2回目の感想です。
武術指導が袁信義さん、元奎さん、元彪さん。
父が見守る中、丁華寵さんが海で凧揚げをしていると、陳星さんがいきなり登場。5年前に父が倒した相手でした。父はもう引退していましたが、陳星さんは納得していません。戦いが始まります。が、すぐに決着がつきます。父は負け、陳星さんが投げた武器で自分の腹を突いて命を絶ちます。
ショックを受ける丁華寵さん。父は反逆者たちを倒してほしいというお願いを陳星さんにします。2人は立場は違えど、愛国者でありました。愛国者グループの中に反逆者がいるようです。陳星さんは彼の願いを聞き入れます。
父と陳星さんにしかわからないファイターの掟・・・。が、息子としては全く理解できません。陳星さんを殺そうとしますが、丁華寵さんは軽くあしらわれます。
陳星さんは師匠であり、敵であるという極めて不思議な関係を丁華寵さんと築くことになります。旅の途中、ちょっとした隙を見つけては陳星さんを攻撃しますがかわされます。
夜、洞窟で犬をかわいがっていると、陳星さんは取り上げ、殺してしまいます。「復讐してから、かわいがる余裕をもて!」と厳しい言葉。怒る丁華寵さん。しかし、力の差は歴然です。倒された後、「悔しかったら、しっかり食べて成長して、俺を殺せ!」と言われ、無心で乾パンみたいなものを食べる丁華寵さんなのでした。
街に着きました。客棧に入ります。心が荒んでいる丁華寵さんは店で最も高い料理を注文します。支払いは陳星さんなので、やりたい放題。犬を殺しているし、「しっかり食べろ。」と言った手前、あまり強く出られない陳星さん。本当は優しいんだね。
ある客が箸と杯を不思議な置き方をして、去ります。陳星さんは丁華寵さんに財布を預けて、彼を追います。
彼を追うと、陳星さんを待っていました。そして、大量の金の延べ棒を渡してきます。陳星さんは高い報酬を要求することで有名な殺し屋でした。陳星さんの殺しのルールは独特で、自分が納得しないと殺しません。納得しない場合は依頼人を殺すのです。男性は羅烈さんを殺す依頼をします。納得できないので、彼を殺そうとします。
笠を奪うと鬼の面をつけていました鬼面は羅烈さんは反逆者と繋がりがあり、彼を倒せば、トップも自ずと出てくると言います。丁華寵父の遺志を実行したい陳星さんは考え直します。鬼面はあっという間にいなくなってしまいます。
そこに遊郭へ売られる途中の陳明利さんがやってきます。仲介人の女性と護衛のノブさんと元奎さんが一緒にいます。落ち込んだ様子の陳明利さんを解放するように言うと護衛が襲ってきます。彼らを倒し、持っていた金の延べ棒をやると仲介人は嬉しそうにもらいます。陳明利さんにも1本渡し、家に帰るよう言います。美人さんに見つめられて、恥ずかしくなった陳星さんは立ち去ります。
「鬼面忍者」に出てくる岩場で座っていると、輿がやってきます。陳星さんは羅烈さんを待っていたのですが来ず。代わりに若者がやってきました。陳星さんは彼とは戦いたくありません。
若者は自信満々。陳星さんを煽ります。なので、丁華寵さんと戦わせることにします。若者の方が強く、丁華寵さんは負けてしまいます。
寝台で横になるほど弱ってしまった丁華寵さん。陳星さんは気合いを入れますが、反応できないレベル。なので、看病します。意外なほど親切に面倒を看てくれるので、丁華寵さんは戸惑ってしまいます。
復活し、修行に励みます。おいおい、陳星さん、嬉しそう。好きがだだ漏れしてるよ
「神腿」で出てきた広場で羅烈さんが弟子たちを鍛えています。弟子の中にノブさん、発見。陳星さんと丁華寵さんがやってきました。丁華寵さんは若者に再チャレンジし、勝ちます。
陳星さんが羅烈さんと戦います。前半は陳星さんが優勢でした。しかし、羅烈さんは弱ったふりをして、陳星さんを油断させ、攻撃をします。羅烈さんのスタントを元奎さんが演じていました。陳星さんのスタントは元彪さんかな?ちょっと自信ないです。
やられた陳星さん。羅烈さんに「本当に強いファイターは罠に嵌めるのが上手だ。お前は優し過ぎる。」と言われます。羅烈さんに一目置いていたけれど、そんなことを言われ、陳星さんは怒って帰ります。
陳星さん、倒れちゃいました。隙あらば殺す気満々の丁華寵さん。彼を踏みつけ、厳しい言葉を投げつけます。が、意識を失ってしまったので、丁華寵さんはびっくり。彼もまたかいがいしく看病します。
羅烈さんはボスの黃正利さんに陳星さんのことを知らせます。黃正利さんはかつて彼と戦ったことがあり、彼の弱点も知っているので全く心配していませんでした。刺客も放っていました。
丁華寵さんは看病の合間に修行しています。陳星さんは陰から嬉しそうに修行の様子を見ています。が、バレてはマズいと思い、寝たふりをします。
もう回復していることに気づいた丁華寵さん、彼を詐欺師呼ばわりして、怒らせてしまいます。痴話げんか状態になっていると元奎さんと元彪さんが登場します。
