日本人のための近現代社会 -3ページ目

日本人のための近現代社会

主に日本近現代史を日本人の立場から分かりやすく解説した動画をあげています。日記は投資について書いていきます。

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動画解説

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=JkdZ5LWa1H4&t=17s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm37101303

 前回の動画で解説したように個人間で人権が尊重されるように、権利というのは国家間においても当然平等だと言えます。ただ、前々回解説したように人権というのは尊重すべきものではあるんだけど、いじめであったりブラック企業であったりという風に侵害してくる奴らというのは普通にいるので、与えられるだけではなくて国民自身が努力して守っていかなくてはいけないものなんだという事をしましたね。これは国家間においても同じです。ここまでOKですよね。という事で今回の動画では諭吉先生曰く、「こんな人は絶対人生うまくいかないよという人トップ3」を発表していきます。

 で、前回解説したように「国民の質は国家の質」なのでこんな国民ばかりになってしまったら当然国家としても独立を守っていくことはできませんよという話ですね。

 

 では発表します。1つめ、「指示待ち人間」です。要は自分の頭でちゃんと考えてますか?という事です。具体的な例を出します。桶狭間の戦いの今川軍と大東亜戦争での日本軍の違いです。

 桶狭間の戦いは超有名なので知ってる人の方が多いと思うんですけど、織田信長と今川義元の戦いで、圧倒的に数で勝る今川義元と普通に戦っても勝てないと判断した信長は奇襲攻撃をかけて今川義元の首をとることで勝利をおさめます。ここで注目すべきは織田軍ではなくて今川軍です。この時の今川軍は数では勝ってるわけですから、義元が奇襲で殺された後でも信長軍とちゃんと戦ってればたぶん負けてないんですよ。ところが「義元様がやられたー」となって総崩れになってみんな逃げちゃったんですよ。

 これに対して、大東亜戦争における日本軍というのはミッドウェーで負けて以降、はっきり言ってどこの戦場でもほぼ負け続きで、戦力でみても誰が見たって勝ち目ないだろっていう戦いばっかりなんですよ。ところが日本軍というのは今川軍と違って国を捨てて逃げだすような人はほとんどいませんでした。それどころか敗戦が確定した後も現地に残って東アジアが独立できるように現地の人と一緒に戦っています。すごい立派ですよね。

 このような違いはいったいどこから生まれてくるのか。最初に答え言っちゃってるんで分かると思うんですが、これこそが指示待ち人間か自分で考える事のできる人間かの違いです。つまり、当時の今川軍は指示待ち人間ばっかりで、トップの指示を出す人間が殺されてしまったらみんなどうしていいかわかんないからとりあえず逃げちゃったという話なんですね。これに対して日本軍はというと「アジア諸国が独立してみんなで繁栄する」という国家理念を実現するために、「自分には何ができるかな?」っていうのをちゃんと考えて行動していたという事です。ここまでガッテンいただけたでしょうか。

 では2つ目いきます、「僕もそう思います」こればっかり言ってる人です。ちゃんと自分の考えを持っていて本当の意味で同じような意見を持っているから「僕もそう思います」であれば全然いいんですよ。ここで否定しているのは本当は自分の考えなんて何も無くって、上の人とか尊敬している人の意見に対して何も考えずに「僕もそう思います」って言っちゃってるパターンです。

 諭吉先生は次のように仰っています。「自立した意思の無い者は必ず人に依存し、人に依存するものは捨てられはしないかと恐れ、人を恐れるものは人に媚びていくものである。常に人を恐れ媚びる者は、だんだんとこれに慣れていき、面の皮は厚くなり恥ずべきことをしても恥じず、言うべきことがあっても何も言わず、人を見ればただ服従するだけになっていく。なれとは恐ろしいもので一度慣れてしまうと簡単には直らない」

どうですか、心当たりありませんか。日本人は結構こういう人多いと思います。やべぇ当てはまると思った人、今からでも遅くないんで自分の考えをちゃんと持ちましょう。

 

