kiyokiyo world Ⅱ -28ページ目

kiyokiyo world Ⅱ

昔の功夫映画ばかりです。

漫画が原作の1979年の香港映画。2007年にも映画化されました。

 

徐蝦さんが葉飛揚さんにマジギレ。追いかけています。

 

叔父の家「龍虎門」に逃げ込む葉飛揚さん。叔父は道場破られ名人の劉鶴年さん。徐蝦さんは義理の妹が葉飛揚さんに乱暴されたことに激怒していました。

 

劉鶴年さんは彼を徐蝦さんに差し出します。葉飛揚さんは徐蝦さんに右目を突かれ、逃げます。殺す気満々の徐蝦さんを劉鶴年さんが止めます。やはり身内。そこまでは・・・と思ったのでしょう。

 

息子を指導する先生がいなくなったので、劉鶴年さんは新しい先生を探すよう、使用人の王憾塵さんに命じます。

 

孟海さんは片足の裏側に卵をつけた状態で鶏を捕まえるという謎の行動をしていました鳥義父(師弟関係という意味)の權永文さんに命じられてやっていたのでした。片足状態で鶏たちを捕まえられなかったら、ご飯なしと言われます。厳しい~。

 

孟元文さんが登場。彼とは仲良し。童顔コンビ!孟海さんは彼の側に行こうとして、うっかり卵をつけた脚を下ろしてしまいます。

 

孟元文さんは彼と遊びたいので、鶏を奪って逃げます。必死になって追いかけます。けんかなんだか、遊びなんだか。とにかく、仲良しウインク

 

大道芸人の白彪さんが街にやってきました。人間もぐら叩きで白彪さんの頭を叩いたらお金がもらえます。劉鶴年さん宅に向かおうとしている王憾塵さんと新しい先生が通りかかります。チンピラたちが挑戦して失敗したのを見て、先生は挑戦します。ルールを破ってプレイし、仕掛けを壊したので、白彪さんは彼をやっつけます。先生は逃げてしまいます。

 

王憾塵さんはせっかく見つけた先生がいなくなってしまったので怒ります。が、すぐに白彪さんを代わりにすることを思いつきます。こういう交渉事は得意そう。白彪さんを無理やり連れて帰ります。「龍虎門」は孟元文さんの自宅でした。孟元文さん、本当に髪の毛つやつや~キラキラ

 

生意気盛りの孟元文さん。丁寧に対応する白彪さんに偉そう。不意を突いて彼に襲いかかりますが、逆に孟元文さんはやり込められてしまいます。跪きますが、師匠とは呼ばない孟元文さん。扱いにくいクソガキです。

 

夜、白彪さんが机に向かっていると孟元文さんは部屋に蛇を投げ入れますヘビが、すぐに捕まえて、こっそり見ている孟元文さんに投げ返します。

 

孟元文さんは下剤入りのスープを持って行って、彼に飲ませようとします。勘付いた白彪さんは孟元文さんに無理やり飲ませます。白彪さんは口に入れただけで飲みこんでいませんでした。孟元文さんだけトイレに直行です。しかし、トイレの扉に釘を打っていたので入れません。結局、自分の策に陥ってしまったのでした。

 

「巡捕房」に出てきた家で黃正利さんが棍術を見せています。片目を失いすっかり悪者になってしまった葉飛揚さんもいます。引いた映像の際、武術指導の元奎さんが黃正利さんの代わりを演じていました。槍や棍棒のスペシャリストだものね。部下たちがいろいろな課題を出しますが、全て難なくこなしてしまう黃正利さん。「天魔棍法」と「天魔鷹爪」が彼の技です。

 

「白鶴舘」は徐蝦さんの道場。「醉拳」に出ていた場所です。お祝いをしている中を黃正利さんが乗り込んでいきます。弟子たちをやっつけている葉飛揚さんを見て、徐蝦さんは飛び出してきます。あの事件から4年。彼は徐蝦さんを逆恨みしていました。徐蝦さんと1対1で戦います。そこに黃正利さんが加わり、徐蝦さんは殺されてしまいます。

 

両眼を潰された徐蝦さんと弟子たちの遺体を見て、ショックを受ける孟元文さんたち。「蟠龍手」という拳法でしか黃正利さんの「天魔棍法」を封じることができないのですが、それはもう何年も前に失われてしまい、書面でしかわからない拳法でした。

 

黃正利さんは街で力を持ち始めていました。いきなり漁業税みたいなものを取り始めます。責任者になった葉飛揚さんは法律違反だと訴える人々をボコります。

 

劉鶴年さんの元に張照さんやけがをした人たちが窮状を知らせにきました。甥である葉飛揚さんを何とかしてほしいと言われます。

 

黃正利さんの部下は街の人を騙して、彼らを奴隷として売ることも始めます。孟元文さんは事態を打開したいと思いますが、白彪さんは慎重に動くよう、止めます。

 

が、孟元文さんは孟海さんを連れて、彼らの悪事を暴き始めます。大乱闘に。そして、黃正利さんの部下4人が新たに登場。襲いかかります。途中で元奎さんが誰かと入れ替わって、出ていました。2人は籠にはめられ、動けなくなったところを白彪さんに助けてもらいます。

 

従兄弟に妨害され、キレる葉飛揚さん。

 

鶏を運んでいる途中で徐發さんたちに襲われる孟海さん。知人がそれを見て、孟元文さんに知らせます。孟元文さんは駆けつけ、2人で戦います。そして、林の中に逃げ込みます。手下たちは彼らを追い詰めていきます。映画の始めに出てきた落とし穴を使って、手下の1人を倒します。

 

喜びもつかの間、2人がいない間に劉鶴年さんの道場&家潰されコーナーが始まっていました。父の遺体を発見し、泣き崩れる孟元文さん。

 

すぐに黃正利さんがやってきます。白彪さんも童顔コンビを守り、命を落とします。

 

2人は權永文さんに事態は深刻だと言われます。実は權永文さんは「蟠龍手」を知っていました。10年前、悪さをしていた黃正利さんと戦って負ていました。その際のけがで右脚が不自由になってしまったのでした。使い方が効果的でないと「蟠龍手」も効き目はありません。「天魔棍法」の弱点を探り、正しい「蟠龍手」をマスターすることにします。

 

真面目に修行しますが、ちょっと遊んでしまうことも。そんなときは權永文さんの厳しい指導が入ります。脚が悪い設定なのに動きが良過ぎる權永文さん。

 

黃正利さんは奴隷をボルネオに売り飛ばす計画が頓挫しつつありました。街の人たちにも嫌われています。

 

孟元文さんは「蟠龍手」の8つの方法と12の型を覚えて行きます。孟海さんは途中からいきなり出てきた「搖櫓棍法」の8つの攻撃方法を覚えます。

 

權永文さんと実戦練習に入ります。脚の悪い老人を攻撃するのをためらう2人ですが、まだまだ強い師匠。旗を使ったアクションがかっこよかったです。

 

仇を討ちたくて我慢ができない孟元文さんは黃正利さんたちが奴隷を連れていくために街を去るという情報を聞いて、行ってしまいます。翌朝、彼の不在に気づいて心配する孟海さんガーン

 

孟元文さんは従兄弟の家になってしまった「龍虎門」に乗り込み、葉飛揚さんを倒します。

 

孟海さんは黃正利さん宅へ侵入します。手下たちを倒し、出かけた黃正利さんを追いかけます。付き人を倒した孟海さんを見て、黃正利さんも本気で襲ってきます。激しい攻撃に武器の櫓が折れてしまいます。

 

ようやく孟元文さんが来てくれました。2人で彼に向かっていきます。黃正利さんの棍棒を竹林から取った竹で封じ込めます。黃正利さんは今度は「天魔鷹爪」で攻撃してきます。2人がもうダメかな~と思った瞬間、權永文さんが助けに入ってくれます。脚悪い設定が完全に消え去った足技天国が始まります。笑

 

テコンドー対決!すごい、すごいデレデレ2人への攻撃を權永文さんが代わりに受け、彼も亡くなってしまいます。2人とも親を失ったことに。怒りの頂点に達した2人は火事場の馬鹿力スイッチが入り、猛攻撃で黃正利さんを倒します。

 

戦闘モードが続く孟海さんが孟元文さんを追いかけるシーンで終わりです。

 

武術指導が徐蝦さん、元奎さん、袁振洋さん、袁信義さん、錢月笙さんという超豪華版。これで映画3本は作れるだろ~びっくり全てのアクションシーンがすばらしかったです。スタントも兼ねているはずですが、私は元奎さんしかわかりませんでした。ここ、スタントだなとはわかったのですが。

 

黃正利さんは凄まじい鷹爪があるので怖いです。それでもって本当に怖いのはキック。なのに棍棒も使えてしまうって・・・。無敵だなチーン「黃正利に棍棒」と思った映画でした。

 

「搖櫓棍法」がどういういきさつで出てきたのかがちょっと謎でした。2人で「蟠龍手」をマスターすれば攻撃力が高まったのではないかと。でも、2人とも同じ技だと面白くないかアセアセ

 

話に粗はありますが、テンポがよくてとても楽しい映画です。

 

1977年の台湾映画。

 

郭南宏監督作品の「少林寺十八銅人」シリーズに出演していた江南さんが監督をしているので、かなりそっちな感じの内容です。

 

少林寺では僧が何人も殺されていました。掌門人は高僧の原森さんから調査を命じられます。直後、投げ文を受け取ります。指定された「聖僧塚」に行き、そこにいた人物から話を聞こうとしますが、「死」と書かれた手紙を手渡されます。そして、崖から投げ落とされます。

 

瀕死の状態で少林寺に向かおうとしているところを龍冠武さんが見つけます。僧は龍冠武さんにあることを原森さんに伝えてほしいと話をし、息絶えます。

 

張翼さんは壁に向かって1人で大笑いをしています。ちょっと危ない感じ。弟子の黃家達さんがキラースマイルと共に食事を持ってきます。おいしそうに饅頭を食べる翼。ですが、急に攻撃をしてきます。素早く対応するカーター。何かあったときに「ESCAPE TECHNIC」を使うように指導されます。翼は情緒不安定っぽい。2人とも少林寺に関わりがあるようです。

 

「神腿」に出てきた広場が少林寺になっており、担架に乗せられた掌門人の遺体が運び込まれます。駆けつけたカーターは遺体に縋り付いて泣きます。

 

お葬式の儀式で1人で火に紙をくべていると龍冠武さんに手招きをされます。掌門人に言われたことを伝えたかったのかな。ちょっと遅れて行くと彼は口から血を出して亡くなっていました。駆けつけた原森さんたちはカーターを疑います。無実を訴えますが、拘束されます。

 

続く事件を受けて、原森さんたちは話し合いを行います。柯佑民さんが次期掌門人になります。

 

殺害された掌門人の葬式を行った後、新しい掌門人の儀式を行うことに。すると、悲鳴が聞こえてきました。またしても、僧が殺され、第一発見者は黃家達さんアセアセ(解放されてたのですね。)少林寺が皇帝から預かっていた翡翠の香炉が盗まれていました。

 

原森さんはカーターに詰問します。彼は無実を主張し、飛んで(!)逃げます。師匠、兄弟子、弟弟子の全てと戦い、「ESCAPE TECHNIC」を使って、去ります。

 

高僧たちはカーターさんを早く捕まえて、香炉を取り戻したい。柯佑民さんは緊急事態と判断。高僧と魯平さんに留守中のことを頼み、自ら探しに行きます。

 

皇帝役は監督の江南さん。少林寺を嫌っているので、翡翠の香炉の盗難は少林寺を潰すためのいいきっかけになりそう。ニヤニヤしてます。妹の龍君兒姫が少林寺に行きたいと主張するので、彼女を行かせます。

 

高圧的な態度で視察します。事件のことをつつくドリス。原森さん、対応に苦慮しますタラーこの後、江南さんが少林寺に来る予定。あぁ、もっと対応に苦しみそうです。

 

高僧たちに言われた厳しい言葉を思い出しながら、逃げるカーター。柯佑民さんと遭遇します。カーターを襲います。必死に無実を訴えるので、柯佑民さんは攻撃を止め、いなくなります。笠を被った男がその様子をチラ見していました。

 

柯佑民さんが口から血を流して、階段を登っています。魯平さんが発見し、駆けつけますが、すぐに亡くなってしまいます。多分、笠男が彼を襲ったのでしょう。

 

原森さんが待っていると魯平さんが柯佑民さんを姫抱っこしてやってきます。原森さんは更にカーターへの嫌疑を深めます。

 

カーターが歩いていると、解元さんたちのけんかに遭遇します。仲裁に入り、解元さんに駆け寄りますが、攻撃されます。罠でした。彼らは少林寺から依頼を受けていると令状を見せてきます。2人を倒して、移動を続けます。

 

次~!荷台を押すのに手間取っている龍飛さんの手伝いをします。龍飛さんに後ろから攻撃されます。彼も依頼を受けていたのでした。こめかみと脇を攻撃して倒します。

 

次~!川の水を飲んで休憩しようとすると女性が史亭根さんたちに鞭で叩かれているのを発見します。女性の悲鳴を聞いていられず、助けますが、やはり彼女も彼を攻撃してきます。3人で演技をしていたのでした。どうにかこうにか3人を倒します。

 

脚に傷を負ったカーターさんは馬に乗った上官靈鳳さんと出会います。馬は脚をけがしており、ポーリーは歩いて移動することになりました。馬に文句を言うポーリー。自分も脚にけがをしているので、馬が気の毒になり、ポーリーに塩対応をするカーター。加えてまた一言余計なことを言ってしまったため、ポーリーはカーターに意地悪されます。怒るポーリーハッ

 

