日本人のための日本近現代史

日本人のための日本近現代史

熊本在住の歴史好きです。主に日本近現代史を日本人の立場から分かりやすく解説した動画をあげていきます。日記は動画と連動して書いていきます。最低でも週1以上更新していきます。

https://www.youtube.com/user/so96079607
http://www.nicovideo.jp/mylist/45694866

 「日本人のための朝鮮半島史」の初回という事で、このシリーズの趣旨について軽く説明をしていこうかなと思います。

動画解説

youtube https://www.youtube.com/watch?v=WCNdKJNA8HA&t=170s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36340691

 

 最近の報道はコロナウイルス一色になってしまった感はありますが、レーダー照射から始まる一連の韓国ネタって尽きないじゃないですか。それ以前にもいろいろありすぎはしますが。正直、日本人の感覚では彼らの思考回路は理解できない人が多いと思います。

 そこで、朝鮮半島の歴史を紐解いていくことで、彼らのことを理解するための手助けになるのではないかという事でこのシリーズを始めていこうと思っています。

 

 今回は初回という事で、細かいところは省いてホントに大まかに見ていきます。王朝だけを見ていくと日本の弥生時代から飛鳥時代くらい、まぁ日本で言うと聖徳太子の時代くらいまではなんかゴタゴタ国がいっぱいあって、奈良時代くらいにゴタゴタを新羅がほぼ統一して平安時代の半ば、900年くらい位に高麗が出てきて、その後李氏朝鮮になって日本に併合された期間がちょっとあって今現在に至りますみたいな感じでシンプルで分かりやすい感じがしますね。

 ただ、朝鮮半島の歴史を見ていく中で重要なのは日本じゃなくて中国大陸なんですよね。地図を使って簡単に説明しますね。

 古代から朝鮮半島っていうのは中国大陸と陸続きで、満州民族が多い北の満州地域、漢民族の多い西の中国、ちょいちょいしゃしゃり出てくる騎馬民族のモンゴルといった強国のパワーゲームに巻き込まれてきたわけです。で、近代以降はそこにロシアが参戦し、安全保障上の理由から日本が加わり、大東亜戦争以降は日本に変わってアメリカが関与し始めるという風に有史以来ずっと大国の都合に振り回されてきた歴史があるんですね。

 

 そう思って先ほどの年表を見てみると分かりやすいですよね。強かった漢王朝の崩壊が始まると朝鮮半島でも群雄割拠が始まり、漢民族の安定政権である唐が誕生すると朝鮮半島では新羅がほぼ統一を成し遂げています。さらに争乱の五代十国時代を経て満州族が力を持った宋や元に変わると朝鮮半島でも新羅が倒れて高麗に変わり、再び漢民族の明になると李氏朝鮮が誕生しています。こんな感じでだいたい中国大陸の王朝と連動してるんですね。

 

 これね、単純に位置が悪かったと言わざるを得ないと思うんですよね。仮に朝鮮半島がヨーロッパの一部にあったとしたら多分ここまで悲惨な歴史を歩んでないんですよ。だって朝鮮半島って人口もそこそこだし、国土もヨーロッパの国々に比べればそんなに小さくもないじゃないですか。ただ、さっきの地図でも分かる通り周辺国が規格外に強すぎるんですよ。日本は海があって影響は小さかったから助かりましたけど、朝鮮半島はモロに打撃を食らっちゃいますからね。日本みたいに「日出ずる所の天子、書を日没する所の天子にいたす」なんてことをやったら即フルボッコにされますよ。

 

 そんな状態が有史以来ずっと続いてきたわけです。ただ、ここで1つすごいことがあるんですよ。そんな悲惨な状況がこの年表だけでも2000年続いているにもかかわらず、朝鮮半島って大陸の勢力によって独立を失ったことは一度もないんですよ。この点については朝鮮民族って優秀だしすげーなと思うわけですよ。彼らはこの悲惨な状況に見事に適応して乗り切ってきたわけです。で、彼らは長年にわたるその悲惨な経験から2つの特殊能力を身に着けます。まぁ生き残るための知恵ともいえると思います。

 その2つの能力というのが、こうもり外交石ころ帽子ですね。

 

 こうもり外交っていうのは今でもよくやろうとしている、その時その時の力の強い勢力を見極めて媚を売って助けてもらうというスタイルです。大国同士の勢力争いでどちらが勝つのかを的確に見抜いて取り入っていくことで自分たちの身の安全を確保してきたということですね。ダイの大冒険で言うところのミストバーンに捨てられる前のザボエラ的な立ち位置です。今は昔と違ってだいぶ下手くそになってる感はありますね。日本統治時代に豊かになって腑抜けてしまったのかな。

 2つ目の石ころ帽子っていうのはドラえもんに出てくる秘密道具なんですが知らない人のために説明すると、かぶるとそこらへんに落ちている石ころ程度にしか他人から認識されなくなるっていう道具です。

 どういう事かっていうと侵略的価値0を維持するってことです。農業など、産業を発展させて国内が豊かになってしまうと当然外の勢力から狙われてしまうじゃないですか。だからあえて国民が食べていくだけのギリギリラインよりちょっと下くらいの生産能力を維持して、技術も発展させないという事をやるんですね。

 

 もちろん不作の年には餓死者が大量に出てしまうわけですが、国がなくなるよりはその方がましだという事です。だから技術を生み出すような教育的なものは一切やりませんし、インフラだって全くなかったわけですね。ところが日本統治時代にはそこから真っ先に改善してしまったわけです。で、その結果、朝鮮半島は豊かになってしまい悲しいことに侵略的価値が生まれてしまったんですよ。つまり石ころ帽子の効果がなくなったということです。その点において日本はとんでもないことをやらかしたということです、申し訳ない。