 最後、3つ目です。「他人や組織の権威を利用する人」です。ちょっとわかりにくいので具体例を出します。世間話をするなかで仕事の話をすることがあったとします。そんな場面で「俺の会社ではこんなすごい商品だしてめっちゃ儲かってるんだよスゲーだろ」みたいな事言う人、結構いますよね。これ、ツッコミどころしかありません。まず一番に突っ込みたいのは俺の会社っていうけど、社長とか大株主とかなら分かるけど、あんたそこのタダの社員だよね、お前の会社じゃないからって話です。次に突っ込むとするなら、調子がいいのは分かったと。じゃああなたはその商品開発にどんな貢献をしたの?って話ですね。仮に自分と関係ない部署で開発された商品が大ヒットして儲かってるっていう話だったらこの人の能力って何の関係もないじゃないですか。これは単に自分の属している会社という組織の権威を利用して自分をすごいやつだと思わせたいというだけの話なんですよ。「あの有名人実は俺の友達なんだ」みたいな事をよく言う人ってのもこれと同じですね。

 これだけならただの見栄っ張りなんでまだいいんですけど、酷い人になるとその権威を利用して自分勝手な金儲けを始めてしまいます。一番分かりやすいのはパチンコ議員ですね。誰が見たってギャンブルであり違法行為なはずなのに、国会議員という権威、肩書を利用してパチンコ業界に名前貸しをすることでパチンコを取り締まりから守り、見返りとしてお金をもらってるわけですから。国民の力で駆逐しなければなりません。

 という事で今回は諭吉先生の仰る「こんな人間にはなるな」トップ3ということで紹介していきました。その3つとは「指示待ち人間」「自分の考えのない人間」「他人や組織の力を利用することばかり考える人間」です。これら3つに共通する特徴としては精神の自立ができていないという事です。3章の最後で諭吉先生は次のように述べています。

 簡単に言うと、まずは自分が自立し、余裕があれば身の回りの人が自立できるように助けてあげよう。親や教師は子供に自立の大切さを教え、自立した国民で協力して国を守っていかなくてはならない。わが子を心配して自分の近くに縛り付け過保護にするのではなく、時には放り出して苦楽を共にする事もとても大事だという事ですね。

 

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 前回までの動画で諭吉先生の仰るところの基本的人権の平等について話をしていきました。今回から第3章に入るという事で2章までで理解していただいた基本的人権から話を広げて国家間の話に入っていきます。

動画解説

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=qlO9swbp7q4

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm37062657

 

 2章では金持ちだろうと貧乏だろうと関係なく基本的人権は尊重されるという話をしました。また国民と企業と政府の間にも力関係の違いはあっても権利という意味では平等だという話をしました。これらを基に国家間の関係を考えてみましょう。日本というのは基本的に日本人が集まって作っていますし、アメリカではアメリカ人が、中国では中国人が集まって1つの国家を作っています。日本人だろうがアメリカ人だろうが中国人だろうがみんな人間である以上お互いに権利を侵害してはならないという事になりますよね。今の僕らからしたらそりゃそうだろと思いますよね。ところが、諭吉先生が生きていた明治初期というのは有色人種は白人の家畜か奴隷という時代でしたから、人権なんて概念は白人同士に限られた話でした。「牛や豚にも人権があるんだから殺して食べるなんて許されない」なんて僕が言い始めたら皆さんドン引きだと思うんですけど、当時の白人にとっての有色人種というのは今言った牛や豚程度の認識だったんです。それがグローバルスタンダードだったんです。だから有色人種である諭吉先生がこんな現代的な発想ができたというだけでも実はめちゃくちゃすごい事なんですよ。

 話がわき道にそれたんで戻しますね。さぁ世の中を見てみるとアメリカや日本や中国のように経済的に強い国もあれば名前も聞いたことが無いような小さく弱い国だってたくさんありますよね。世界には200近い国がありますからいろんな国があって当たり前です。ただ、強い国や弱い国というのはたしかに存在するんだけど、国の権利という点から見てみると当然平等でなければならないという事になりますよね。軍事力が強いからと言って弱い国をフルボッコにして自分のものにしてやろうなんてことをやってしまうのは前回の動画で解説したブラック企業とやってることが変わらないという事です。つまり、権利と立場をはき違えているという事ですね。この当たり前の道理を捻じ曲げられて不当にも侵略されそうになった時には、たとえ世界を敵に回したとしても易々と屈してはならないと諭吉先生は仰っています。我が国の明治以降の戦争というのはこの理念を体現したものだと言っても過言ではないと思います。詳しく知りたい方は僕の日本近現代史シリーズをぜひご覧ください。