少林寺では柯佑民さんの葬儀が行われていました。そこにポーリーがやってきます。彼女は少林寺の弟子でした。

 

魯平さんが新しい掌門人に指名されます。

 

葬式に間に合わず、1人で師匠の死に悲しむポーリー。すると、どこからか笑い声が聞こえてきます。ポーリーはこっそり笑い声の主を探します。「悔心院」の奥から聞こえてきます。そこに魯平さんがやってきて、彼女を止め、笑い声の主 翼の過去を教えてくれます。

 

30年前、翼はとにかく戦ってばかりいました。川原さんとバトル。既存の拳法をマスターし、新しい拳法を生み出そうとしていました。相手に大けがを負わせても気にすることなく、新しい拳法を創り出すことに夢中になる翼。黃飛龍さんや葛炮さん、蘇真平さんたちを倒します。翼のえげつないやり方にクレーム殺到。少林寺の名が汚されてしまいました。そのため、翼はずっと「悔心院」に入れられているようです。

 

話の途中でまたまた緊急事態が発生。魯平さんは立ち去ります。ドリスが来ていました。「明日、皇帝が来るけど、準備は大丈夫なの?」と偉そうな態度。大丈夫でないガーン

 

ポーリーは1人になったので、翼のいる部屋へ入っていきます。ヤバそうな翼にビビりますが、ポーリーは彼に敬意を示します。翼はポーリーからカーターが事件の犯人として追われていることを聞き、驚きます。そして、カーターではないと否定します。真犯人は少林寺にいると。誰なのでしょう。

 

皇帝は魯平さんから香炉が盗まれたことを聞き、激怒します。発見するために1ヶ月の猶予をもらいます。それまでに解決できないときは・・・?できなかったときの代償を魯平さんに言わせるところがとても意地悪。「寺を閉鎖して、死にます。」と魯平さんは言いますが、ドリスは全員が死ぬように命じます。意地悪兄妹は高笑いをしながら、帰っていきます。さて、どうしたもんでしょうか。

 

さて、客棧。カーターは簡素な食事をしています。そこに男装したポーリーが入店します。これは・・・。もしや?もしや?恒例のカーター&ポーリーの食事中けんか芸だ。笑

 

魚料理をカーターの更に投げ込みます。こっそり肉まんを食べさせて、カーターを混乱に陥れます。肉魚を食べないカーターは困ります。

 

ポーリーはカーターは犯人だと思っているので、ぐいぐい彼に迫っていきます。そんなとき、令状を持っている若者たちが店内に入ってきます。その中に程天賜さんがおりました。箸で戦うカーターさん。最後、箸を程天賜さんに投げて逃げます。

 

若者たちはしつこく追いかけてきます。戦っているとドリスがやってきます。ドリスも彼が犯人だと思っていて、いい働きをしているから宮廷に来るよう誘います。そして、香炉を盗んだのかと尋ねます。ポーリーが割って入り、ドリスと側近を煽ります。ポーリー&ドリスは戦い始めます。側近とカーターが止めます。ドリスは怒りが収まりませんが、宮廷に帰ります。

 

皇帝は更に少林寺に圧力をかけます。手下に少林寺から、翡翠の笏を持ち出すように命じます。

 

カーターは翼のところにいました。翼から武器をもらい、盗まれないために翡翠の笏を持ち出すように言われます。「お前のがんばりにかかっている。」と言われ、気合いが入ります。

 

夜、宝物殿から皇帝の手下が笏を持ち出していました。カーターが防いだのですが、またしても彼が犯罪を犯したような状況になってしまいます。翼の「お前のがんばりにかかっている。」という言葉を思い出し、箱から笏を取り出すと、みんな、急に跪きます。笏は少林寺の僧にとって「水戸黄門」の印籠みたいな感じなのかな。

 

ドリスは手下が殺された怒りを魯平さんにぶつけます。真相究明のための猶予を魯平さんは3日間もらうことにします。

 

夜、魯平さんは何かを弟子たちに作らせています。翼が屋根から様子を見ています。何だろう?

 

明日は約束の1ヶ月後。皇帝は少林寺最後の日だと考えて、ワクワクしていました。

 

カーターとポーリーは「聖僧塚」で推理。ポーリーはカーターの無実を確信。真犯人探しを手伝っていました。スパイの僧たちが爆弾を地中に埋めているのを目撃します。2人は彼らを倒します。

 

約束の日、「聖僧塚」で魯平さんたちが皇帝たちを待っています。やってきた皇帝に魯平さんは解決できなかったことを謝罪します。ドリスは自分で言い出した代償だから、実行せよと冷たい態度。

 

魯平さんは記念碑の前で少林寺に関わった人々に謝罪した後、僧たちを呼びます。彼らは自分の額を叩いて、自害していきます。さすがにドリスもちょっと後悔しているみたい。2グループ目が自害しようとしたとき、カーターがやってきます。

 

名探偵カーターはみんなの前で謎解きを始めます。実は魯平さんは裏切り者でした。寺を潰し、弟子たちを全て死に追いやろうとしていたのです。まだ信じない僧たち。ポーリーが先ほどの爆弾僧たちを連れて出てきて、カーターの話が本当であることを証明します。

 

少林寺だけでなく、爆弾で皇帝たちも暗殺しようとしていました。魯平さんはラマ僧でした。過去に少林寺にやられたことをずっと悔しく思っており、少林寺を潰すためにずっと潜んでいたのでした。

 

皇帝たちは魯平さんに兵士を差し向けますが、カーターは少林寺として罰したいと言います。

 

魯平さんの手下が彼に香炉を手渡します。この香炉は元はラマ僧たちのものだったそうです。それを皇帝が取り上げ、少林寺に保管させていたということでした。

 

少林寺も皇帝も悪いところがあったんですね。魯平さんの言いたいこともわかるな~と思ってしまいました。香炉を壊すぞと脅すので、手が出せません。

 

香炉を投げたので、兵士たちが取りに行きますが、いきなり爆発します。中身は香炉ではありませんでした。

 

爆発で大多数がやられました。カーターたちは逃げた魯平さんを追いかけます。魯平さんの錫杖は武器になっており、短めの棒が飛び出てきてたり、三節棍っぽくなったりとすごかったです。

 

少林寺に戻り、秘密の扉を開けて逃げる魯平さん。2人が中に入ると、魯平さんは操作をする部屋におり、様々な仕掛けを発動させて、2人を困らせます。「ミニ十八銅人コーナー」でした。銅人は出てこないけどね。

 

魯平さんが外に出て馬車に乗り込もうとすると、手下たちが急に倒れます。陰から出てきたのは翼でした。翼は魯平さんに拳法を教えたけど、何もケアしてくれず、1人だけいい地位にいることを恨んでいました。(夜、魯平さんは馬車を作っていたのかな。)

 

魯平さんも翼がカーターを利用していたことを指摘します。2人の醜いけんかを見聞きしてしまったカーター&ポーリー。どっちもどっちな感じ。翼に襲われ、割と簡単に魯平さんは亡くなります。

 

ラストバトルは翼 VS. カーター、ポーリーとなりました。馬車が動いて、中から香炉を抱えたドリスが出てきます。ドリスも参戦。しかし、すぐにやられてしまいます。

 

落ちた香炉を拾っている翼を2人が攻撃します。カーターと翼は「ESCAPE TECHNIC」を使って戦います。

 

翼は馬車に乗り込んで逃げます。この馬車がすごい。中にある鎖を引くと矢が出るし、炎も出るんです。馬車にくっついていた2人はたまらず、落下します。

 

カーターは再び馬車に乗り、屋根を伝い、上から翼の目を刺します。翼がくれたあの剣で。翼は馬車から落ち、よろよろしているところを2人に攻撃されます。

 

カーターは翼の亡骸の側にもらった剣を置き、ポーリーと共に立ち去ります。前には勢いよく走り去る馬車。終わり。

 

最後まで魯平さんで行くのかなと思ったら、急に翼がラスボスになって驚きました。話の展開を考えるとラスボスは魯平さんでよかったと思います。

 

しかし、翼は白髪の方が魅力的に見えるのはなぜなのだろうキラキラ本当に不思議です。

 

1976年の台湾映画。

 

同じテーマでよくこんなにいろいろな映画が撮れるな~。これで郭南宏監督の銅人シリーズはコンプリートできたかな。

 

今度は雍正皇帝が主人公。黃家達さんが演じます。

 

皇帝が亡くなりそうです。第4皇子の黃家達さんは皇帝になりたいと強く思っていました。側近に皇帝の遺言書の入手をさせます。

 

遺言書は14番目の皇子を指名していました。側近はさくっと第4皇子の意味に書き換えます。黃家達さんは文書を書いた人物が真相を話そうとしたら、殺すつもりです。

 

やがて皇帝は亡くなり、皇帝の側近は遺志を読み上げます。書いた人なので、書き替えられたことに気づきます。即、彼は刺客に殺されます。刺客は捕らえられ、「14番目の皇子に言われてやった。」と言います。14番目の皇子は皇帝になり損ね、無実の罪を負わされます。その刺客も速攻で殺され、黃家達さんの地位はこれで確実なものとなりました。

 

ドヤ顔で皇帝の椅子に座り、14番目の皇子を殺そうとしますが、側近たちに「もっとちゃんと調べてから、罰してください。」と言われ、殺すのを一時的に止めます。しかし、14番目の皇子は軟禁状態です。

 

大臣から少林寺が反抗的であるという報告を受けて、キレ顔に。机の上にある銅人フィギュアを見て、目をギラギラさせます。

 

軽い警護をつけて街に出た黃家達さんは盲目の僧 洪化郎さんが売っている新作銅人フィギュアを見て、手に取ります。銅人の体にある龍の印が気になります。少林寺に苛立ちを覚える反面、彼らの武術に強い魅力を感じていました。

 

「金花酒樓」で食事をする男装の上官靈鳳さん。隣の席には態度の悪い男たち。彼らはちゃんと注文しなかったくせに給仕に強い態度で迫り、上官靈鳳さんの料理を横取りします。店主にも偉そう。

 

彼女は神対応をします。しかし、新しく運ばれてきた料理をまた彼らは横取りします。遂にキレた上官靈鳳さん、彼らとバトります。なんと、店内には皇帝がいらっしゃいました。え~。

 

彼女の戦いっぷりをじっと見ています。なぜか側近が彼女に襲いかかります。お次は皇帝。なぜに?お店が壊れてきたので、店主は2人を必死に止めます。別な場所で続けます。

 

やってきた洪化郎さんに無駄な争いは止めなさいと言われ、2人は止めます。上官靈鳳さんはすぐにいなくなり、黃家達さんはありがたいお言葉をいただきます。

 

宮廷に帰る途中、女性の助けを求める悲鳴が聞こえてきました。チンピラのような男たちに女性たちが襲われていました。黃家達さんたちは男たちを追っ払います。黃家達さんは輿に乗っていた若い女性のことが気に入ります。

 

彼女は田鵬さんの婚約者でした。黃家達さんは他人の家にいきなり入り込んで田鵬さんにけんかを売ります。田鵬さんは腕に龍の印がある強い人でした。なので、がんばっても勝てませんでした。黃家達さんは逆ギレして去ります。なんて失礼な男アセアセ

 

あまりにも悔しかったので、少林寺に入門することにします。3年後の5月5日に迎えに来るように側近たちに命じて、入っていきます。

 

高僧への面会を求めますが、彼は瞑想中。ものすごい顔で入門を願いますが、14歳未満しかダメと言われます。

 

暴れるのかなと思ったら、門の前で素直に待ちます。雨が降っても彼は待ち続けます。諦めた僧侶たち。彼を受け入れます。100日間、長~い階段を上り下りして水と薪を運ぶことからスタートです。がんばる彼を見守る邵羅輝さん。

 

食事中、饅頭を頬張る黃家達さんがかわいい。19個も食べて、兄弟子たちに驚かれていました。

 

がんばりが柯佑民さんに認められ、本格的な修行に参加します。

 

10年間、がんばっていても僧たちは銅人たちをクリアできないでいますが、黃家達さんは1年でクリアすると宣言し、兄弟子たちを驚かせます。

 

黃家達さんの練習の様子を見ていた柯佑民さんは彼を呼び出し、いきなり襲いかかります。かつて、別な武術を学んでいた黃家達さんの力を確かめるためでした。可能性の高さ、努力が認められ、柯佑民さんから特別レッスンを受けることになります。柯佑民さんから「達磨十八訣」の話を聞いて、興味をもった黃家達さんは夜、書庫に侵入します。

 

警備の僧たちが気づいたときにはもう立ち去っていました。

 

秘孔の勉強中、彼は全く話を聞いていません。頭の中は「達磨十八訣」のことでいっぱい。気づいた柯佑民さんに秘孔を突いてみろと言われます。楽々と黃家達さんはやってみせます。

 

また書庫に侵入します。邵羅輝さんは内部の犯行と見て、調べ始めます。屋根にいる黃家達さん。

 

先輩が「生死門」にチャレンジします。鐘を鳴らすと先生たちが出てきてくれる仕組み。黃家達さんも鐘を鳴らし、挑戦を宣言します。1年と4日しか経っていない彼の挑戦を先生たちは真面目に取り合いません。しかし、彼の真剣な態度を見て、「生死門」に入れることを決断します。

 

アナウンスが入り、チャレンジスタート。「第一關」は金色の着ぐるみが縦1列に並んでいます。1つ1つクリアしていきます。最後の2体は丁寧にツボが示されていたので、そこを突いて完了します。

 

次は刀を持った銅人4人が襲いかかってきます。上に引っかかっている刀をゲットして、戦います。4人の刀を弾き飛ばす攻撃をしてクリア。今度は棍術です。

 

