新春の華やか和食膳

今年第1回目のマンスリーギャザリングは、
福を願い松の内の寿(ことほ)ぐお料理。
松の内は、1月15日までのお飾りをしておく期間。

華やかでおめでたい料理の数々、

チーズが入ったかき揚げや、牛肉を一緒に巻いた昆布巻き、

鯛をでんぶにして、ダシをかけていただく鯛飯、

デザートはぜんざい。
【来月以降のマンスリーギャザリング】
2月18日(水)、19日(木) 春待つお雛様料理
来月は3月11日(水)、12日(木) 春のフレンチ
【お問合せ】
リスタ クリナリースクール(キッチンカンバセーション)
072-760-2040
「家庭料理の力」を信じる2009年
毎日、流れてくるニュースは、不況と貧困の恐怖、不安定な世界情勢。
右肩上がりの中で暮らしてきた私たち日本人未だ経験のない不条理な状況。
昨年から続いて起こった食の安全性の問題については、倫理観よりも経済効果の方にうんと重心が傾き、人の命よりお金の重さが大きくなった衝撃の時間のように思われたのに今だに続くこの現実。胸をふさぐ日々の出来事になすべきこともなく言葉を失ってしまいます。
それでも清く晴れた御空の元旦を迎えたお正月は静かに時を刻みます。
初詣の人々の顔のおだやかさ、神に感謝する心で手を合わせる豊かな気持ち、日本のお正月は美しい庭の枯葉を掃き集め、せっせと家中をおそうじし、息子と嫁と孫が東京から帰ってくるし、妻に先立たれた夫の学生時代からの親友も元旦には顔を見せてくれます。私の妹の家族やらで賑やかなお正月は例年通り。
どんな時代でも、どんなに辛くても家庭料理の力は人を癒し、人を結び、人に生き生きとエネルギーを与えるのです。我が家のおせち料理を作る主婦としてはうれしい仕事。
私がお料理を勉強し始めたのは30才になった頃。吉岡昭子先生の指導を得て、右も左もわからない私にひとつひとつ家庭料理の姿を心をこめて教えてくださいました。「料理とは愛情です。」とくりかえし教えてくださった心は私の原点です。
日本の経済が豊かになり、何でも手に入るようになった時代には、手早く間に合うもので用をこなしてしまいます。「家庭料理の力」いわば「家庭の力」が失われていったのです。この今の時代こそ「家庭料理の力」の復権が必要なのでしょう。
吉岡先生は「手間をかけるばかりが料理じゃないのよ。一緒に食べることよ。子供が何かもの言いたげだと、インスタントラーメンでもいいから一緒に食べてお話しすることの方がもっと大切よ。」と私に言ってくれたことがあります。臨機応変にその場の状況を考えて、人を見つめて料理があることが大切なのです。
人と人を結び広げるのも「家庭料理の力」。私が預かった外国の方々と子供達は今でも付き合いを続け、我が家のダイニングテーブルは世界外交の場でもありました。こんな小さな家庭料理の一皿でいろんな人を結ぶ力があることを私は知っています。
「学ぶことは楽しい」「学び続けることこそ力」。いつしか私も料理を教える立場となり、「料理研究家養成コース」の生徒さんたちが次々とその人なりの料理教室をオープンし、また、料理の講師やらアドバイザーになっていく姿を見ていつも思うのです。
「家庭料理の楽しさ、美味しさが広がれば、日本が変わる。世界が変わる。」と。
今、問題の日本の自給率も、家庭料理に力がつけばきっとアップすることでしょう。食の品質も人まかせではなく、自分たちの食卓に上がる食材を見つめる力がもっとつくでしょう。
「料理研究家養成コース」のカリキュラムのもう一つのテーマ「食の歴史」を学ぶことによって、私たちの大切な「日本の姿」を見つけることができるでしょう。この苦しい時代こそ「学び」の時です。これは男女関係なく、年齢に関係なく、「学ぶ楽しさ」は万人のものです。
ニューヨークでいろんな方と会いました。
超リッチな人々、南米から移住してきた人々、エイズにかかった人々、有名な美しいモデルや俳優さん、ビジネスに成功した女性、政治家、どの人も人生光と影を深く刻み、魅力的でした。その方々の共通した魅力とは「歩み続けていること」「学びたいという思いが生きていること」でした。
私の料理の道の第一章は、吉岡先生でしたが、第二章はニューヨークとその他の国の人々でした。
第三章は今、自分でつづり始めました。この「学びの恵み」は神様からのギフト。この深い喜びと感動を与えてくれた「家庭料理」のありかたをもっと
みなさまにお伝えしたいと思っております。
そして第四章はみなさまがきっとすてきなお話で綴っていってくれるのでしょう。
続く第五章は未来の子供たちが、この心をうけついでもっと倖せな地球になると祈ってます。
変革が期待されるこのとき、変革こそ私たちの原点の暮らしから何代も受け継いできた大きな知恵を素直な心で見つめ直し健やかな暮らしといいいきとした精神を私たちの中に蘇らせましょう。この力が社会を活性化し市場を開拓し新しビジネスを創り出し希望ある未来へと一歩ずつ歩むこととなるのです。「家庭料理の力」を信じ、学び続けていたいと願う2009年の初春です。

田中愛子
リスタフェスティバル

料理研究家の田中愛子がニューヨークで学んだケータリングビジネスの教育、検定を実施する組織、日本プロフェッショナルケータリング協会(Japan Professional Catering Service Association)を発足、3月開講に先駆けて記念のパーティー。




食べるのがもったいないような愛くるしいフィンガーフードが並びます。



日本で初めて「料理研究家養成コース」をスタートさせたlista Culinary Schoolも5年を迎え、卒業生たちも料理家として、フードコーディネーターとして、ケータリングプランナーとして活躍しています。


今日も新しい卒業生のみなさんを送り出しました。



おいしい料理とドリンクに会話がはずむ、とても楽しいフェスティバルでした。
クリスマス・マンスリーギャザリング
今月はクリスマス月。
月初からクリスマスメニューが目白押し。
毎月恒例のマンスリーギャザリングもクリスマススタイルで。


手作りポン酢と赤ワインとバター風味のソースはさっぱりとしていて、コクもあり、チキンステーキにとてもよく合います。

英語でクッキング
英語でレシピや文化に触れ、世界を広げます。



