単なる夫婦喧嘩にうんざり・・・『王と私』 ③
![六根壺](https://emoji.ameba.jp/img/user/de/deepcyan20020325/1452217.gif)
後半戦です。
2007年作とちょい古めなので、まだ輸出とか考えていない作品でしょう。
女性の髪型なんか、思いっきり
さあて、だんだん分かってきました。
最初は
なんか組織が2重。
いくら内侍が主人公のドラマだからと言って、そこまで宦官だらけでなくても・・・
と思ったのですが、観続けていくと そうじゃないことを感じてきました。
これは朝廷の話じゃなくて、王宮の話なんだ、と。
行政組織である朝廷に 人民を管轄する警察機構があるように、王宮内には
(実は、
![かんざし](https://emoji.ameba.jp/img/user/ki/kikikewai/294570.gif)
ということで、私はこのドラマで 初めて、王宮内を管理する組織機構と、国政を司る組織機構とは違うんだな、ということを実感しました。
ただ、護衛内侍なんか他のドラマでは出てきません。
今のところ 『王と私』は内侍府の組織をリストラしスリム化してしまおうという朝廷側の攻撃がすさまじいです。
ドラマが進展していくにつれて、あんな近衛兵みたいな組織は廃止されていくのかもしれません。
![六根壺](https://emoji.ameba.jp/img/user/de/deepcyan20020325/1452217.gif)
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それにしても、この王朝内だけの狭い世界でのゴタゴタ、なんとなく、
![妃](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/chris1947dior/1852726.gif)
第30話を過ぎて、ドラマのテーマは突然“愛欲”というか、“色々なカタチの愛"という、昼メロみたいになってしまいました
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
なかなかしっかりものだと思っていた 第9代国王
で、こちらも気丈な女性だと思っていた中殿(ク・ヘソン) が頭カチカチで、
どっしり構えていればいいのに、変に動くものだからどんどんドツボにはまっていくし。
愚かですよ、この人。
この夫婦のごたごたは、いくら王宮言葉で飾っても、私には不倫した夫と本妻との醜いケンカにしか見えません。
ま、「王は無恥」という言葉もあったそうですから、
それにしても、「もう会わない」と言いつつ、言い訳ばかりでまたオウルドンに会いに行くソンジュンには げんなり。
これじゃ、母の苦悩を見ていた息子は、グレますよ。
(実際
あと同僚や義父らの、女官と宦官との許されざる恋とかが入り混じって、主人公キム・チョソン(オ・マンソク)は悩みます。
観ていて うんざり・・・
まぁ、女性視聴者にはいいんでしょうね、こういうの。
でも私には、観てもイライラが募るばかりで、ドラマ鑑賞が明日の活力になんないですね。
![六根壺](https://emoji.ameba.jp/img/user/de/deepcyan20020325/1452217.gif)
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![六根壺](https://emoji.ameba.jp/img/user/de/deepcyan20020325/1452217.gif)
本項でも、ちょっと注目したいキャストを。
![王と私](https://stat.ameba.jp/user_images/20151219/22/kite-family/98/46/j/o0350019613516145942.jpg?caw=800)
オウルドンの侍女、キルニョ。
演じているのは、
![shokopon](https://emoji.ameba.jp/img/user/be/berryfountain/1683116.gif)
映画 『ホワイト:呪いのメロディ』(2011年)の頃よりも若く、もっさりしてます。
あと、本作後半になって登場する、下級官僚の娘ケヒャン。
![王と私](https://stat.ameba.jp/user_images/20180421/16/kite-family/ff/cc/j/o0350019614174898112.jpg?caw=800)
演じているのはホン・ソヒ。
本作ではあまり重要な役どころではありませんでしたが、本作と同年に放映された
![華](https://emoji.ameba.jp/img/user/fl/float/291130.gif)