兄弟子は背中で巨大な鐘の動きを5回受けとめるという課題に取り組みますが、銅人があまりにも激しく鐘を押すので衝撃に耐えられず、倒れてしまいます。死にゆく彼をたまたま目撃した黃家達さん。ショックを受けますが、チャレンジは続けます。黃家達さんもここでダウン。亡くなりはしませんでした。やり直しです。

 

全身湿布だらけで兄弟子たちの修行を見学。勝手に書庫を荒らし回って、拳法の勉強をします。あまりいい態度ではないね。

 

恒例の熱々砂サクサク。今回は小さな鉄球かな。薬湯に手を浸けて痛そうにしていました。失敗から半年経ち、またトライするつもりです。夜中も1人で修業に励みます。この強引さ、大事かもしれない。そして、兄弟子たちに「これが少林寺で食べる最後の食事だ。」と自信満々に伝えて食事を終えます。

 

鐘をクリアして、着ぐるみ棍術コーナーをクリア。そして、また着ぐるみたちが登場します。天井が下がってきたり、横から棒がたくさん出てきたり、油断なりません。着ぐるみも襲ってきます。天井を抑えている状態で3体が襲ってきますが、すり抜けます。最後の着ぐるみは攻撃しても反応がなく、別な方向を向いた瞬間に襲ってきます。「8時だョ!全員集合」設定ですね。ひたすら攻撃して、着ぐるみを封じます。

 

今度は銅人たちが長刀で襲いかかってきます。槍で対抗。次は銅人たちが押してくるサンドバッグを受け止めます。サンドバッグをはねのけ、銅人たちに抵抗しますが、ここで動けなくなります。

 

夕食時、彼の席を空けて静かに待っている兄弟子たち。ふらふらしながら、戻ってきました。早速、饅頭にかぶりつく黃家達さんを見て、みんなは笑い出します。安心した~アセアセ

 

練習をしっかりすることがゴールへの近道だと柯佑民さんはみんなに話します。暗に黃家達さんに向けたようなメッセージ。それを聞いて、また1人でがんばります。

 

明日は自分が期限にしていた5月5日です。なので、翌朝、彼は兄弟子と再々チャレンジします。穴だらけの壁が彼を取り囲みます。針が出てきます。前から銅人が来て、彼を静かに押してきます。屈するとそれだけ針に近づくことになるので、耐えます。

 

次は8方向が示された場所に目を閉じて座って、どの方向にコインが落ちたかを当てます。最後は2枚同時に投げられますが、両方正解します。ちなみに兄弟子は失敗します。失敗した際、銅人が横にある紐を引っ張るとサンドバッグが落ちてきて彼の頭を激しく殴打。失敗が続き、亡くなります。

 

次は武器なしバトルです。これも終了。次でようやく12ステージです。体格のいい銅人に太くてデカい棒で18回殴られるのにひたすら耐えます。15回目で倒れます。檄を飛ばす銅人。あと3回だぞ!教えてくれるなんて優しい。

 

遂に通天門へたどり着きます。横から上から扉が閉まり、抑えます。すると、扉が上がり、高僧たちがやってきます。チャレンジが中断されます。柯佑民さんは険しい顔で龍の印が入った例の熱い壺を下げます。ゴール手前で起きた事態に動揺する黃家達さん。

 

皇帝だと名乗らず、弟子入りしたことを柯佑民さんは怒っていました。多分、書庫に入っていたのもバレていると思います。

 

あと少しで得られた龍の証。あれが欲しくて3年間がんばってきたのに。涙目の黃家達さんに「どうぞお引き取りください。」と厳しい柯佑民さん。

 

無な状態で通天門を抜けます。何も知らない側近たちは笑顔で彼を迎えます。側近をビンタし、下山します。

 

3年(!!)ぶりに公務に復帰した黃家達さん。側近との顔合わせをします。突然、横に控えていた上官靈鳳さんが彼に向かっていきます。彼女は黃家達さんに殺された将軍の娘でした。なんと、皇帝自らポーリーと戦い始めます。勝てないと判断したポーリーは途中で逃げます。

 

その後、少林寺と8人の武者が結託して、清に対抗しようとしているという報告を聞いて、黃家達さんは怒りが再燃します。あれだけ嘘をついて、勝手なことをして迷惑をかけた少林寺を潰すよう家来たちに命じます。終わり。

 

かなり自己中心的な主人公だし、設定も展開もかなり無理があるものだったので、イライラしながら観ましたムカムカ

 

銅人との戦いだけに特化すれば、面白かったです。似ているチャレンジもありましたが、この映画独自のものもあり、シリーズ全部をまとめたら、とっても楽しいだろうなと思いました。「BRONZEMEN 18 LAND」とかあったら、面白いだろうな。

 

とりあえず、まとめて観てよかったですニコ


1976年の台湾映画。

 

黃家達さんはある男性に挑戦状を送り付けます。体調が悪いから3ヶ月待ってほしいという男性の願いを拒絶し、戦い始めます。激闘の結果、相討ちとなりました。

 

夜、蘇真平さんが黃家達さんの妻子の元を訪れます。八大門派が男性が殺されたことに腹を立て、家族を探し回っているというのです。シンペーはかつて黃家達さんにお世話になったので、助けに来たのでした。奥さんは程立威さんをシンペーに託します。

 

背負った息子さんを木の上にぶん投げて、敵と戦うシンペー。「血玉」に出て来た門を通って少林寺に向かいます。

 

柯佑民さんに息子さんを預けるまでは死ねない。必死にお願いをするシンペー。泣く程立威さんを見て、心を痛める柯佑民さん。

 

「少林木人巷」で成龍さんが尼僧と修行した場所で柯佑民さんは程立威さんをびしびし鍛えます。シンペーは仇を討つことを考えないでほしいと願っていました。程立威さんは母とシンペーの娘を探すことを夢見て修行に励みます。

 

他の僧が彼を試そうとしますが、彼は節度ある態度を保ちます。

 

夜、敵が少林寺を攻撃してきます。邵羅輝さんは弟子たちが必要以上に敵を攻撃するのを止めさせます。

 

1人だけちびっ子の彼はみんなに大切にされて成長していきます。ここでとて~も控えめに龍冠武さんがいました。黃家達にチェンジ。

 

邵羅輝さんが投げる数珠を巧みにキャッチして、武術の上達ぶりを見せます。

 

黃家達さんの父も少林寺の弟子でした。父が八大門派殺されたのは大きな損失でした。娑婆は悪意がいっぱいだから、僧になってずっと少林寺にいたいと願いますが、邵羅輝さんにシンペーへの恩返しなどすべきことがあると言われ、願いを却下されます。

 

下山するので銅人さんたちにチャレンジです。床が針山になっているところを飛び出てくる棒の上を歩いて通りますが、仲間の黃冠雄さんは失敗し、命を落としてしまいます。

 

ろうそくの火を遠くから吹き消します。次に剣を持った銅人からの攻撃をかわします。

 

卍型の通路の上で棍棒を持った銅人と戦います。床は針山。銅人は落ちてもバウンドして戻ってきます。挫けずに戦い続け、合格をもらいます。

 

次はリアクションの早さが試されます。矢、槍が四方八方から飛んできます。ディスクも飛んできます。そして、銅人も飛んできます。銅人は口から鉄の球を飛ばします。すご・・・。鉄の球を銅人に投げつける余裕が出てきたところで合格をもらいます。

 

次は屈強な銅人にボッコボコにされますが、耐えに耐え、合格をもらいます。恒例の激重扉を開け、ラストの熱々のアレをずらして、ゴールへたどり着きます。

 

柯佑民さんと邵羅輝さんと3つの約束をします。「慎重 忍耐 寛容」。これらを守ることを誓って、山を下ります。

 

街にやってきて、「安大酒樓」に入ります。が、早速、トラブルを目撃します。黃飛龍さんと娘が暴漢たちに襲われています。3つの約束を思い出すと、どう行動すればいいのか悩みます。しかし、あまりにも暴漢たちが黃飛龍さんに酷いことをするので耐え切れず黃家達さんは助けに入ります。黃家達さんの腕の火傷を見た暴漢たちは少林寺から来た人だと知り、ビビって逃げます。

 

お礼に彼を家に招いた黃飛龍さんは彼の話を聞いて、意味ありげな表情。

 

彼は母に会うために旅を続けます。ようやく再会。しかし、母は目が見えなくなっていました。シンペーの娘 龍君兒さんと同居していました。3歳から仲良く暮らしているので、母は黃家達さんとドリスの結婚を望んでいました。ドリスも乗り気です。

 

八大門派は黃家達さんが家に戻ったと知り、再び攻撃を計画します。高飛さん、魯平さんたちがいました。

 

夜、ドリスは怪しい人物と面会します。実はドリスは八大門派のスパイでした。でも、進んでやっているわけではありません。

 

間を置かずして劉立祖さんが挑戦状を持ってきます。きりっと断る黃家達さん。ボコれても挑発に乗らない黃家達さん。その様子は母とドリスにとってツラいものでした。3人で山に引っ越しします。

 

新しい家に仕掛けを施し、守りを固めます。しかし、ドリスの知り合いはドリスに執拗に接触します。ツラい立場ですショボーン

 

八大門派の人たちって暇なんですね。夜、山まで来て、無理やり入ろうとします。さまざまな仕掛けに劉立祖さんたちは苦労します。落とし穴や逆さづりになる罠などに引っかかっていました。

 

黃家達さんはその隙に母とドリスを逃がそうとしますが、間に合いませんでした。黃家達さんは頑として挑戦状を受け付けません。八大門派の人たちはまたボコります。3日間の猶予を一方的に与え、立ち去ります。

 

八大門派の会合にに嘉凌さんがやってきます。嘉凌さんの父親は冒頭で戦っていた人物です。会合にちょこっとだけ参加したドリスの知り合い。顔が笠で見えません。誰なのかな。

 

黃家達さんたちは逃げ、洞窟で暮らすようになります。それでもしつこい八大門派。ある日、不調だった魚釣りを終えて帰るところを見つかってしまいます。やむなくボコり、必死に逃げ帰ってきましたが、母がいません。置き手紙がありました。誘拐されていました。

 

母に会いたくば、挑戦を受けよという八大門派。頑なに断る黃家達さん。またまたボコられ、追い出されます。

 

ドリスは傷ついた彼を看病します。雷雨を怖がるドリスを抱き締める黃家達さん。

 

ドリスは黃家達さんのことが好きなので、スパイ活動がツラくてたまりません。隙があれば、殺せとまで命じられていたようです。泣き出すドリス。10年間、黃家達さんを殺そうと思っている知り合いのしつこさはかなりのもの。自分が殺すと怒り出し、けがで寝ている黃家達さんに斬りかかります。ドリスは必死に止めに入ります。泣きじゃくる彼女に困り、怪しい人物は殺すのを止め、立ち去ります。

 

ドリスは黃家達さんにスパイだとバレてしまいました。彼女は身寄りがありません。謎の人物に拾われました。黃家達さんの家を見張るために偽名を使って、母と暮らすようセッティングされていたのでした。

 

黃家達さんは変装して棺屋になり、八大門派へ乗り込みます。棺に母を入れ、出ようとしたところを見つかります。ボコられ、拘束されます。母は息子のことを解放してほしいと懇願し、荷台に頭を激しく打ち付けて命を絶ちます。

 

墓前で決意を固める黃家達さん。ドリスに3日間、丘で待ってほしいと言います。戻らなければ自分は死んだと思ってほしいと告げます。

 

謎の人物は八大門派で一番偉い立場のようです。劉立祖さんに上から目線でした。彼が椅子の腕を叩くと、地下から石臼みたいなのがせり上がってきます。何?笑

 

白い服で行動開始。どしてチャレンジを受けると急に野原になるのかな。1人目の長刀使いと対戦。怒りで殺したくなりますが、師匠との3つの約束が頭に浮かび、殺さずに去ります。

 

2人目は二刀流の李敏郎さん。川原でバトル。卑怯なことをしてくるので、殺したくなりますが、またしても3つの約束が頭に浮かび、ボコして終わります。

 

「鬼面忍者」の岩場で3人目と対戦。割とちょろかったので、殺したくなりますが、・・・・。

 

4人目は高飛さん。かっこよかったので、殺したくなりま・・・。

 

5人目はこれといった特徴がないので、殺したくな・・・。

 

6人目。魯平さんです。王羽さんの映画で出てきそうな熊手みたいな武器を使うので、殺し・・・。

 

7人目は嘉凌さん。彼女との戦いを避けようとしますが、彼女はやる気です。殺し合いになりそうでしたが洪化郎さんが「父親の代のことを引きずるのはよくない。」と嘉凌さんを止めてくれたので、挑戦は終わります。

 

8人目は劉立祖さんではなく、ドリスの人生を縛り付けている謎の人物です。笠男、登場。黃家達さんは戦う気はありません。シンペーの本物の娘の行方を尋ねます。笠男は戦いたいので、返答を避け、襲いかかってきます。

 

笠を外すと暴漢たちにやられていた黃飛龍さんでした。意外性があるような、ないようなアセアセ娘の居場所を問い質すと、どんでん返しで消えてしまいます。黃家達さんは追いかけます。

 

赤いライトに照らされた部屋に進むとなんと4体のキョンシーみたいなものに襲われます。倒して、次の部屋へ。

 

金ピカの部屋です。また、キョンシーみたいのなのに襲われます。これも倒したところで黃飛龍さんが出てきます。最初は徒手で戦っていたのですが、形勢が不利と見るや黃飛龍さんは卑怯な攻撃をしてきます。柱を叩くと骸骨の飾りから矢が飛んでくるのです。それもかわして、戦わねばなりません。激闘の末、彼をボコボコにし、問い質すと、シンペーの本物の娘は嘉凌さんだとわかりました。