 

 ここまでは要は国家間であっても権利は当然平等だし、不当に侵害されそうになった時には抵抗しないといけないよという事で言ってみれば当たり前の話ともいえますよね。大事な肝はここからです。諭吉先生曰く、貧富とか強弱の差というのは不変のものではなくて、国家国民の努力次第でいくらでも移り変わっていくという事なんですね。これは、世界の歴史を見れば確かにその通りなんですよ。最近どんどん軍事で押してきている中国、30年前はどうでした?正直誰も気にしてなかったですよね。今最強のアメリカはどうですか。目立って強くなってきたのは第一次大戦後です。それまではイギリスが最強でしたし、その前はスペイン、ポルトガルの時代なんてのもありました。

そんな風に貧富や強弱というのは移り変わっていくのが当たり前だと言ってるんですね。祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す」まさにこれですよ。

 

 今はバカであっても将来にわたってバカであり続けるとは限らないし、今金持ちだからと言って将来にわたって金持ちで居続けられるという保証もない。だからこそ一人一人がちゃんと勉強して、一人一人が経済的にも精神的にも自立していくことが大事なんだと仰っています。そんな一人一人の努力の積み重ねでしか国全体が強くなることはないという事です。このことが一身独立して一国独立するという事なんだとおっしゃっています。

 

 そしてそのうえで、まともな国とは国交を開いて仲良くし、わけのわからん事ばかり言ってくるようなモンスター国家には毅然とした態度で接していかなければならないとも仰っています。要は条約で終わってるにもかかわらず文句ばっかり言ってくる国とか、何の根拠もない捏造で我が国を貶めてくるようなモンスター国家がもしいるとしたら、それは違いますよと毅然とした態度をとり続けないといけないし、その場を収めるためにとりあえず謝るみたいなバカな事をやってはいけないよという事ですね。これは同じことを西郷さんも言ってますよね。僕のユーチューブチャンネルのトップページの西郷さんの画像の横のセリフが正にこれです。次回は今回の続きで一身独立するためにはどうならないように気を付けないといけないかという話をしていきます。チャンネル登録をお願いします。

 

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前回の動画では社長と社員みたいに立場の違いがあったとしても人としての権利という意味では平等なんだよという話をしました。さらに、気を付けなければならない事として「立場と権利をはき違えてはいけない」というような話をしました。今回は説明の続きで国民と国家と企業、この3者の関係について少し深く掘り下げていきます。

動画解説

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=QknDUcVMLlg&t=56s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm37030254

 

 そもそもの話、国家や企業と国民の間には前回の動画でも言ったように強い弱いという立場の違いはあっても権利という意味においては平等なはずですよね。

 例えば農家はコメや野菜なんかを作って国民が生きていくために必要な食料を生産します。企業は売買をとおしてその生産物の流通を行っています。これが農家と企業の役割と言えます。政府の役割はというと、法律を作ってこれらの関係がスムーズに流れるように補助をしたり、強盗などのように横から出てきてかっぱらおうとするような悪人を処罰したりという役割があるわけです。

 ところが、農家や企業と違って政府には自らが働いてお金を稼ぐという能力がないので税金という形で企業からも国民からもお金を集めて活動のための資金としているという事になります。これは政府と国民や企業との約束ということになるわけですね。つまり国民や企業はちゃんと法律を守って働いて税金を納めれば役割を全うしているという事になります。これに対して政府は収められた税金を使って治安を維持したり、外国からの脅威を排除したりして国民や企業を護れば役割を果たしていると言えます

 国民にしても企業にしても政府にしてもそれぞれがきちんとお互いの権利を尊重し自分の役割をはたしていれば何の問題も起こらないわけです。

 

 ところが、前回解説したように企業や政府といった強い者が立場と権利をはき違えるとブラック企業、ブラック政府が当たり前になってしまうということなんですね。ブラック企業というのは基本的に安い賃金で奴隷的労働をさせようとしますよね。本来であれば企業が違法に国民を奴隷化しようとしているような状況があれば調整役として政府がきちんと取り締まるというのが当たり前なんです。でないと権利が守られませんからね。ところが現実はどうですかね。もはや非正規雇用は当たり前の世の中ですし、ブラック企業なんて世の中にいくらでもあります。間を調整して国民の権利を守るはずの政府はいったい何をやっていますかね。むしろ非正規社員を増やして、貧しく不安定な国民を量産するという方向で法律を作っていますよね。そのうえでさらに消費税を上げたり、扶養控除をやめたりという形でますます国民が不利になる状況を作り続けています。これは果たして諭吉先生の仰る権利が平等であるという事に即していると言えるんですかね。

