「先生」のこと | 渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

キャリア理論・ポジティブ心理学・レジリエンス・マインドフルネスをベースに、「あたま・こころ・からだ」のすべてにアプローチ。人の可能性を最大限に開き、未来を創るアクションにつなげます。

七夕ですね。

先日、茶道のお稽古にいきましたら、お菓子が朝顔を模したものでした。

朝顔は、別名「牽牛花」と呼ばれているそうです。彦星ですね。

(中国では、朝顔は「牽牛」だそうです) 

 

ところで、この日のお稽古で「先生」の話になりまして。茶道の先生は、

 

「私はできれば、『先生』と呼ばれたくないんですね」

 

とおっしゃっていました。

研修講師をしている私も、「先生」と呼ばれる場面はありますが、できるだけ「先生と呼ばないでくださいね」というようにはしています。

(が、おっしゃるご本人が『先生』と呼ぶことでお気持ちが安定する場合は、無理強いしないようにしています)

 

ちなみに、茶道の先生のこと、私は「先生」と心から思って、「先生」と呼ばせていただいております(笑)。

そこで、先生がこう続けたのです。

 

「だってね、私は、利休さんのころから伝わってきていることをお伝えしている『伝達者』なだけですから。

私は何も、新しいことなど生み出していないのですもの」

 

なるほど・・・!!

 

もちろん、「茶道」という世界はもともと「口伝」ですから、こういう意識は大切なのかもしれませんが。

あらためて、「この先生で良かった」と思う私でした。

(これからも、「先生」と呼びます)

 

 

そういえば、この日のお稽古に行く前に立ち寄ったカフェで、お隣の方々の話がちらっと聞こえてきました。片方の方はどうも「士業」の方のようでした。お相手が、

 

「〇〇先生は・・・」

 

と語りかけると(おそらく初対面)、その方は

 

「『さん』にしてください、お客様に『先生』なんて呼ばせているのって、今どき『士業』くらいですよ。おかしいですよね」

 

と返していました。

 




ちなみに私は自分のことを、

「ある専門領域について、知識と自身の実践・実験から生まれた知恵を多様な手段でお伝えするのとともに、お一人おひとりがご自身の持つバックボーンと統合してその人オリジナルの道を創っていくプロセスをともに歩む人」

と思っていますが、あまりにも長いので普段は

「企業研修講師、ファシリテーター、キャリアコンサルタント、ライター」

などと言っています(笑)。

 と、そんな「先生論」について書かれた、私の大好きな本がこちら。

 

 

 

読むと、タイトルの意味が深くわかりますよ。

 

 
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