 

先ほどの臼みたいなところから脱出した黃家達さんは石畳を割って飛び出してきた黃飛龍さんと再び戦うことに。いろんな武器を身に付けており、様々な攻撃をしかけてきます。

 

ドリスの身元を訊くと、彼女が黃飛龍さんの娘でした。呆れかえった黃家達さんは殺す気にもなれず。彼を放って、嘉凌さんに会いに行きます。構ってくれないので、黃飛龍さんは自分で秘孔を突いて、命を絶ちます。

 

毒矢攻撃で重症の黃家達さんは嘉凌さんの家へ向かい、真実を告げます。嘉凌さんは3歳で誘拐され、黃飛龍さんの娘として育てられたことを知ります。

 

2時間以内に解毒薬を飲ませないと死んでしまうと洪化郎さんが言うので、嘉凌さんは自分の師匠を尋ね、解毒薬をもらいに行きます。師匠は隠された事実も教えてくれます。衝撃を受ける嘉凌さん。ってか、師匠、もっと前に教えてあげてガーン

 

黃家達さんは頭を剃り、少林寺に戻りました。「来世でご恩をお返しします。」と面会に来た嘉凌さんとドリスにあいさつして、立ち去ります。ドリスは彼の去っていく姿を見て、泣き崩れます。彼女を慰める嘉凌さん。

 

2人で階段を降りる様子で終わりです。

 

みんな、黃家達さんに構い過ぎだよ~。父親がやらかしたことを何度も謝り、ひっそりと暮らしているのに。気の毒でした。

 

やっぱり少林寺を出ないでストレートに僧になった方が黃家達さんにとってよかったのではないでしょうか。無駄に心に深手を負ったのではないかとちょっと考えてしまいました。

 

1980年の台湾映画。

 

黃仲裕さんは派閥絡みの争いで崆峒派の掌門人 龍冠武さんと戦い、負けます。

 

黃仲裕さんは江南さんに武當派の掌門人の息子を託していました。20年前、武當派の掌門人に助けられた龍世家さんは彼の息子を育てることにします。妻役の南燕希さんの登場はここだけ。

 

安全と修行のため、街を離れ、靈雲山で息子さんを育てることに。

 

柯佑民さんもお手伝い。所持していたノウハウブックを龍世家さんに渡します。

 

息子さんを立派な人間に育てるには厳しく接する必要があります。かわいがりたい気持ちを堪え、龍世家さんはハードなトレーニングを彼に課します。皮膚、脚、全身の筋肉を鍛えます。恒例の熱い砂サクサクからの薬湯コースもやっていました。

 

南燕希さんと弟子たちが龍冠武さんに襲われ、亡くなります。召使いが助かった娘を連れてきました。息子さんを育てるということはこういうことも覚悟しなくてはいけなかったのですね。

 

薬草の上で転がされ、叩かれ、痣だらけの息子さん。修行は続いています。

 

そして、孟飛さんにチェンジ。いろんな人のいろんな優しさに包まれ、立派な若者に成長します。

 

「鬼面忍者」に出てくる岩場で修行します。やんちゃな部分もあり、下男の胖三さんにちょっかいをかけたり、修行をサボったりして、龍世家さんと江南さんに叱られます。

 

あまりにやんちゃなので罰を与えられます。罰を終えた彼を張詠詠さんは慰めようとしますが、なぜこのような厳しい生活が続くのか理由がわからない孟飛さんは遂に「もう修行しない怒り」とキレてしまいます。

 

そこに龍世家さんがやってきますが、勢いが止まらない孟飛さんはそのまま山を下りると宣言。龍世家さんは「放っておきなさい。」と追いませんでした。

 

本当に下りて、街に出ます。自由できれいで楽しそうな街に心ときめかす孟飛さん。しかし、慣れないので人にぶつかったり、逆ナンに戸惑ったり。

 

お金もないので、夜になって1人でいると、龍世家さんの愛が身に沁みてきます。あの場所は厳しいと思っていたけれど、愛に満ち溢れていたんだな。龍世家さんは両親の気持ちを考え、必死に自分を育ててくれたんだな。

 

泣きじゃくる張詠詠さんがやってきます。危険を冒して探しに来てくれたことに感謝し、山に戻ります。

 

18年間、修行した孟飛さんは龍世家さんに秘伝書「太虚眞本」をもらってくるよう言われ、江南さんと旅に出ます。

 

「太虚觀」に到着。十八銅人的なところをクリアしないと秘伝書をゲットできません。

 

「虚無」と書かれた幕が上がり、「十八洞」と書かれた扉が出てきます。開始を告げるアナウンスが流れ、チャレンジが始まります。20年間のがんばりを発揮するときです。孟飛さん、気合いが入ります。

 

最初はは虎の口みたいなところです。激重い扉を開けたり、持ち上げたりするのに苦労します。

 

今回は銅人ではなく、石人です。石人との「8時だョ!全員集合」みたいなやり取りが続きます。石人が首を振ったり、笑ったりするのがウケる。壁に書かれた指示通りにミッションをクリアしていきます。石人の頭を運ぶと次の扉が開きます。

 

着ぐるみの石人4人が攻撃してきます。攻撃をかわし、次のコーナーに。茅敬順さんがラブラブいろんな武器を使って、茅敬順さんと戦うという実技試験に合格します。

 

次は2つの道が示されます。「迷魂奪命」と「粉身砕骨」どちらがいいのか。「どちらにしようかな~。」で「迷魂奪命」に行くことにします。扉が閉まり、暗い通路を歩いていきます。

 

また「8時だョ!全員集合」的な演出が。「孟飛、後ろ!後ろ!」石人が出てきて彼を殴り、消えていきます。この着ぐるみ、十八銅人のやつを灰色に塗り直したのかな。暗くて狭い通路でこんなのが襲ってきたら、かなり怖い。取り囲まれ、恐怖で冷静さを失った孟飛さんは脱落。戻って、龍世家さんたちに手当てしてもらいます。

 

龍冠武さんは孟飛さんが動き出したことに激怒。動きがありそうです。

 

孟飛さんは再チャレンジするため、江南さんに見守られながら、修行し直します。

 

龍世家さんは胖三さんと山中を歩いていたら、龍冠武さんと20年ぶりに遭遇します。武當派の再建を認めないという龍冠武さん。龍世家さんは胖三さんを逃がし、龍冠武さんと戦い始めます。


胖三さんの知らせを受けて探しに行くと、倒れている龍世家さんを発見します。彼は復讐は望まず、孟飛父の願いでもあった秘伝書ゲットを願って亡くなります。両親を共に龍冠武さんに奪われた孟飛さん&張詠詠さん。がんばるしかありません。

 

「太虚觀」は基本的に娑婆にはノータッチ。だけど、孟飛さんたちの言動は正しいと判断。再度の十八洞チャレンジを認めます。前回、脱落したところから。扇で視界を遮る布を動かし、石人を早期発見。死穴を突いて倒していきます。恐怖心を克服した孟飛さん。いいぞ!

 

新しい場所に行くと落とし穴のようなところで李超俊さんが助けを求めていました。孟飛さんは彼を助け出します。化粧をして変な格好をしています。しつこい人で、ここで予想外の足止めを食らいます。

 

武術指導を担当している人なので大変身軽。しつこく絡まれます。彼と一緒じゃないとクリアできないらしいのですが、邪魔なので連れて行きたくない孟飛さん。けんかになってしまいます。かなり強い。気づくとやられていました。素直に連れて行った方がよかったようです。

 

また脱落。みんなに手当てしてもらいます。柯佑民さんに死なずに済んでラッキーだと言われます。李超俊さんはお子様設定。しかし、10年近く誰もあそこにたどり着いておらず、実年齢は80歳以上らしいです。李超俊さんは孟飛さんの36個の秘孔を突いていました。ウザいけど、害はないということです。

 

巨大な岩を背中に乗せながら、柯佑民さんから龍冠武さんにも死穴があるはずだから、そこを攻撃することが勝つために必要だとレクチャーを受けます。

 

そして、龍冠武さんの過去を教えてもらいます。彼は37年前、柯佑民さんと共に少林寺で学んだ仲間でした。少林寺を裏切り、自分で流派を立ち上げたそうです。ですが、悪の限りとを尽くす流派で、みんなを困らせているそうです。少林寺のシーンは「火燒少林寺」からの引用ではないかと思われます。

 

さて、戻った孟飛さん。秘孔を簡単に突かれないように強化して、李超俊さんに再チャレンジ!勝つことができました。

 

石人から出てくる槍や弓をクリアすると、ろうそくの間にたどり着きます。離れたところから口に含んだ水を吐き出してろうそくを消していきます。油断すると後ろからサンドバックが降ってきます。集中しないとサンドバックが降ってくる仕組みのようです。

 

次は張られた布の上を渡るという課題。次は馬場さんたちと戦う課題。秘孔を閉じて彼らに36回ボコボコにされるのに耐えます。合格をもらって次の場所へ行こうとしたら、落とし穴がありました。落ちる孟飛さん。笑

 

そこには不気味な仏様が。お腹をアタックすると秘伝書が落ちてきます。1回、仏様の脚が動いて跳ね飛ばされますが、2回目のチャレンジで「太虚眞本」を手に入れることができました。仏様が動き出して、追われるように移動すると「太虚觀」の最初の場所にたどり着きます。

 

60年間、500人の人がチャレンジしましたが、誰もできなかったことを孟飛さんは成し遂げたのです。「太虚觀」にも褒められ、大喜びであとにします。

 

大喜びで帰宅した孟飛さんはみんなの前で秘伝書を開きます。ところが、冊子は真っ白。あんなにがんばったのに・・・ゲロー

 

冊子を手に飛び出します。こんなバカバカしいものを手に入れるために俺は20年間がんばらせられてきたのかとイライラムカムカ川に冊子を投げ捨てます。

 

張詠詠さんは拾って乾かします。孟飛さんがとてもがんばった証ですもんね。乾かした冊子を何気なく開いたところ、文字が浮かび上がっていました。孟飛さんに知らせると大喜び。江南さんも喜びます。なんでこんな面倒な仕掛けを施したのでしょ。

 

翌日、柯佑民さんに見せに行きます。彼はじっくり目を通した後、「ご両親も龍世家師匠も喜ぶだろう。」と言いながら、燃やしてしまいます。びっくり仰天の孟飛さんと張詠詠さんびっくり「これを手に入れられた=冊子の中身をマスターしているということだから、無くても大丈夫。」と言われます。技の漏洩を防ぐために孟飛さんの頭の中だけに残すことにした柯佑民さん。さすがです。「そーかー。」とあっさり納得する若者2人なのでした。

 

武當派が再興されつつあることを知り、イライラする龍冠武さん。「大きい魚を釣りに来た。」と言う孟飛さん。大きい魚とは自分のこと。怒った龍冠武さんは襲いかかってきます。輪と笠を使った戦いが続きます。

 

仇を取らなくていいと言われましたが、娘としては我慢できません。張詠詠さんも参戦します。しかし、2人で立ち向かっていってもなかなかダメージを与えられません。

 

後ろから岩を投げて、彼を弱らせることに成功します。龍冠武さんの死穴は首から背中の上部辺りだったのかな。

 

自分の本拠地へ逃げます。操作盤(!?)で岩を動かして、彼らを待ち構えます。迫りくる発泡スチロール岩。爆弾も。「十八洞」より恐ろしいのではないか。

 

岩に挟まれる張詠詠さん。石の仏像に押し潰され、左右から炎をガスをかけられる孟飛さん。見事に抜け出した孟飛さんを見て、龍冠武さんはブチ切れ、最終ボタンを押します。洞窟の岩が落ちてきます。彼を押し潰す予定だったのですが、孟飛さんは生きていました。

 

再び龍冠武さんと対面します。拳を振り上げますが、「太虚觀」の師匠に赦すことが大切だと言われたのを思い出し、拳を下ろします。そして、張詠詠さんを助けます。張詠詠さんは仇を討ちたくてたまりませんが、孟飛さんは止めます。

 

彼らをもう1回潰そうと装置を押す龍冠武さん。しかし、操作盤は壊れていました。強引な操作を続けた結果、巨大な岩が落ちてきて、彼は潰されて亡くなります。戦わないで終わるのかぃアセアセ

 

正式に武當派の再興できることになった孟飛さん。柯佑民さんに激励の言葉をもらいます。

 

張詠詠さんと仲良く過ごしている姿で終わります。

 

「少林寺十八銅人」を観た人は2倍楽しめる映画だと思いました。課題にクリアする様子が中心に描かれていました。小さい子が観たら、楽しめるんじゃないかな~。

 

おなじみの撮影地が出てくるし、似た展開が変化して登場するのが面白かったです。

 

きれいな画像と字幕でもう1回観たいです。

 

1976年の香港映画。郭南宏監督作品です。中国語で観ました。
 

雍正皇帝が即位してからいろいろ大変になってきた世の中。雍正皇帝 易原さんは自分たちに従わない少林寺を潰そうとしていました。

 

宮廷内に進入した嘉凌さん。易原さんの妹弟子である彼女は彼が自分の家族全員を殺すように指示をしたことに激怒。(父親は既に殺されたっぽいです。)暴君ぶりを非難します。絶対に仇を討つと言って、嘉凌さんは去ります。

 

母親は嘉凌さんの大胆な行動を知り、ショックを受けます。

 

夜、彼女の家に張鵬さんたちがやってきて、彼女を襲いますが、かなり強く、張鵬さんたちは負けてしまいます。

 

箏の演奏を聴いてうっとりしていた易原さんは曲の最後で弦が切れたことに腹を立て、すぐに奏者を退出させます。側近や侍女たちにちやほやされていても常に立場を失うことを恐れ、ピリピリしています。