 いやいやと、政府だって頑張ってるから世界一治安の良い日本が守られてるんじゃないかという人もいると思います。それはね、たしかにその通りなんですけど、治安を維持するなんてのは国民や企業と政府との約束の初歩の初歩の部分であって、いわば税金を納めている以上やって当たり前、必要最低限の仕事なんですよ。これで感謝しろというんであれば、われわれ国民だって「税金払ってるんだから感謝しやがれ」と言ってOKという事になりますよね。

 

 では、何でブラック企業のような存在してはいけない状況が生まれるのか。もう分かりますよね。「立場と権利をはき違えているから」です。企業や政府が国民に比べて立場が強いという事を利用して国民の権利を侵害しているという事です。ブラック企業が国民をいじめてる状況で、政府は助けるどころかもっとやれって言って法整備まで促進してるわけですよ。

 どっかの学校であったいじめ自殺の話で、現場を目撃した先生が「お前らやりすぎんなよ」と言っただけで全く助けてくれなかったっていう事が明るみに出たことがあったじゃないですか。あの時国民は「なんてクズな教師なんだ、ふざけるな」ってみんな思ってSNSなんかでも発信してましたよね。

なんで同じこと、むしろもっとひどい事を国や企業がやってるのに耐えるだけで怒らないんですかね。いじめられてる事、いじめの手助けをされてる事にすら気づいてないんですかね?僕としては非常に不思議な状況なんですよね。

 

 じゃあこのような状況から抜け出すためにはどうしなければならないか。この事も諭吉先生はちゃんと教えてくれてます。何と言っているか。

わかりやすく現代語に直すと、とち狂った政治にならないようにしたいと思うのならばすぐにでも勉強を始めて政府と向かい合えるレベルにまで自らの力を高める必要がある。これが私が学問を勧める理由の一つであるということですね。これ、実は同じ内容が日本国憲法12条にも書いてあるんですよ。

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない。(以下略)」

 

 つまり基本的人権は日本国民に与えられているけど、それは侵害されやすいものだからちゃんとがんばって維持する努力をしないとだめだよと言っているわけです。基本的人権というと今の日本人は当たり前だと思っていますが、そんな時代ですらいじめのような人権侵害はどこででも起こります。ましてや人権という概念すらなかった時代においては人権を獲得するために多くの人が戦って死んでます。そういう歴史を経てようやく獲得した権利なんですよ。だからちゃんと声を上げて守っていこうねという話ですね。

 

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先週から本編の更新に戻っていたんですが、これは絶対早めに発信をしておかないといけない事態になってきたので急遽予定を変更してアメリカの人種差別デモについて話をしていきます。

動画解説

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=4tLhntW7PXc&t=261s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36985681

 

 大きくニュースで取り上げられているので皆さんご存じだと思いますが、白人の警官が拘束した黒人男性を殺害したという事で「人種差別だー」と騒いで全米で大変な事になっていますよね。僕はひねくれ者なので、こういう事があると似たようなことはどのくらい起きてるの?逆はどうなの?っていうのを調べるクセがあるので、警官に殺される白人、黒人の数と黒人に殺される白人警官ってどんなものなのかなと思って軽く調べたんですよ。そうすると面白いことが分かったんですね。

 

 日本の警察が平成29年に出している警察政策学会資料から2015年のアメリカの統計です。この表は警官が殺害した犯罪者の人種別の人数なんですけど、白人578人に対して黒人は302人という事です。さらに殺される警官の数なんですが、なんとアメリカでは10年で437人、つまり毎年40人以上殺されてるみたいですね。死んでる数も白人の方が圧倒的に多いです。黒人差別なんですかねこれは。

