今回は緊急事態宣言ももうすぐ全国的に解除されそうという事で、次回から本編に戻って朝鮮半島史と学問のススメをメインに時々違うネタもやりますという感じでやっていきます。今回は自粛中特別編の最後に勉強とゲームに関する話をしていこうと思います。
youtube https://www.youtube.com/watch?v=qJXbjW05G3U&t=615s
ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36914252
この自粛期間中、親から「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい!」と言われた小中学生とか、逆にそういう事をよく言ってましたっていうお父さんお母さんも多いんじゃないでしょうか。で、だいたいの子供はそれを言われるとどう思うか。「やだよ、めんどくさい。ゲームしてた方が楽しいじゃん」「僕には勉強しろって言うけど、言うばっかりで父さんも母さんも勉強なんてしないじゃん」この2パターンのどっちか、または両方だと思うんですよね。
で、これを言われたときに大人がよく言っちゃう言葉があります。「俺はお前のためを思って言ってるんだよ」これです。最悪の返しとしては「俺は昔勉強して今はもう大人だからしなくていいんだ」みたいな事を言い始めます。この時に仕事自粛になったお父さんが買ったばかりのFF7をひたすらやってますみたいな状況だったらもうパーフェクトですね。子どもの立場からしたら「よし、勉強しよう」とは絶対ならないです。でもよくある光景だと思いませんか。
こんなことがなぜ起こってしまうのか。これはね、理由としては一つしかありません。何だと思います?答えは「大人がそもそも勉強しないから」です。いやいやそんなことは無いよと言う人もいるかもしれないので一つの根拠を示しましょう。総務省から出ている平成28年度の統計データです。これによると、学校や仕事以外に家でやる学習時間の平均は10代は45分、大学生が20分、社会人になると一気に減って6分から7分という事になっています。つまり、高校受験や大学受験までの子供たちはそれなりに学習を家でやっているんだけど、大学生になると勉強しなくなる人が増えて社会人になるとごく一部の人しか勉強しなくなるって事です。
つまり、日本では勉強というのは=いい高校、いい大学に入っていい会社に就職するためのものだと思ってる人が多いってことです。だから進学や就職に必要ない勉強はしなくなるし、社会人になって給料もらい始めたら勉強なんてそもそも必要ないじゃんって事になってしまっているんですね。だから「俺は昔勉強して今は大人だからしなくていい」みたいな極端な発言すらでてくるという事です。こんなに大人が勉強しない国って先進国では実は日本くらいらしいですよ。そりゃ子どもも勉強しなくなりますよね。余談ですが、僕も職場で子どもに「先生も勉強してよ」って言われたことがあるんですよ。で、僕が動画取るためにやってる勉強の部分、本を読んで要約して、分かりやすそうな例を考えてそれをパソコンで原稿に書いてってのを説明して「君の宿題やってあげるから代わりに僕がやってる勉強やってみる?もちろん子供向けの本で。」って試しに聞いてみたらおとなしく宿題始めました。
ちょっと話がそれたんで戻しますけど、昔は終身雇用、年功序列が当たり前だったから誰でもそれなりに出世していけたし生活に困ることもなかった。だから勉強しなくても特に困らなかったんですよ。ところが今はそんな世の中ではなくなりました。世の中の変化もすごい早くなってます。例えば10年前、スマホ持ってる人ってほとんどいなかったです。みんなガラケーでした。ところがいまどうです?ほぼみんな持ってますよね。そしてやろうと思えばなんとかペイで現金なんて1円も持ち歩かなくても生活ができてしまいます。ネット通販だって皆当たり前のように使ってますよね。10年でこれだけ変わってるんです。当然、今から10年後どうなってるかなんてハッキリ分かってる人なんて存在しません。だけど、未来を予想することはできるわけです。
例えば8個前に出した動画で中国は50年後の未来にコロナの責任を他国に押し付けるために今色々やってるんだよという話をしたんですけど、これは今までの歴史を知っているから立てることができる予測なんですよ。で、相手がやろうとしてることが分かればそれに対する対抗策を考えることもできますよね。これは人間関係とか会社など組織間でも同じことです。例えば、心理学なんかの勉強をしていれば、自分になぜか嫌がらせをしてくる人がいても、その心理を予測することができますし、それに基づいて根拠のある対策を考える事だってできますよね。大人の勉強っていうのはそういう事です。
ただ、子ども、特に小中学生の勉強はちょっと話が違います。分かりやすい例で説明すると、小学校4年生くらいで割り算のひっ算って勉強するじゃないですか。あれのちょっと難しいやつで865÷16みたいな問題ありますよね。この問題をひっ算で計算するときって86の中に16っていくつ入るかなぁって考えるんですけど、かけざん九九でやれないし暗算でさっと出すってのも難しいからとりあえず4くらい入れてみるかってやってみるんですね。で、計算すると16×4で64だから86-64で22余っちゃうんですよ。16で割ってるのに22余るってことはまだ割れるよねって事で今度は商を5に修正してやり直した結果54あまり1ということで結果が出ます。
ここでつまづく小学生ってメチャクチャ多いんですけど、何で躓くかっていうと今までの計算と違って1発で答えが出ない事が多いからです。計算ミスをしたわけでもないのに、1回出した答えを消してやり直すって人間の脳にとっては結構な負担になるんですよ。だから本能的に嫌がるんですね。