 

そこへめげずにまた嘉凌さんがやってきます。側近の魯平さんを下がらせ、皇帝なのにサシで戦う易原さん。追い詰められると上から柵を下ろして、身を守ります。嘉凌さんは諦めて立ち去ります。

 

柯佑民さんに会いに行きます。少林寺も易原さんに困っていました。2人は共に易原さんと戦おうと約束します。

 

夜、僧たちが寝ているところで唐威さんだけが起きています。何か計画しているようです。

 

張翼さんが1番上の兄弟子。2番目が金剛さん。3番目はお喋りでお調子者な衛子雲さん。4番目は真面目な唐威さん。5番目は清によって家族がバラバラになってしまった黃飛龍さん。黃家達さんもいます。彼らも易原さんのやることに腹を立てていました。

 

易原さんは少林寺の焼き討ちを命じます。書庫から大砲の準備をしているのを見た黃家達さんはみんなに危険を知らせます。

 

「血玉」に出てきた門の近くから魯平さんは少林寺に向けて大砲を発射します。逃げ惑う僧たち。翼たちは銅人に挑戦して下山することを決心します。砲撃をかわして、移動。

 

お楽しみの銅人コーナールンルン翼を先頭にたくさんの僧が銅人に向かっていきます。

 

黃家達さんは大切な書物を懸命に守りましたが、書庫が火に包まれ、出てきました。

 

非常時でも銅人をクリアしないと下山できないというキツい設定。たくさんの僧がクリアできず、死んでいきます。死を覚悟し、読経をしながら、火に包まれる僧たちも。

 

想像以上の攻撃に悲しむ洪化郎さん。柯佑民さんは覚悟を決め、残っている僧を集めます。そして、特別な秘密の通路を開けて、逃げることにします。(最初からそうして~アセアセ

 

激重な扉を柯佑民さんが持ち上げます。一番偉い人が持ち上げている扉を申し訳なさそうに通る僧たち。

 

一方、銅人コーナーも盛り上がっていました。黃家達さんは唐威さんに声をかけられ、鐘撞きチャレンジに挑戦。合格していましたが、柯佑民さんが激重扉を持っていると知り、秘密の通路へ向かいます。

 

限界が来ている柯佑民さん。扉を下ろしたとしてもきっと長くは生きていられないでしょう。命がけで弟子たちを守る柯佑民さんを見て、涙を流す黃家達さん。

 

柯佑民さんは持っていた秘伝書「達磨十八訣」を渡し、3つの約束を伝えます。そして、行くのをためらっている黃家達さんを蹴飛ばして逃がします。それと同時に扉は下り、偉い人たちは亡くなります。

 

ミニチュア少林寺は焼け、魯平さんは槍と刀で中に入っていきます。自ら火を放って亡くなっていく洪化郎さん。魯平さんの手下役で嘉凱さんがいて、ちょっと嬉しかったです。魯平さんは秘密の通路を発見し、約70人の僧が脱出したことを知ります。

 

報告を聞いた易原さんは逃げた僧たちをすぐに殺すように命じます。

 

「鬼面忍者」などでよく出てくる岩の階段辺りで邵羅輝さんの指示の下、逃げた僧たちは生活をします。しかし、すぐに清の兵士がやってきます。みんな、速攻で移動を開始します。

 

魯平さんの前に金剛さんが立ちはだかります。みんなを守るために命を懸けて戦った金剛さん。お蔭でみんなは遠くに逃げることができました。

 

よさげな洞窟を見つけました。衛子雲さんは易原さんを倒す気満々です。しかし、翼はそんなに簡単なことではないと彼を止めます。少林寺の再建の方が重要だと考えていました。意見は同じ。ただ、どちらを重要視するかです。

 

かわいい女性たちを連れて、景色を楽しんでいる易原さんを翼たちは狙います。魯平さん、嘉凱さんたちは常に警戒しています。

 

みんなで易原さんを襲います。易原さんは逃げます。追いかける僧たち。激しい攻防が繰り広げられます。衛子雲さんは易原さんの首を刎ねて逃げます。しかし、反対側からまた易原さんが歩いてきます。衛子雲さんは偽者を殺してしまったのでした。追い詰められた衛子雲さんは殺されます。

 

唐威さんも魯平さんと遭遇。殺されるかと思いきや唐威さんは彼に跪きます。彼は清側の人間だったのです。10年前、唐威さんの父は彼を少林寺に入れ、スパイとして活動するように命じたのでした。唐威さんはみんなが洞窟に隠れていることをバラします。

 

黃家達さんはけがをして、仲間に抱えられながら、帰ってきます。黃家達さんの話を聞いて、みんなで衛子雲さんの冥福を祈り、計画の失敗に落胆します。

 

が、1人だけで帰ってきたため、黃家達さんは裏切り者ではないかと疑われます。逆さづりにされ、殴られます。邵羅輝さん、酷い・・・。疑いは晴れず、そのまま逆さづり。後から唐威さんが戻ってきます。翼たちも戻ってきます。

 

またしてもこっそり活動をする唐威さん。翼はこっそり跡をつけます。唐威さんが魯平さんに情報をだだ漏らししている場面を目撃します。翼は邵羅輝さんに裏切り者は唐威さんであることを報告します。

 

キレる邵羅輝さん。その前に黃家達さんに謝って~真顔

 

隠れ家はバレているはず。易原さんを攻めるしかない。全員で計画を立てます。邵羅輝さんは自分が足手まといになってはいけないと思ったのか、自殺してしまいます。悲しむ翼たち。

 

怪しいほどに静まり返っている宮廷。用心しながら侵入していきます。翼の背後から僧らしくなくなった唐威さんがやってきます。裏の裏をかいて、このような立場になっていると話をしますが、翼は唐威さんを信じることができません。黃家達さんたちも彼に疑いの目を向けます。

 

が、翼は唐威さんの言うことを信じます。弟弟子たちは動揺しますが、翼アニキを信じ、ついていくことにします。唐威さんは易原さんを狙いやすい場所へ案内してくれます。しかし、ある部屋に入ると逆に魯平さんたちに囲まれてしまいます。高笑いする唐威さん。やはり騙されたようです。

 

翼たちは必死に戦います。話を聞き付けた易原さんがやってきます。僧たちがどんどん倒されていく様子が嬉しくて仕方ありません。翼は易原さんに襲いかかります。護衛もすごいが易原さん自身もかなり強い。易原さん倒しは難航します。翼はもうダメかもしれません。

 

黃家達さんも易原さんにアタックします。あ~、難しい。ここで「達磨十八訣」を披露。易原さんも翼もびっくりします。

 

すると、唐威さんは腕にはめたリボルバー式の毒矢発射機をいきなり出し、油断している易原さんに向けて発射します。易原さんの腰にがっつり刺さります。

 

唐威さんは敵も味方も欺いて、易原さんを倒すことだけをストイックに目指していたのでした。

 

唐威さんは護衛と兵士に囲まれ、猛攻撃を受け、致命傷を負います。

 

死を目前に長々と話して和解する翼と唐威さん。それぞれが厳しく自分を律して過ごしてきたのですね。とりあえず、仲直りできてよかったです。

 

黃家達さんがみんなの想いを背負って戦い続けます。ヤバくなってきた瞬間、空から嘉凌さんが飛んできます。そして、易原さんを襲い、首を斬り落とし、首をつかんで飛び去ります。黃家達さんも飛び去ります。いきなりワイヤー。

 

首がなくなった易原さんの亡骸に魯平さんたちがしがみついて泣き叫びます。

 

夕日に向かって、馬を走らせる嘉凌さんと黃家達さんの姿で終わります。

 

ラスト、いきなり嘉凌さんがもっていってしまった・・・。黃家達さん、あんなにがんばっていたのに・・・。

 

ちょっとラフな展開ではありましたが、「少林寺十八銅人」の原型とも言える感じで楽しかったです。翼、金剛さん、衛子雲さん、唐威さん、黃家達さんたちがそれぞれの方法で少林寺の教えを守る活躍ぶりがよかったです。

 

嘉凱さんはあまり出演作品がないので、見られて嬉しかったです。

 

1976年の台湾映画。

 

日本でヒットするように自分の作品をマッシュアップさせたようです。なので、郭南宏監督の常連俳優さんは1人2役になっていることも。

 

幼少時代が大きく異なり、修行も少し違います。

 

Ver.2では少林寺を紹介する場面から始まります。張翼さんと金剛さんがいます。「火燒少林寺」のシーン。

 

「火燒少林寺」と「雍正大破十八銅人」の宮廷シーンを使用しています。皇帝は反抗的な張翼さんたちに激怒。潰しにかかります。赤ちゃんを抱いた奥さんはすぐに殺されます。翼は赤ちゃんを部下に渡し、老女の元へ行かせます。

 

両親を失った赤ちゃんを抱いて涙する老女。彼女は龍世家さんたちにお願いし、彼を5歳までびしびし鍛えてもらいます。栄養のあるものを食べ、熱々の砂を擦り込まれ、お腹に重石を乗せられたり、薬草の上で叩かれたりと武術家の英才教育を受けます。「武當二十八奇」のシーンです。

 

蘇真平さんは自分の息子を少林寺に預けます。「八大門派」ではお世話になった息子さんを少林寺に届けるシーンでしたが、台詞を変えて親子設定になっています。傷だらけで息子を背負うシンペー。「お前は何のために少林寺に行くんだ?」、「田鵬さんと常に一緒にいるため。」2人の会話が泣けます。

 

「八大門派」では程立威さん(黃家達さんの子ども時代)が穏やかに過ごしたいと誓っていたシーンがこの映画では「自分を犠牲にする。」と言うシーンになっていました。

 

山奥での生活がバレてしまいます。清軍がやってきたので龍世家さんが子どもを少林寺まで送っていきます。祖母と本来の子役の場面はばっさりカット。(あの子もぷくぷくしてかわいかったんだよな~。)後ろ姿のみ。

 

林小虎くん(田鵬さんの子ども時代)が演じます。柯佑民さんが彼のために川の中に生えている木をジャンプして取ってきてくれます。

 

青年たちと修行するのでついていけません。寝坊して、遅刻することもあります。適度な厳しさ、優しさに包まれて立派に成長していきます。

 

程立威さんも立派に成長していきます。修行僧の中に龍冠武さんがいます。ここは「八大門派」のシーン。

 

そして、黃家達さんにチェンジ。ここで「火燒少林寺」のシーンをもってきているので横に翼と金剛さんがいるという謎な場面になっていました。

 

易原さん、登場。部下の息子は少林寺に潜入して20年。易原さんは少林寺を潰す計画を長期に渡って考えていたようです。

 

ここからしばらくは本来の流れになります。修行に励む僧たち。田鵬さんに厳しい黃家達さんと優しい江南さんのやり取りなどが続きます。

 

で、またちょっとだけ「火燒少林寺」のシーン。

 

黃家達さんが田鵬さんに生い立ちや父親の名前を聞き出そうとしますが、田鵬さんがはぐらかすので、ぷんすか怒っていなくなってしまいます。

 

彼らは修行を終えたので、三十六武房へ進むことを許可されます。次の十八銅人と戦ってクリアできれば少林寺を出ることができます。

 

田鵬さんと江南さん、鐘の中に入って鼻血を出してました。

 

黃家達さんだけ三十六武房に行きます。アナウンスが入り、スタートします。あらゆる方向から矢が飛んできます。黃家達さんは矢をつかみ、発射口を封じます。今度は鉄球が飛んできます。鉄球をつかみ、発射口を封じます。それをクリアすると両側から剣山みたいなのが迫ってきます。潰されたら、終わりです。必死にこらえて進みます。最後は逆立ちして針が顔に当たらないようにしてクリアします。構図も迫力があり、印象に残るシーンでした。

 

田鵬さん、江南さんも三十六武房をクリアしたようです。田鵬さんはある程度の手ごたえを感じており、十八銅人と戦う決心をします。

 

2人で挑戦する予定でしたが、黃家達さんが「俺が一緒に行く。」というので、江南さんは引き下がります。兄弟子に言われたら、仕方ないですね。で、無表情な着ぐるみと戦います。

 

また「火燒少林寺」のシーン。翼は素手で巨大な鐘を鳴らしてました。

 

銅人と戦っていると腕が金色になっていく黃家達さん。銅人役の塗料が取れているのがよくわかりました。田鵬さんは途中で力尽き、脱落します。薬湯に浸かりながら、凹みまくる田鵬さん。

 

がっつり黃家達さんに檄を飛ばされ、また気合いを入れて修行に励みます。熱々の砂をサクサク。そして、薬湯で手を落ち着ける。そして、すぐに別な修行に取り組みます。

 

書物を読んでいる3人。全てを読み終えた田鵬さんは上の棚から、十八羅漢拳について書かれた冊子を発見します。

 

田鵬さんは寝ているときに刺客に襲われます。みんなが駆けつけ、結果、黃家達さんが刺客を殺します。マスクを剥がすとスパイのお坊さんでした。

 

易原さんは計画が失敗したことに腹を立て、担当した部下を処刑します。

 

田鵬さんたちは十八羅漢拳の修行に取り組みます。

 

易原さんは十八銅人フィギュアをゲットし、自分の部下たちにも十八羅漢拳をマスターするよう命じます。

 

2年後、2回目の十八銅人にトライ。「合格しなくちゃいけません。」というアナウンスと共に彼らは襲いかかってきます。

 

いろんなタイプの銅人に勝ち、2人は難関をクリア!柯佑民さんに国のため、人のために尽くしなさいと言われて、山を下ります。

 