 アメリカは銃社会ですからみんな銃を持ってます。警官なんて犯罪者の相手をしないといけないわけですから一番危険なポジションにいるわけですよ。当然現場はピリピリしてるはずです。ちょっとでも油断すると逆に殺されてしまいますからね。そうなると抵抗されれば過剰防衛で誤って殺してしまうという事だって当然起こりえるわけですよ。これは拘束している相手が白人だからとか黒人だからとかは関係ないわけです。誰だって殺されたくはないですから。仮に黒人ばっかりがあからさまに殺されてるって話なら人種差別と言えるわけですが、それはこのたった1件の出来事からは分からない事なんですよ(殺した警官が人種差別主義者の可能性はあるが、警察全体がそうだとは言えないという事)。むしろ統計からは否定されてますよね。そういう意味でも今回のアメリカの騒動は僕から言わせれば何の根拠もない「人種差別だー」というイメージの押し付けにすぎないという事です。

 

 余談ですが日本でも黒人差別に反対しますみたいなツイートをする人も有名人含めていますが、これはイメージ戦略に騙されているか、中国に協力しているかのどっちかですね。チベットやウイグルの人権問題には一切発言しないのに今回はめっちゃツイートしてますみたいな人はまぁ分かりやすいですね。ともあれアメリカに根強い人種差別意識があるのは事実ですが、今回のことはそれとは関係ないという事です。こうなると当然のことですが、人種差別というイメージの押し付けをおこなってアメリカに混乱を引き起こそうとしている人たちがいるという事になりますよね。で、トランプ大統領はアンティファっていう組織を平和的なデモを暴力的に扇動しているという事でテロ組織認定までしています。

 

 ここで、僕も含めてですけど普通の人はアンティファって何?っていう当たり前の疑問が浮かぶと思うんですよ。なぜかテレビなんかでは全く教えてくれないんですよね。そこでちょっとぐぐってみると「アンチファシスト」っていう国際的な極左暴力集団の一つらしいですね。日本でも渋谷でクルド人が職務質問から逃げて拘束される様子を撮影して投稿した人がいましたが、これに対する反対デモにもアンティファの連中が参加しています。

 話をアメリカに戻しますが、元々は黒人男性が拘束の末殺されてしまったことに対する平和的なデモが行われていたんですよ。ところが、そこに目を付けた極左暴力集団が暴力的な扇動を行って火に油を注ぎまくったという話なんですね。で、サンタモニカの暴動では中国人留学生3人が暴動に協力した人にお金を払うという形で暴力を扇動したとして逮捕されています。これ、確実に中国共産党がバックにいますよね。留学生たちは中国領事館からの指示でやったという事なんですが、実は中国には人民動員法って法律があって外国にいたとしても領事館からの命令には絶対に従わないといけないという法律があるんですよ。そこに拒否権はありません。

 

 じゃあなんで中国はアメリカでそんな事するのって思いますよね。これは4つ前に出したトランプ発言の検証動画と大きく関係してます。この動画の中で世界がコロナで大変な時に中国は目に見えて覇権拡大の動きをしているという話をしました。では中国の覇権拡大の邪魔になるものは何かを考えてみましょう。間違いなく米軍と自衛隊です。コロナのせいで今の時点で米軍は空母が動かせなくなってます。さらにアメリカ国内が混乱することで、いざというときの対処のために米軍を国外に出すという事が難しくなりますよね。こうなると中国が東アジアで勢力を拡大することに対して口を出すことはできても実力行使で止めるという事は実質不可能になりますよね。米軍がいない中での最大戦力である自衛隊はというと憲法9条がありますから日本が直接攻撃されない限りそもそも何もできません。周りが制圧されるのを黙ってみているだけです。中国の狙いはおそらくこの状況を作ることです。ついでに中国に敵対的なトランプ大統領が選挙で落とされることになればさらにラッキーくらいの感覚でしょうね。

 

 これらの狙いにいち早く気づいたからトランプ大統領は当初米軍を鎮圧に使うと言っていたにもかかわらず、すぐに発言を撤回したというところもあると思います。今回の騒動って大半の日本人は「アメリカ大変だなー」とは思ってると思うんですがハッキリ言ってまぁ他人事という意識だと思います。でもね、これ全然他人事じゃないんですよ。米軍が動かせない隙をついて東アジアの海の制圧が終わったら次の標的はどこですかね。間違いなく尖閣諸島です。そして尖閣の次は沖縄、九州という事になります。こうなってから気づいても遅いという事です。

 

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 今回から本編に戻りまして学問ノススメにもどっていきます。