元奎さんの槍が美しい。陳星さんのスタントは誰なのかな。元彪さん?ノブさん?スタントの動きもすばらしかったです。元彪さんは刀とトンファーで陳星さんに襲いかかります。2人とも陳星さんに負けます。彼らは黃正利さんの孫。悔しそうに立ち去ります。
街で女性たちに目を奪われる陳星さん。葛小寶さんと女性が仲良くしているのを見ています。丁華寵さんを食事に行かせ、遊郭に向かいます。
丁華寵さんは尾けていました。部屋に入り、女性を選ぶ際、助けたはずの陳明利さんがいて、陳星さんはびっくりします。思わぬ再会に心ときめく2人。が!狙ったかのように丁華寵さんが階下で暴れます。様子を見に行くと、倒れていました。誰にやられたのかなと思っていると、演技でした。陳星さんのナイフを奪い、襲いかかります。
戦っていると経営者が陳星さんの手伝いのつもりで丁華寵さんを殴って気絶させます。陳星さんは激怒。経営者を殴り、彼の介抱をするように命じて、上に戻ります。
陳明利さんとまたいい雰囲気になっていると、また邪魔が入ります。黃正利さんの孫娘の龍君兒さんでした。女性とは戦わないと龍君兒さんとの戦いと断ると、ドリスは怒り出します。
丁華寵さんがドリスに「詐欺師って言ってみ。」とけしかけ、言うと、陳星さんは怒り出します。そして、「南拳北腿鬥金狐」に出てきた寺の前で戦います。やっぱし強い陳星さん。ドリスは立ち去ります。
直後、陳明利さんがやってきます。足抜けできたので、陳星さんについて行きたいと言います。陳星さんは街に留まるように言います。黃正利さんを倒したら迎えに行くと約束してくれたので、彼女は涙を流しながら納得します。
暗闇にたくさんのろうそくが置かれた場所で黃正利先生のアクションタイム!足技だけでなく、武器の扱いも上手いです。かっこいい・・・ドリスが負けたことを報告にやってきます。それでも余裕な黃正利おじいちゃん。
陳星さんは黃正利さんと戦うことにします。草の陰からこっそり見ている丁華寵さん。陳星さん、負けます。そして、屈辱的なことをたくさん言われます。
黃正利さんが立ち去った後、丁華寵さんは陳星さんを家へ連れて帰ります。隙だらけなのでいつでも殺せます。一旦は武器を手に彼に向かいますが、武器を捨て、励まし、看病します。薬屋にまで行ってる!
体調は回復しましたが、練習を再開する兆しが見えない陳星さん。黃正利さんに負けたのが相当なショックだったようです。すっかりヘタレになってしまった陳星さんを励まし続けます。この辺から立場が逆転していきます。
丁華寵さんは棍棒1本で3人の孫のところへ乗り込んでいきます。3人といい感じで戦っていると黃正利さんがやってきます。5年いれば、チャンピオンにしてやると褒められます。
黃正利さんと戦います。煽りに煽って、立ち去ります。なんて気の強い若者。羅烈さんはその様子を見ていました。
陳星さんは修行を再開していました。丁華寵さんは陳星さんのために黃正利さんの技を見に行ったのでした。彼に説明してあげます。
再び、丁華寵さんは黃正利さんの元を訪れ、陳星さんが挑戦したい旨を伝えます。丁華寵さんは「彼を倒すのはある男だが、それはあなたではない。(=自分だ。)」と言って、立ち去ります。ここがめっちゃかっこよかったです
孫3人が歩いていると、鬼面と手下たちに囲まれます。ドリスが殺されます。
陳星さんと黃正利さんが熱い戦いを繰り広げている最中に鬼面が黃正利さんを斬り付け、殺してしまいます。
鬼面は羅烈さんでした。最終的にボスの黃正利さんは反逆者勢力につかなかったので、彼を排除するため、そして、反逆者を倒そうとしていた陳星さんを排除するためにわざと自分の暗殺を依頼したのでした。
真の敵は羅烈さん。心配して駆けつけた丁華寵さんは父の形見の武器を彼に渡します。ラストバトルは割と簡単に決着がつきます。
羅烈さんを倒し、気が抜けた陳星さんを丁華寵さんが棍棒で襲います。襲われるがまま。丁華寵父の遺志を実行した彼はもう殺されてもいいと思っていました。
しかし、丁華寵さんはそれ以上はやりませんでした。「あなたの技術も弱点も全てわかっている。好きなときにいつでも殺せる。悔しかったら、ついてこい。鍛えてやる。」と言います。茫然とする陳星さん。
「ついてこないのか~!!」叫ぶ丁華寵さんを追いかける陳星さんの姿で終わります。
萌える・・・これ、きっと陳星さんは陳明利さんのことを忘れちゃってるでしょう。笑
丁華寵さんの美しさがヤバい陳星さんのキャラも人間味が溢れていていいです。
画像がきれいであれば、元奎さん、元彪さん、ノブさんのスタントもよくわかるのに。画像が粗く、はっきりと確認できないのが悔しかったですはっきりスタントしている元奎さんが映ると嬉しかったです。
キャストも内容もアクションも充実していて、私の大好きな作品です