すぐに祖母の家を訪ねます。父の知り合いの男性と会い、祖母のことを尋ねますが、祖母は既に亡くなっていました。1回目の銅人挑戦に合格していれば会えたのに・・・。涙する田鵬さん。

 

男性は父親のことや田鵬さんの幼いころの話をしてくれます。彼から血で書かれた父の手紙と家に伝わる刀をもらい、田鵬さんは両親の仇を取ろうという気持ちになります。

 

街の人っぽい服装にして、街を歩く田鵬さん。「九花樓」という店に入ります。食事をしようとしますが、上官靈鳳さんがツンデレな感じで彼に迫ってきます。意図がわからないので、マジギレしそうになりますが、黃家達さんが登場し、止めます。

 

2人は店を出ます。川を渡るシーンは2人だけで渡る演出に変更になっていました。

 

茶樓でまた上官靈鳳さんに会います。彼女は給仕に自分へのサービスが悪いと文句を付けます。

 

そこにシンペーが占い師で登場。このVer.では善悪両方の役を演じていました。田鵬さんに矢を投げてきたので、黃家達さんがボコり、上官靈鳳さんがやっつけてくれます。

 

白い翡翠が彼女から落ちます。彼女は未来の妻であり、一緒に易原さんを倒す相棒になるであろうと男性から言われていたのを思い出します。このVer.の上官靈鳳さんは煽るシーンがかなりカットされているので好印象です。

 

客棧で江南さんと嬉しい再会を果たします。シンペーの投げた矢には毒が沁み込んでいました。その傷を治すための薬をくれます。

 

田鵬さんは自分の近況をいろいろ話したいのですが、誰が裏切り者かわからないので話すことができません。もごもごしていると江南さんは信用してもらっていないと思い、落胆します。その様子を見て、田鵬さんは自分の父親のことや狙われていることなどを全て話します。

 

その夜、雷雨。横になっていると田鵬さんは怪しい物音を聞きます。刺客が襲ってきます。上官靈鳳さん、黃家達さんもすぐに助けにきてくれます。が、毒針で攻撃される田鵬さんと上官靈鳳さん。黃家達さんが刺客を倒します。マスクを剥がすとやはり江南さんでした。

 

厳しい男である黃家達さんですが、兄弟同然の彼を殺すことはできません。江南さんがよろよろと動き出し、解毒剤を渡して立ち去ります。田鵬さんは耐え切れずに彼を抱きしめます。江南さんは易原さんの息子でした。

 

江南さんが易原さんに十八銅人フィギュア&十八羅漢拳情報を渡していたのです。易原さんが秋の祭りに行くこと、彼の強さに気を付けるようにと言い残して亡くなります。田鵬さん、号泣。

 

田鵬さんは上官靈鳳さん、黃家達さんと共に秋祭りに向かう易原さんを待ち構えて、襲うことにします。

 

易原を探せ作戦が発動され、同じ服装をした男性がたくさん登場します。3人はどれが本物なのか戸惑います。

 

いきなり野原に移動して、ラストバトルが始まります。易原さんの近くには刀を持っている黃冠雄さんが。

 

十八羅漢拳で戦いますが、易原さんはこの拳法を研究し尽くしているので強い。易原さんの死穴は喉と判明。3人で喉を狙います。

 

易原さんが取り出した剣はすごい剣。これを封じることができるのは金の虎だけと見知らぬ長老がいきなり語っていました。笑

 

自分の腹に貫通した剣を金の虎でホールド。驚いている易原さんに上官靈鳳さんはマントを被せて、目隠し。速攻で喉を突きます。すかさず急所を黃家達さんが握ります。そして、田鵬さんが父からもらった剣で易原さんを縦に斬って、終了です。非常にスムーズな流れでした。

 

で、黃家達さんの人生をかけた壮大な田鵬さん大好き計画があったことを知り、田鵬さんはショックを受けます。計画を果たすことができたと微笑みながら様子で死んでいく黃家達さん。涙する田鵬さんと上官靈鳳さん。

 

黃家達さんの亡骸を抱えて歩く田鵬さんの姿で終わりです。

 

映画の元ネタを探したり、本来のVer.との違いを見つけたりするのがとても楽しかったです。過去の映画で使われなかった未公開シーンも使われているように思いました。

 

が、やはり本来のVer.の方が流れがスムーズです。急に場面が変わったり、流れにそぐわないシーンがありました。最初はマダムと呼ばれていた女性が後半は祖母設定になっていたのが気になりました。

 

2本セットで観るとかなり楽しめると思います。こういう映画もあるのですねびっくり

 

1976年の台湾映画。

 

男の子が祖母に連れられて少林寺へやってきます。柯佑民さんがお出迎え。

 

父は明の人間で清へ抵抗していました。祖母は孫の身を案じ、少林寺に預けることにします。

 

父は亡くなる前、少年に2つのことを望んでいたそうです。1つは愛国者になること、2つ目は自分と妻の仇を取ることです。祖母は少林寺が受け入れてくれたことに感謝します。最後、白い翡翠を見せて、これを見たときが再会のときだと孫に告げて、涙を堪えて去ります。

 

あっという間に時が経ち、田鵬さんへと成長。OPで銅人と修行してる~。

 

場面が変わって、太鼓のリズムに合わせてお坊さんと田鵬さんが修行しています。黃家達さんもいます。

 

とても厳しい修行に田鵬さんは疲れを見せます。仲間の江南さんが休むよう声をかけますが、兄弟子の黃家達さんはすごい形相で朝鮮人参を取り上げ、「もっと修行せぃ。」と言います。厳しい黃家達さんはそれ以上に自分に厳しい。

 

そんなこんなでレベルアップします。修行の道はまだまだ続きます。

 

夜も1人で修業する田鵬さん。それを見ている黃家達さん。いろいろあるので田鵬さんは過去を隠しています。過去を教えてくれないので黃家達さんは拗ねます。

 

易原さんは少林寺が自分に反抗的なので、イライラムキー潰したくてたまりません。反逆者の息子である田鵬さんがいることも知っており、易原さんは刺客を放ちます。

 

深夜、田鵬さんは狙われます。が、未遂で終わります。


柯佑民さん、邵羅輝さんに見守られながら、若い僧たちは修行に励みます。熱々の砂に手をサクサク入れたり、秘孔を突く練習をしたり、様々なことをしていました。

 

また狙われます。そして、黃家達さんが刺客を殺します。

 

易原さんは計画に失敗した部下を処刑します。そこにもっと悪そうな顔をした魯平さんがやってきます。魯平さんが「皇帝が易原さんのこと、めちゃ褒めていた。」と言うので、易原さんははりきります。

 

鐘を撞いています。その中に入って過ごすのも修行です。黃家達さんは耐えることができましたが、田鵬さんと江南さんはうるさ過ぎて鼻血を出していました。笑

 

修行を終え、くたくたの田鵬さんが寝台に横になると異物感が。手を差し入れると白い翡翠の飾りがあったのです。家族と再会できる証です!

 

早速、江南さんに卒業試験を受けたいと相談します。黃家達さんは懐疑的。でも、田鵬さんの気持ちは変わりません。

 

「銅人陣關口」へ入ろうとすると黃家達さんが2人を止めます。「俺が田鵬さんと一緒に行く。」と言うので、江南さんは交代します。

 

厳しく、ツラい挑戦であることを告げるアナウンスが流れます。ある石畳を黃家達さんが踏んだせいで金色の無表情な着ぐるみが登場します。(幼児が見たら、怖がるレベル。)これが強い。叩いても蹴ってもびくともしません。おまけに複数出てくるので、2人はヤバい状態に陥ります。

 

黃家達さんは奥の壁にある金色の人形に近づいていきます。腹部から棒が出てきて彼を突きます。ナイフも出てくるし、目からパチンコ玉のようなものが・・・。怖っつびっくり

 

黃家達さんは先に進みます。今度は人間の銅人が登場します。(金色に塗った人たち。)黃家達さんはいい感じで銅人たちと戦えたのですが、田鵬さんはダメでした。黃家達さんが連れて帰ってくれました。

 

薬湯に浸かって、体を癒します。檄を飛ばす黃家達さんと優しく励ます江南さん。どちらも田鵬さんにとって大切な存在です。弱音と反省を言う田鵬さんに「女々しいこと言ってんじゃね~。練習、もっとせぃ。ここで人生、過ごす気か!?」と返す黃家達さん。田鵬さんの可能性が見えるから、厳しくするんですね。

 

3人は書物を読む課題に取り組みます。功夫関係の書物だけ読んで済ませようとする田鵬さんを止める黃家達さん。3人は部屋にある膨大な書物を真面目に読みます。読み終わった際、田鵬さんは1冊の古ぼけた本が上にあるのを発見します。それは十八羅漢拳の秘伝書でした。彼らは少林寺で最も難しいと言われている十八羅漢拳に取り組みます。

 

易原さんは十八銅人フィギュアをコレクションし、十八羅漢拳を研究していました。これを知っていれば少林寺を潰せる。易原さん、やる気です!

 

田鵬さんは再び銅人たちに挑戦。刀銅人と棍棒銅人をクリアします。黃家達さんはサウナのようなところで着ぐるみに挑戦です。すんごい強い。だけど、とても優しいことにツボが全部わかるようになっていました。ツボを押すと動きが止まります。

 

田鵬さんは黒くて重そうな棒を持った銅人に18回の猛攻を受けます。耐えられるか。どうにかクリアすることができました。

 

2人はいよいよ最後の関門に到着します。しかし、黃家達さんがまた重要な石畳を踏んでしまい、目の前で激重い扉が降りてきてしまいます。必死に持ち上げ、通り抜ける黃家達さん。田鵬さんもがんばって持ち上げました。

 

そして、「少林木人巷」で成龍さんが大火傷を負いながら、運んだ例のアレを黃家達さんが動かします。腕に龍の形をした火傷ができるのはがんばった証なのですね。動かすと出口の扉が開きます。クリアできて嬉しそう。

 

田鵬さんも自力でクリアできました。喜び合う2人。笑顔で迎える邵羅輝さん。

 

柯佑民さんにも褒められた2人は国と人々のために尽くすことを約束して、山を下ります。

 

田鵬さんは黃家達さんを伴って、祖母の家を訪ねます。が、従姉妹しかいませんでした。祖母は知り合いの男性がいる山奥にいるとのこと。

 

自分たちに仕えてくれた男性を尋ねることに。黃家達さんは別行動。「鬼面忍者」で江生さんが襲われた場所で男性と会いますが、祖母は亡くなっていました。最期まで自分のことを案じていたと知り、涙を流す田鵬さん。

 

男性の住む洞窟へ。彼は田鵬さんの父が志の高い立派な将軍だったことを教えてくれます。父の部下が田鵬さんを5歳まで守り、その後、祖母が少林寺に預けました。そして、血で書かれた父の手紙を読みます。

 

田鵬の父親、張翼。敵に襲われるも勇敢に戦って田鵬さんを守ったそうです。翼の使っていた剣と皇帝の手紙ももらいます。皇帝の手紙にも感激した田鵬さんは愛国心と仇討ちに燃えます。

 

一般人の格好になった田鵬さん。街を歩き、酒樓に入ります。2階で料理にクレームを言う上官靈鳳さんが上から落花生を投げます。田鵬さんに当たります。我慢。

 

上官靈鳳さんは酒に蟻が入っていたことに激怒していました。酒をまた階下に投げます。田鵬さんにかかります。2回目なのでさすがに田鵬さんは怒り、上官靈鳳さんに文句を言います。が、謝ろうとしないので、2階に上がって、少しバトります。

 

黃家達さんがいて、けんかを止めます。「街を出た方がいい。」と田鵬さんに言って、そのまま2人は店を出ます。

 

何がどうよかったのか上官靈鳳さんはついていきます。川を渡るときも一緒。ご縁があるようです。

 

行く先々で彼女は登場。茶樓にもついてきて田鵬さんを刺激します。そこに占い師の蘇真平さんがやってきます。油断しているといきなり矢を投げてきます。

 

上官靈鳳さんはシンペーに向かっていきます。田鵬さんは上官靈鳳さんが落とした翡翠の飾りを見て、びっくり。自分のとぴったりと合ったからです。先ほどの男性が「もう片方を持っている人があなたの将来の妻です。」と教えてくれていました。上官靈鳳さんは将来の奥さんなのでした~。

 

思いにふけっている間、上官靈鳳さんはずっとシンペーと戦ってくれていましたタラー

 

男装を解き、本来の姿に戻った彼女は矢でけがをした田鵬さんの看病をしてくれます。ツンデレ上官靈鳳さんは田鵬さんのことを知っていて、ずっと心配してくれていたのです。「私以外の誰も信用してはいけない。」と言われ、田鵬さんは黃家達さんも信用できなくなります。

 

黃家達さんが食事をしようとしていました。テーブルの上には金の虎が。給仕が箸を近くに置こうとしたら、いきなり動きました。黃家達さん、奇妙な武器を持っています。

 

2階から降りてきた田鵬さんは入口にいる江南さんを発見。江南さんも山を下りてきたのでした。3人は再会を喜びます。しかし、田鵬さんは状況が状況なだけにぶっちゃけた会話をできません。

 

江南さんは彼の態度に落胆して、薬を置いて帰ろうとします。田鵬さんはぶっちゃけます。江南さんは田鵬さんの力になると言ってくれたので、田鵬さんはほっとします。

 

夜、雷雨です。寝ている田鵬さんを何者かが襲います。物音を聞き付けて、上官靈鳳さんと黃家達さんが駆けつけます。田鵬さんは頭に、上官靈鳳さんは胸に毒針によるけがを負います。

 