動画解説

ようつべ https://www.youtube.com/watch?v=ctv4NuEJoq4&t=134s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36954581

 

 前回の動画では1章の最後という事で国民の質が国家の質なんだよという話をしました。今回から2章に入りまして、1章でちらっと触れた「平等」という言葉の意味について解説をしていきます。

 

 諭吉先生曰く、基本的人権が尊重され、人間が平等だと言われる背景にあるのは兄弟が両親を共有するように、日本人が日本社会を共有しているからだという事なんですね。われわれ日本人は日本に住んで、そこでそれぞれが働いて日本社会に貢献していますよね。当然みんな日本が今よりもよくなって幸せになることを望んでいるはずです。この意識を共有している人たちだからこそ、人間は平等であるという事なんですね。

 

 ただし、その平等というのは貧富の差が全くないとか、みんなが全く同じ人間であるという事ではないんですよ。これはちょっと考えれば当たり前ですよね。人によって得意な事もそれぞれだし、能力だって違います。みんなが全く同じなんてそんな世の中作ろうと思ったら、人間製造工場みたいなところで遺伝子配列の全く同じ人間を全く同じ環境で育ててみたいな、そういうSF的な怖い世界になっちゃいますよ。

 じゃあ何が平等なのか、それは人としての権利が平等という事です。世の中にはお金持ちもいればその日暮らしの厳しい生活をしている人もいます。才能を生かして世の中を動かす人もいれば、残念ながら生涯才能を見つけられずにパッとしない人もいます。こんなふうに人の在り様っていういのはホントに様々なんですが、これらの人々の権利について論じられるときには差があってはならないという事なんですね。ではその権利とは具体的にどんなことなのか。それは命を大切にされ、財産が守られ、名誉が大切にされるという事です。

 

 例えば大企業の社長とその他大勢の乗ったバスが事故を起こしてしまって死にそうな人がいっぱいいるという状況があったとしても、「社長を全力で助けろ!他は死んでも構わん!」とは日本ではなりませんよね。重症患者から優先して助けられます。

 他の例を出すと、政治家とか芸能人は「叩かれるのは有名税」みたいなトンチンカンなことを言う人がいますけど、彼らにだって名誉を守る権利が当然あります。政策や行動に対しての批判はあってしかるべきではありますが、誹謗中傷とか個人攻撃という事になるとそれはやってはいけないラインという事に当然なります。有名人だから何を言ってもいいとはなりません。権利が平等というのはそういう事です。まぁ個人攻撃を始めた時点で議論で勝てないからそういう事をするわけで負けを認めているのと変わらないんですけどね。

ここまでガッテンいただけたでしょうか。

ここで一つ、気を付けておかなければならない事があると諭吉先生は仰っています。それは立場と権利をはき違えてはいけないという事です、どういう事か。

 

 会社を例に説明しますね。社長と社員というのは当然ですが立場は大きく違いますが、さっきのバスの話でもわかるように、人としての権利という意味においては当然平等です。商品開発に失敗して大赤字ですなんてことは社長も困るし社員だって困ります。逆に開発した商品が大ヒットすれば社長も社員も嬉しいわけです。当然どちらも儲かりたいと思うのは普通のことですよね。会社が儲かれば給料だって上がるわけですから。ただ、社長は立場的に強く社員は弱いという違いは明確にあるわけです。これは当たり前のことです。しかし、立場の違いを利用して強い社長が弱い社員を過酷な環境で働かせ、利益は全部自分のものにして給料は激安ですというのは、権利の侵害だということですね。

「俺は社長なんだから社員を好きに使う権利がある」みたいな事を言い出してはいけないという事です。これは社長の権利ではなく、社長という立場を利用して社員の権利を不当に侵害しているということになります。これが権利と立場をはき違えるという事です。例えるならケンカの強いジャイアンがのびたを殴り続けているようなものですね。のびたが弱いといっても、ジャイアンには好き放題のびたをぶんなぐって良い権利なんてものは存在しませんよね。強い弱いという立場の違いをジャイアンが利用しているにすぎません。これと同じことです。

 さて、今回の動画では平等って一体どういうことなの?という事で、平等に扱われるべき権利とそうではない立場について話をしていきました。最後の方はブラック企業の話みたいになったんですけど、次回の動画では国民と国家と企業との関係について、諭吉先生の仰っている話を解説していきます。

 

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