じゃあなんでこんな嫌な事をやらないといけないのかって思いますよね。「計算なんてわかんなかったら電卓使えばいいじゃん」って思うじゃないですか。ここで大事なのは、このひっ算の問題で学ぶべきテーマは何かという事です。ただ答えを出せればOKというんであれば電卓使っていいです。ところが学校では「自分で考えろ」って言われますよね。これはなぜか。大事なのは「考え方を身に着ける事」だからです。865÷16という難問を目にしたときに何となく4くらいでいけるんじゃないかという「予想」をしますよね。次に予想した4という数字で「やってみる」という事をします。次に計算結果を見て正しいかどうかを「確認する」という作業があって、場合によっては「修正する」という作業があります。つまり、予想をして、とりあえずやってみて、結果を確認して修正してやってみるという物事の流れを学ぶというのがこの学習での一番大事な事であり、勉強する意味なんです。ところがこうした大事な事を学校では子供になぜか教えませんし、大人だって理解してない人の方が多いと思います。だから子供は勉強を嫌いになっていくんですね。
この考え方は身に着ければ何にでも応用できますし、僕だって動画制作で使ってます。この動画を見終わってからぼくが動画投稿を始めたばかり位の頃の動画を見てもらうとよくわかるんですが、自分で言うのもなんですが結構酷いです。自分の得意な歴史の分野で動画をやってみたらそれなりにいけるんじゃないかという「予想」で「とりあえずやってみて」、投稿した動画の反響とかを確認しながら、もっとテンポをよくしようとか、写真やイラストを入れ込んでみようとかいう修正を入れていってます。その繰り返しなんです。
話がそれたんで戻しますけど、小中学校で習う内容ってのは基本的にこんな風に人としてより良く生きていくためのツールとか考え方なんです。家を建てる作業で例えるならノコギリとかカナヅチの使い方を学ぶって事です。
最後にぼくだったらこういうやり方で勉強させるって方法を紹介しますね。子どもってゲーム好きな子が多いですよね。だからそういう子にはゲームを勉強に使います。具体的にどうするか。今だったらスイッチでスマブラって結構はやってるじゃないですか。なので子どもがスマブラやってるならスマブラの攻略本買ってきますね。で、子どもに1日30分なり1時間なりの宿題の時間をちゃんと集中して終わらせたらごはんとかお風呂とかそういう決まった時間以外は好きにやっていいって言います。どうせ自粛自粛でどこにも行けないですからね。ただし、自粛明けて学校が始まったら友達の誰にも対戦で誰にも負けないレベルに上手くなっている事っていう条件をつけます。要するにただやらせるんじゃなくて目的をもってやらせるということですね。まずはたくさんいるキャラクターの中から自分がメインで使うキャラクターを決めます。そして、そのキャラクターがどんな特徴があってどういう戦い方をすれば強いのかを知るところからスタートですね。当然、普段から使ってるキャラだからある程度は把握してるでしょうが、コンボのつなぎ方なんかは攻略本を見て知ることも結構多いはずです。当然相手もぼーっと突っ立ってるわけじゃありませんから当てたい攻撃をちゃんと当てれるようになるためにはそれなりに練習が必要です。練習してある程度できるようになったら次は、対戦相手になるであろう他のキャラクターの個々の特徴、たとえばカービィはそんなに強いキャラじゃないけど空中で下攻撃くらうとそのまま穴に叩き落されるからそこだけは注意とか、マリオは上スマが結構強くて無敵時間もあるから上から攻撃を仕掛けるのはちょっと控えめにした方がいいとかそういう事を把握していく段階に入りますよね。
ここでもいったん本で知識を仕入れたうえで実際CPUと戦ってみるとなるほどたしかにとよく分かるわけです。で、これが分かると、このキャラと戦うときにはこんな戦い方をした方がいいってのが分かりますから戦い方も対戦相手によって変えられるようになります。こういう事をちゃんと1か月も練習すれば全国オンライン対戦の上の人たちとかはさすがに無理でも学校の友達レベルにはまぁ負けることは無くなります。だってここまでやってる小中学生はほぼいないから。ぶっちゃけ友達と対戦して「その技ばっかつかうなよずるい」とか言ってるうちは「僕はたった1つの技を連発されるだけで負ける雑魚です」って言ってるのと変わらないですからね。
こういうことを言うと「お前は子供をプロゲーマーにでもしたいのか」って言われそうですけど、そういう事ではありません。要は物事が成功するプロセスをゲームを通して学ばせるという事です。コンボの練習とかも始めはうまくいかなくてもやり方を微妙に修正しながら試行錯誤することで上手くいくことが増える事、自分のやりたいことだけじゃなくて相手に合わせてやり方を変える事。そして、一番大事なのは、ただやみくもにやるんじゃなくて情報が超大事なんだって事を体感してもらうことですね。ここまで学んでくれたらなかなかに有意義な自粛期間になるんじゃないかと僕は思いますね。ゲームっていうとなんか禁止とか制限ってのが一般的に言われがちですけど、そうじゃなくって要は使い方の問題だと思うんですよね。一応自粛は解けたところが多くはあるんですけど、たぶん第2波がくるんでその時の参考にでもしていただければ幸いです。と言っても僕には子供どころか彼女すらいないので実践は全くできてないんですけどね。
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