黃家達さんが刺客を倒します。マスクを剥がすと悲しいことに江南さんでした。20年間、共に修行した親友。兄弟と言ってもいいレベルの付き合いだった彼が・・・。黃家達さんは殺すことができません。瀕死の江南さんは解毒剤を渡し、豪雨の中を歩き出します。田鵬さんは耐え切れず、彼を抱きかかえます。

 

江南さんも幼いころに少林寺に送られていました。易原さんが強いこと、ある街に旅行することなどを教えてくれます。なぜそんなに易原さんについて詳しいかというと自分の父親だからでした。父親たちのトラブルが子どもたちにまで影響して・・・。事切れた江南さんを抱いて、涙する田鵬さん。

 

十八銅人フィギュアを愛でている易原さんに江南さんの死の知らせが届きます。

 

3人は易原さんが通る道で待ち構えて彼を殺そうとします。しかし、輿の中にいたのは身代わりの黃飛龍さんでした。

 

後ろから本物の易原さんが登場します。他にも易原さんと同じ服装をした人物が何人も出てきます。偽易原作戦に戸惑う3人ガーン

 

街から野原に変化。乱闘タイム~。十八羅漢拳を使って戦います。しかし、易原さんは研究していたので、彼らの技をうまく防ぎます。上官靈鳳さんは偽易原さんを倒したり、2人のサポートをしたり、大忙しアセアセ

 

無表情で突っ立っている兵士の黃冠雄さんに声をかけると中から剣が出てきます。易原さんは剣を使って3人を追い込んでいきます。

 

黃家達さんは1人で易原さんに挑みます。易原さんは黃家達さんの腹を刺します。実は狙っていた行動でした。貫通した刃をすかさずあの金の虎で固定します。上官靈鳳さんは彼にマントを被せて視覚を遮り、喉を突きます。黃家達さんは急所を攻撃。最後に田鵬さんが父の剣で彼を縦に斬ります。

 

黃家達さんは田鵬父の護衛の息子でした。黃家達父は田鵬さんの家族を守れなかったことをずっと悔いていて、田鵬さんが少林寺に入ったのと同時に黃家達さんも少林寺に入れたのでした。親子共々、人生全てを懸けて田鵬さん家族をサポートしていたというわけです。死にゆく顔が美しい。わかり合えたときは死ぬときという悲しい展開でした。

 

黃家達さんの遺体を運びながら、田鵬さんは江南さんと黃家達さんの思い出を振り返ります。3人の儚くも美しい友情・・・。黃家達さんの厳しさにはちゃんと理由がありました。江南さんが刺客だと知ったときの黃家達さんの悲しそうな顔も印象的でした。

 

上官靈鳳さんがこれからはいい相棒になってくれるでしょう。終わり。

 

前半と後半が見事に切り変わっており、テンポもよく、面白い映画でした。これは真似したくなるし、続編も作りたくなりますね。

 

前半の銅人たちとの戦いが個性的で楽しかったです。

 

後半は少しミステリー色があり、誰が裏切り者なのかドキドキする展開が面白かったです。

 

ラスボスを倒して終わりではなく、3人の友情が決して表面上のものではなかったと感じさせてくれる終わり方がよかったです。

 

今回、観たのはオリジナルVer.でした。さまざまな銅人映画を組み合わせたVer.もあります。こちらが日本向けかな。こちらも感想をアップしたいと思います。

 

1980年の香港映画。監督は袁和平さん・徐小明さん、武術指導は袁家班の皆様。

 

少年が海辺にいると小僧がやってきて、彼にサツマイモをあげます。食べていると少年たちがやってきて、盗んだんじゃないかとトラブルになります。少年と小僧は彼らに抵抗します。(盗んだんですけどね。)

 

2人は仲良し。いじめっ子たちから身を守るために功夫を習得することに。

 

少年は袁信義さん、小僧は徐小明さんに成長します。2人はずっと一緒に練習に励んできましたが、ノブさんは街に就職するためにこの地を去ることになります。亀形の翡翠飾りを別れの印としてあげます。ノブさんは親代わりの張照さんに伴われて街へ向かっていきました。

 

徐小明さんは寺にある翡翠の仏像を手に入れる計画に巻き込まれます。娼婦に酒を飲まされ、その娼婦は首謀者に殺されます。徐小明さんは娼婦を買い、酒を飲むという仏教の道に反する行動を取ってしまいました。加えて、殺人の疑いも。バレないようするため、翡翠の仏像を盗みに「普光寺」に侵入します。

 

仏像の近くには袁日初さんともう1人がおりました。徐小明さんは彼らを気絶させます。(袁日初さん、もう出番終わりか~。)仏像の真ん前に寝ている袁小田さんを避け、梁を伝っていきます。

 

仏像は袁小田さんと細い鎖で繋がっていました。既に袁小田さんは気づいており、降りるように命じます。

 

鎖を外し、彼の攻撃をかわして出ようとしますが、袁小田さんは強い。この辺の父スタントはノブさん。徐小明さんは諦めて、立ち去ります。袁小田さんは彼から何かを取ったようです。

 

首謀者はしくじった彼に文句を言っています。張照さんはその様子を目撃。左右の足のサイズが違う男性を見て、追いかけている悪党だと気づきます。追いかけますが、徐小明さんによって襲われます。

 

さて、ノブさんは何柏光さんの理容室で働いています。同僚は陳龍さん。昔の理容室ってこういう感じなんだ。面白い。

 

魚頭雲さんが待たされてイライラしています。マッサージを受けている間に寝てしまいます。彼は髭を大切にしていたのですが、ノブさんがよく確認せず、剃ってしまいますガーン焦る何柏光さん。面倒な客なのにアセアセ陳龍さんが修復します。

 

ドキドキしながら起こします。彼が左の髭に触れないようにタオルを渡したり、煙草を加えさせたりします。無事に帰ってもらえると思った瞬間、女性とぶつかってしまい、髭が取れてしまいます。

 

キレる魚頭雲さん。店内で暴れます。ノブさんは魚頭雲さんと戦います。もう片方の髭も剃り落として気分すっきりの2人でしたが、店主は激怒。2人とも解雇されます。

 

ノブさんは陳龍さんを連れて、実家に帰ります。しかし、家はずっと留守だったようです。不審に思ったノブさんは保安隊に行きます。

 

張照さんは警察署長でしたが、2ヶ月前に突如姿を消したというのです。そのため、代理の胡大為さんが来ていました。

 

セクハラしてくる客を壺で殴り付けている幼馴染の唐晶さんのところへ行きます。線香屋の店主は李海生さん。彼らに聞いても張照さんの行方はわかりません。張照さんの行方を調べる気満々のノブさんを見て、李海生さんは顔つきが変わります。

 

首謀者と思われる男性がすれ違いざまにノブさんの上着ポケットに毒蛇を入れますヘビ陳龍さんが気づき、すぐに取り去ることができました。

 

街に偉そうな態度の袁祥仁さんと手下たちがやってきます。屋台で無銭飲食を繰り返します。抵抗する臭豆腐屋の袁振洋さんを殴ります。手下たちがやられてしまったので、袁祥仁さんは彼に暴行します。あまりに酷い様子を見て、徐小明さんが助けに入ります。袁祥仁さんの服に竿竹を入れて、動けなくします。

 

徐小明さんが寺へ帰る途中、肩を叩かれます。戦闘態勢を取るとノブさんでした。再会を喜ぶ2人。

 

師匠の陳少鵬さんのところへ行きます。樊梅生さんと棋象をしていました。ウメオは棋象の名人なのですが、陳少鵬さんに負けそうなのでチートをします。やり込められます。ウメオ、かわいい。

 

陳少鵬さんもノブさんとの再会を喜びます。そして、やはり張照さんの行方不明を心配してくれていました。寺に泊めてもらうことにします。

 

朝、2人で久しぶりに練習をしていると、陳少鵬さんが様子を見にやってきます。ノブさんがちゃんとがんばっていることに喜びます。

 

陳少鵬さんは2人のキャラに合わせて、徐小明さんに佛掌、ノブさんに羅漢拳を教えていました。元は1つの拳法です。片方だけでは不十分なのではというノブさんの疑問に対して、ちょっと謎なポーズを見せて、片方を極めれば十分いい感じだと説明してくれます。佛掌には必殺技がありました。それを見たいと徐小明さんに頼みますが、お祈りの時間が来たのでそこで話は終わりになります。

 

陳龍さんが寺での生活に飽きたので、街に行こうと声をかけます。張照さんを探さなくてはなりません。寺を出ます。

 

家で肉料理を楽しむ陳龍さん。ノブさんはそんな気持ちになれません。家の外で何者かが狙っていました。鍋料理の上に落ちて来た男性を2人でボコります。しかし、彼は絶対に顔を見せません。男性はろうそくを消して、暗闇の中を逃走します。

 

徐小明さんはノブさんを襲ったことに対して、話が違うと首謀者?首謀者の側近(袁祥仁さんかな。)に言います。しかし、秘密を握られているので何もできません。悩み、苦しむ徐小明さん。   

 

食事を終えたノブさんと陳龍さんに宋金來さんが占い師のふりをして近づいてきます。がんがん攻めてきます。木の上にウメオがいる。笑

 

文句を言いつつも棋象を使いながら、宋金來さんをボコり、彼を助けてくれました。

 

山怪さんは首謀者の依頼を受けて、ノブさん暗殺の計画に取り掛かります。毒薬と仕掛け、拳法で彼を確実に殺す予定。メイクも演技もすごくてインパクト大でした。

 

ノブさんが修行をしていると首謀者の姿が。狙ってる~。すると、徐小明さんがそれとな~く彼に近づき、首謀者からノブさんを守ります。

 

徐小明さんはそれとな~く彼をこの街から出そうとしますが、ノブさんにはその気はありません。張照さんが何か大きな事件を追っていたことをつかんでいました。複雑な表情の徐小明さん。

 

陳龍さんが山怪さんからの手紙を持ってきます。張照さんの手掛かりがつかめそうなので、山怪さんの家に向かいます。

 

山怪さんは計画通りにノブさんを殺そうとします。2人が話している間に勝手に陳龍さんがご馳走をつまみ食いしているのが笑えました。

 

毒入りのお茶を飲ませようとしますが、陳龍さんがノブさんに強引にスープを飲ませようとしたため、失敗に終わります。

 

2つ目の作戦はテーブルに仕掛けられた槍です。足元のスイッチを押すと槍が出てきて、刺さる仕掛けです。食事中も箸とお椀でバトル。

 

2人がバトルしている横で食べるのに夢中な陳龍さん。ほしいものが取れないので、テーブルを回転させてしまいます。陳龍さんが間違って仕掛けを踏んでしまい、山怪さんの手下たちに刺さります。

 

遂に本性を見せる山怪さん。ノブさんは絞殺されそうになります。陳龍さんが大きなハンマーで山怪さんの背中を叩くと、背中のこぶが前に移動して、胸が膨らみます。再度、襲いかかる山怪さん。毒薬入りのお茶を持っていたノブさんは彼にかけてしまいます。

 

毒を飲んでしまい、大暴れ。陳龍さんが毒薬の棚にぶつかった際、解毒剤が上着ポケットに入ります。それを知らずに山怪さんは床にこぼれた薬を片っ端から口に入れますが、効き目はありませんでした。山怪さんは亡くなります。

 

2人は帰宅途中、家に灯りが点いているのを発見します。徐小明さんが何かを探しています。暗闇で2対1で戦います。

 

陳龍さんが灯りを点けましたが、振り落とされ、落下します。床の薪に燃え移ります。その炎を自分の縄に移し、武器として戦う演出が凝っているなと思いました。別な侵入者がやってきた隙に徐小明さんは逃げます。侵入者を捕まえ、マスクを取ります。あ!袁振洋さん。痛めつけて知っていることを吐かせてやりたいと思ったら・・・。

 

彼は潜入捜査官でした。張照さんからよそ者が地元の宝を狙っているとの手紙をもらっていました。鍋料理の上に落ちてきたのは彼だったようです。ノブさんは翡翠の仏像が狙われていたことを知ります。首謀者は「BIG SMALL FFET」という異名をもつ男性。共犯者もいるようです。

 

ノブさんは街へ行く際、その手紙を落としてしまいます。李海生さんが拾います。

 

街で袁振洋さんと会います。彼が新しく得た情報をノブさんに話そうとしたとき、大量の注文が入ります。袁振洋さんが注文した男性に言われるがまま、移動すると・・・。李海生さんがいました。ノブさんが落とした手紙から袁振洋さんが潜入捜査官だとバレたようです。誰もいない場所で李海生さんに襲われます。

 

ノブさんは嫌な予感がして袁振洋さんを探すと、彼は倒れていました。握りしめていた服の一部を渡し、李海生さんが首謀者だと伝え、息絶えます。

 

大急ぎで店へ。店の奥へ行き、地下室に降りていきます。

 

李海生さんは何も知らない陳龍さんからノブさんが自分を探していると聞き、全てバレたことに勘付きます。そして、巨大な刀で陳龍さんと唐晶さんを襲います。陳龍さんは李海生さんの靴を引っ張り、彼の左右の足のサイズが違うことに気づきます。「BIG SMALL FFET」だ!陳龍さんを守ろうとした唐晶さんは亡くなります。

 

地下にいたノブさんは鎖で繋がれている張照さんを発見します。張照さんって元々細い方だから、めちゃ弱ってる感が伝わってくる。舌を切られ、腕も脚もダメにされていました。口に棒を加えて字を書いて、実行犯を知らせようとします。「田」という字を書いて続きを書こうとしたところを李海生さんが襲いかかってきます。張照さんは殺されます。

 

ノブさんは李海生さんと戦います。陳龍さんは胡大為さんを連れてきてくれました。しかし、スーパー頼りない。結局、ノブさんが李海生さんを倒します。

 

