに作られるかなんて
あんまり考えないから
こんなふうに知ることができると
味わい方が違ってくる気がする。
私が大切にしている『本来の自分』。
そして
『本来の姿』をしたお茶の木から作られたお茶。
このお茶を飲んでいたら本来の自分に
どんどん近づいていけそうだね。
新茶の時期には母親に
「新茶送ってー」ってメールしていたけれど
これからお茶がほしくなったら
健一自然農園さんのものに手を伸ばしそう。
めったにできない体験をすることができて
熱い思いを語る健一先生のステキな言葉を聞けて
とっても貴重な時間でした。
移動中に立ち寄った神社で見た紅葉。キレイ。
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