「つながる」という病 | 渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

渡辺清乃の「生きる」とは「表現すること」〜可能性のドアを開き続けよう~

キャリア理論・ポジティブ心理学・レジリエンス・マインドフルネスをベースに、「あたま・こころ・からだ」のすべてにアプローチ。人の可能性を最大限に開き、未来を創るアクションにつなげます。

突然ですが、「つながり」や「コミュニティ」活動が真っ盛りです。

 

ポジティブ心理学の領域でも、この「つながり」「コミュニティ」が人に与える良い影響について語られています。

たとえば、心の回復力(レジリエンス)を育んだり、幸福度が高まったり(幸福度が高まることによってパフォーマンスアップなどにつながったりします)

 

一方で、「つながる」「コミュニティ」ということが、病になっているのでは?と思うこともあるのです。

だったら、勇気を出して一人で羽ばたいてみませんか?というお誘いです。

 

 

もしも、コミュニティやつながりへの動機が

「どこかに所属していないと不安」だとしたら、

それは本当に必要なつながりなのか?を問い直してほしいのです。


 

不安から生まれるものは、不安でしかありません。

いつまでも、その不安の穴を埋めるための行動を続けることになってしまいます。

 

不安でコミュニティにつながると、お互いの足を引っ張りあうことにもなりかねません。


 

一方、ご自分の道を邁進し、活躍する姿を見たコミュニティの仲間から

 

「違う世界に行っちゃうんだね」

「遠くに行っちゃった感じでさみしい」

「偉くなったよねぇ」

 

という言葉をかけられた、ということをたまに聞きます。

これはおそらく、不安が動機のつながりからくる、依存の言葉。

本当の仲間なら、活躍を応援するものです。

(本来、社会的な活躍と人間の価値は別物です。けれども、ここが同質化していると、巧妙に隠された競争が繰り広げられます)

 

そもそも「違う世界に行っちゃう」どころか、最初から同じ世界にいなかった、ということもありますし………。



ほかにも、会社にいるのと同じヒエラルキーをコミュニティに作り出そうとする方(会社にいるのと同じ感覚で or 会社で得たくても得られなかった地位を求めて)などのお話を聞くこともしばしば。

人が集まれば、まぁ、いろいろある、と言えばそうなのですけどね。





そこで大切なのは、自分を観る、ということです。


依存のエネルギーに巻き込まれていると、ご自身の進歩が阻害されてしまいます。

そしてそもそも、ご自身もその「つながり」に依存していなかったか?ということを問い直していただきたいのです。

不安や怖れから(しがらみにお付き合いするのも怖れです)つながっていたのだとしたら、いったん距離を置いて、ご自分のことに専念してみる。

そこでわかったことを携えて、次の道を歩むのです。おそらくその先には、新たな仲間との出会いがあるはずです。

 


 
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