ノブさんは共犯者として陳少鵬さんを疑い、自宅に来ていた彼を襲います。陳少鵬さんはノブさんを疑っていました。陳少鵬さんは袁小田さんから預かった亀の翡翠飾りを見せ、ノブさんは知っていることを話し、徐小明さんが真犯人だと突き止めます。

 

親友が張照さんをあんな目に遭わせるなんて・・・。ショックと絶望に陥ります。張照さんと唐晶さんの葬式で徐小明さんは知らないふりをしてお経をあげています。唐晶さんの友達が亀の飾りを付けているのを見て、徐小明さんは動揺します。

 

徐小明さんは悲しみに暮れる唐晶さんの友達を自分が介抱をすると言って、みんなを遠ざけます。こっそり彼女に近づきますが、彼女はやたら動きがいい。女装した胡大為さんでした。しかし、スーパー頼りない。やられまくりの胡大為さんを助ける手が。人形に隠れていたノブさんが出てきます。

 

遂に対面します。やっぱり徐小明さんだったか・・・。立派な僧だと思っていたのにとノブさんは言います。徐小明さんは僧以外の道を選ぶことができなかったことずっと悔しく思っていたのです。

 

孤児の2人。引き取られた場所が違ったために人生が大きく変わってしまいました。

 

途中、陳少鵬さんが止めに入りますが、暴走する徐小明さんを止めることはできませんでした。陳少鵬さんは彼がとても賢い反面、誘惑に弱いことに気づいていました。指導することで誘惑に勝てる心を育てたかったのですが・・・。

 

「悔い改めるには遅過ぎる。」とノブさんの言葉に耳を貸しません。

 

かわいい弟子2人が戦う姿を見るのは陳少鵬さんにとってとてもツラいことだったでしょう。

 

徐小明さんにパロスペシャルみたいな技を食らって苦しみます。動けない陳少鵬さんは数珠を投げて、徐小明さんの気を散らして、ノブさんを助けます。ノブさん、怒涛の攻撃。徐小明さんも攻撃しますが、寸前で止めます。「師匠のためにノブさんを殺さない。」と言い、目に涙を浮かべながら亡くなります。

 

ノブさんは自分の胸に徐小明さんの手形がくっきり残っているのを発見します。彼は佛掌の必殺技を繰り出して、ノブさんを殺すこともできたはずでしたがしなかったのです。

 

「彼はようやく理解した。」と言って、悲しそうに立ち去るノブさんと陳少鵬さん。終わりです。

 

単純な復讐劇ではなかったのがよかったです。徐小明さんは闇を抱えるキャラを見事に演じていたと思いました。

 

誘惑に弱いなりに必死に生きてきたと思います。犯罪に巻き込まれながらも必死に李海生さんから守ろうとしていたし、心はずっと陳少鵬さんの側にあったはずです。彼の複雑な気持ちを思うと、ジキルとハイド的な物語でもあるなと思いました。


そして、お笑い担当の陳龍さんと山怪さんがすばらしかったです。山怪さんは気持ち悪さもすごかったです。

 

ノブさんと袁祥仁さんって似てないと思ったけど、ノブさんが悶絶する表情が袁祥仁さんに似ていたのでやっぱり兄弟だな~と妙に感心してしまいました。

 

2回目の感想です。

 

武術指導が袁信義さん、元奎さん、元彪さん。

 

父が見守る中、丁華寵さんが海で凧揚げをしていると、陳星さんがいきなり登場。5年前に父が倒した相手でした。父はもう引退していましたが、陳星さんは納得していません。戦いが始まります。が、すぐに決着がつきます。父は負け、陳星さんが投げた武器で自分の腹を突いて命を絶ちます。

 

ショックを受ける丁華寵さん。父は反逆者たちを倒してほしいというお願いを陳星さんにします。2人は立場は違えど、愛国者でありました。愛国者グループの中に反逆者がいるようです。陳星さんは彼の願いを聞き入れます。

 

父と陳星さんにしかわからないファイターの掟・・・。が、息子としては全く理解できません。陳星さんを殺そうとしますが、丁華寵さんは軽くあしらわれます。

 

陳星さんは師匠であり、敵であるという極めて不思議な関係を丁華寵さんと築くことになります。旅の途中、ちょっとした隙を見つけては陳星さんを攻撃しますがかわされます。

 

夜、洞窟で犬をかわいがっていると、陳星さんは取り上げ、殺してしまいます。「復讐してから、かわいがる余裕をもて!」と厳しい言葉。怒る丁華寵さん。しかし、力の差は歴然です。倒された後、「悔しかったら、しっかり食べて成長して、俺を殺せ!」と言われ、無心で乾パンみたいなものを食べる丁華寵さんなのでした。

 

街に着きました。客棧に入ります。心が荒んでいる丁華寵さんは店で最も高い料理を注文します。支払いは陳星さんなので、やりたい放題。犬を殺しているし、「しっかり食べろ。」と言った手前、あまり強く出られない陳星さん。本当は優しいんだね。

 

ある客が箸と杯を不思議な置き方をして、去ります。陳星さんは丁華寵さんに財布を預けて、彼を追います。

 

彼を追うと、陳星さんを待っていました。そして、大量の金の延べ棒を渡してきます。陳星さんは高い報酬を要求することで有名な殺し屋でした。陳星さんの殺しのルールは独特で、自分が納得しないと殺しません。納得しない場合は依頼人を殺すのです。男性は羅烈さんを殺す依頼をします。納得できないので、彼を殺そうとします。

 

笠を奪うと鬼の面をつけていました節分鬼面は羅烈さんは反逆者と繋がりがあり、彼を倒せば、トップも自ずと出てくると言います。丁華寵父の遺志を実行したい陳星さんは考え直します。鬼面はあっという間にいなくなってしまいます。

 

そこに遊郭へ売られる途中の陳明利さんがやってきます。仲介人の女性と護衛のノブさんと元奎さんが一緒にいます。落ち込んだ様子の陳明利さんを解放するように言うと護衛が襲ってきます。彼らを倒し、持っていた金の延べ棒をやると仲介人は嬉しそうにもらいます。陳明利さんにも1本渡し、家に帰るよう言います。美人さんに見つめられて、恥ずかしくなった陳星さんは立ち去ります。

 

「鬼面忍者」に出てくる岩場で座っていると、輿がやってきます。陳星さんは羅烈さんを待っていたのですが来ず。代わりに若者がやってきました。陳星さんは彼とは戦いたくありません。

 

若者は自信満々。陳星さんを煽ります。なので、丁華寵さんと戦わせることにします。若者の方が強く、丁華寵さんは負けてしまいます。

 

寝台で横になるほど弱ってしまった丁華寵さん。陳星さんは気合いを入れますが、反応できないレベル。なので、看病します。意外なほど親切に面倒を看てくれるので、丁華寵さんは戸惑ってしまいます。

 

復活し、修行に励みます。おいおい、陳星さん、嬉しそう。好きがだだ漏れしてるよ酔っ払い

 

「神腿」で出てきた広場で羅烈さんが弟子たちを鍛えています。弟子の中にノブさん、発見。陳星さんと丁華寵さんがやってきました。丁華寵さんは若者に再チャレンジし、勝ちます。

 

陳星さんが羅烈さんと戦います。前半は陳星さんが優勢でした。しかし、羅烈さんは弱ったふりをして、陳星さんを油断させ、攻撃をします。羅烈さんのスタントを元奎さんが演じていました。陳星さんのスタントは元彪さんかな?ちょっと自信ないです。

 

やられた陳星さん。羅烈さんに「本当に強いファイターは罠に嵌めるのが上手だ。お前は優し過ぎる。」と言われます。羅烈さんに一目置いていたけれど、そんなことを言われ、陳星さんは怒って帰ります。

 

陳星さん、倒れちゃいました。隙あらば殺す気満々の丁華寵さん。彼を踏みつけ、厳しい言葉を投げつけます。が、意識を失ってしまったので、丁華寵さんはびっくり。彼もまたかいがいしく看病します。

 

羅烈さんはボスの黃正利さんに陳星さんのことを知らせます。黃正利さんはかつて彼と戦ったことがあり、彼の弱点も知っているので全く心配していませんでした。刺客も放っていました。

 

丁華寵さんは看病の合間に修行しています。陳星さんは陰から嬉しそうに修行の様子を見ています。が、バレてはマズいと思い、寝たふりをします。

 

もう回復していることに気づいた丁華寵さん、彼を詐欺師呼ばわりして、怒らせてしまいます。痴話げんか状態になっていると元奎さんと元彪さんが登場します。

 

元奎さんの槍が美しい。陳星さんのスタントは誰なのかな。元彪さん?ノブさん?スタントの動きもすばらしかったです。元彪さんは刀とトンファーで陳星さんに襲いかかります。2人とも陳星さんに負けます。彼らは黃正利さんの孫。悔しそうに立ち去ります。

 

街で女性たちに目を奪われる陳星さん。葛小寶さんと女性が仲良くしているのを見ています。丁華寵さんを食事に行かせ、遊郭に向かいます。

 

丁華寵さんは尾けていました。部屋に入り、女性を選ぶ際、助けたはずの陳明利さんがいて、陳星さんはびっくりします。思わぬ再会に心ときめく2人。が!狙ったかのように丁華寵さんが階下で暴れます。様子を見に行くと、倒れていました。誰にやられたのかなと思っていると、演技でした。陳星さんのナイフを奪い、襲いかかります。

 

戦っていると経営者が陳星さんの手伝いのつもりで丁華寵さんを殴って気絶させます。陳星さんは激怒。経営者を殴り、彼の介抱をするように命じて、上に戻ります。

 

陳明利さんとまたいい雰囲気になっていると、また邪魔が入ります。黃正利さんの孫娘の龍君兒さんでした。女性とは戦わないと龍君兒さんとの戦いと断ると、ドリスは怒り出します。

 

丁華寵さんがドリスに「詐欺師って言ってみ。」とけしかけ、言うと、陳星さんは怒り出します。そして、「南拳北腿鬥金狐」に出てきた寺の前で戦います。やっぱし強い陳星さん。ドリスは立ち去ります。

 

直後、陳明利さんがやってきます。足抜けできたので、陳星さんについて行きたいと言います。陳星さんは街に留まるように言います。黃正利さんを倒したら迎えに行くと約束してくれたので、彼女は涙を流しながら納得します。

 

暗闇にたくさんのろうそくが置かれた場所で黃正利先生のアクションタイム!足技だけでなく、武器の扱いも上手いです。かっこいい・・・イエローハーツドリスが負けたことを報告にやってきます。それでも余裕な黃正利おじいちゃん。

 

陳星さんは黃正利さんと戦うことにします。草の陰からこっそり見ている丁華寵さん。陳星さん、負けます。そして、屈辱的なことをたくさん言われます。

 

黃正利さんが立ち去った後、丁華寵さんは陳星さんを家へ連れて帰ります。隙だらけなのでいつでも殺せます。一旦は武器を手に彼に向かいますが、武器を捨て、励まし、看病します。薬屋にまで行ってる!

 

体調は回復しましたが、練習を再開する兆しが見えない陳星さん。黃正利さんに負けたのが相当なショックだったようです。すっかりヘタレになってしまった陳星さんを励まし続けます。この辺から立場が逆転していきます。

 

丁華寵さんは棍棒1本で3人の孫のところへ乗り込んでいきます。3人といい感じで戦っていると黃正利さんがやってきます。5年いれば、チャンピオンにしてやると褒められます。

 

黃正利さんと戦います。煽りに煽って、立ち去ります。なんて気の強い若者。羅烈さんはその様子を見ていました。

 

陳星さんは修行を再開していました。丁華寵さんは陳星さんのために黃正利さんの技を見に行ったのでした。彼に説明してあげます。

 

再び、丁華寵さんは黃正利さんの元を訪れ、陳星さんが挑戦したい旨を伝えます。丁華寵さんは「彼を倒すのはある男だが、それはあなたではない。(=自分だ。)」と言って、立ち去ります。ここがめっちゃかっこよかったですハート

 

孫3人が歩いていると、鬼面と手下たちに囲まれます。ドリスが殺されます。

 

陳星さんと黃正利さんが熱い戦いを繰り広げている最中に鬼面が黃正利さんを斬り付け、殺してしまいます。

 

鬼面は羅烈さんでした。最終的にボスの黃正利さんは反逆者勢力につかなかったので、彼を排除するため、そして、反逆者を倒そうとしていた陳星さんを排除するためにわざと自分の暗殺を依頼したのでした。

 

真の敵は羅烈さん。心配して駆けつけた丁華寵さんは父の形見の武器を彼に渡します。ラストバトルは割と簡単に決着がつきます。

 

羅烈さんを倒し、気が抜けた陳星さんを丁華寵さんが棍棒で襲います。襲われるがまま。丁華寵父の遺志を実行した彼はもう殺されてもいいと思っていました。

 

しかし、丁華寵さんはそれ以上はやりませんでした。「あなたの技術も弱点も全てわかっている。好きなときにいつでも殺せる。悔しかったら、ついてこい。鍛えてやる。」と言います。茫然とする陳星さん。

 

「ついてこないのか~!!」叫ぶ丁華寵さんを追いかける陳星さんの姿で終わります。

 

萌える・・・ラブラブこれ、きっと陳星さんは陳明利さんのことを忘れちゃってるでしょう。笑

 

丁華寵さんの美しさがヤバいキラキラ陳星さんのキャラも人間味が溢れていていいです。

 

画像がきれいであれば、元奎さん、元彪さん、ノブさんのスタントもよくわかるのに。画像が粗く、はっきりと確認できないのが悔しかったですもやもやはっきりスタントしている元奎さんが映ると嬉しかったです。

 

キャストも内容もアクションも充実していて、私の大好きな作品ですハート