 

 だから今の朝鮮半島の人たちは再び世界から無視される状況を作るために核保有をしたうえで、北主導で統一して「俺たちは頭おかしいぞー。関わらないほうがいいぞー」とアピールすることで、日本併合以前のみんなから無視される状態に戻ろうとしているんじゃないかなと個人的には思っているところです。要は石ころ帽子がダメになったからスカンク化して周りが関わろうとしてこない状況を作ろうとしてるんじゃないかと個人的には思っています。

 

 次回は石ころ帽子をゲットする前の古い時代の朝鮮半島の話からしていこうと思います。チャンネル登録、お気に入り登録をよろしくおねがいします。また、我が国の近代史を解説した動画、福沢諭吉の学問のススメを解説した動画も配信していますのでそちらも併せてよろしくお願いします。

 

ニコニコ近現代史  http://www.nicovideo.jp/mylist/45694866
ニコニコ学問ノススメ https://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/67142366
ようつべ  https://www.youtube.com/user/so96079607
ブログ   http://ameblo.jp/kitatyu79/
twitter     https://twitter.com/kitatyu79
facebook    https://www.facebook.com/profile.php?id=100006968115051
 

2020年1月26日にyoutubeから次のようなメールが届きました。

ぼくが2016年6月にyoutubeとニコニコ動画にアップロードした動画について、通報があったから削除したという内容です。3年半も前の動画ですし、UPした動画に暴力を美化したり、特定の集団への暴力行為を扇動したりするような内容は一切ありません。

 

当然、異議申し立てを行いましたが、2日後に次のような何をどう再審査したのか全く分からない内容のメールが届き、削除が確定してしまいました。

非常に遺憾ですが、同じ動画を再アップロードすると、アカウント削除される危険性が非常に強いためそれもできないという状況です。

該当動画(ニコニコにUPしたもの)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm29110733

前回の動画では人も国家も生まれながらにして平等なんだけど、その平等という権利を奪おうとしてくる連中も必ずいる。そうした人たちに対抗するためにも学んで自分自身の力を高めていかないといけないという話をしました。今回はその続きで、本来自由で平等であるはずの社会で、なぜ法律による規制なんかは厳しくなっていくのかという話をしていきます。

動画解説

youtube https://www.youtube.com/watch?v=kPimQL8toow&t=21s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36277365

 

世の中を観察すると、特別お金持ちの家の出身でなくても才能を伸ばし、努力して成功している人はたくさんいますよね。逆に悲しいことにそうでない人たちっていうのもいます。諭吉先生曰く「世の中で最も哀れで且つ救いがないのは読み書き計算などの基礎的教養のない人間だ」ということなんですね。で、そうした人間にありがちで、最も質が悪いのは「恥を知らない」事だとおっしゃっています。

 

 どういうことか。恥を知らない人間というのは自分がさぼった結果、教養がなくそれがゆえにまともな仕事に就けずに貧乏しているにもかかわらず、それを反省することは一切なく、金持ちを無駄に逆恨みし「自分が貧しいのは社会が悪いからだ」みたいに責任を他者に押し付けようとするだけで自分が変わろうと思わないから成長しない。酷い人になると働ける体と能力を持っているにもかかわらず、生活保護を受け、それが減額されるとなると反対のデモに加わったりする。そんな暇があるなら自分の生活をよくするために働いて能力を磨けとしか言いようがないじゃないですか。ホントに恥知らずで見苦しいことこの上ないですよね。

 ここまで極端な例でなくとも、公務員として採用されているにもかかわらず、私欲のために不正を働く者もいる。IR関連の汚職なんてまさにそうです。

あるいは優秀な人物で、めっちゃ金持ちになりはしたけど、自分の子供の教育に関しては全然ダメというのは古今東西よくある話ですよね。金持ちのドラ息子なんてよく言ったものですよ。まともな教育を受けてないのに金だけはたくさんあるなんて環境で育った子供はたいてい碌なことにならない。遊び惚けて最終的には親の金を食いつぶしてしまってそれでも狂った金銭感覚は抜けずに犯罪に走るなんてのは昔からよくある話です。

こんな感じで世の中のバカの例を挙げていくときりがないわけですけど、こうした馬鹿を何とかしようと思った時に、道理をもって話して聞かせて更生させるというのはなかなかに難しいわけです。簡単にできることであれば、こんな酷いことにはなりませんからね。結局は法律を作って法の権威で「そんなことをやってはいけません」と脅してやめさせる以外に方法がないんですよ。

 

愚民の上に苛政あり」ということわざは正にこの事を表しているんだと諭吉先生は仰っています。字を見れば意味は想像できると思いますが、苛政というのは上からの押さえつけが強い厳しい政治のことです。要は国民のレベルが低く、放っておくと何やらかすか分からんような状態の時には政府が定める法律も厳しいものにならざるを得ないということですね。

 最近の例で言うなら煽り運転の厳罰化が一番分かりやすいかもしれないですね。あんなアホな事をする人がいなければ、わざわざ法律を作って厳しく取り締まる必要なんてないんですよ。ところが、そんなバカな事をやらかすレベルの低い連中がいるせいで法律が作られて取り締まりの対象になっていくわけですね。

喫煙の問題なんかも同じですよね。

 

 要は法律が厳しくなったり、国会議員がバカばっかりになって国民が困りますっていうのは国家が悪いばかりではなく、実は一番問題があるのは国民の側であると諭吉先生は仰っているんです。仮に国民の民度が下がり続け、自己中わがままな人間ばかりになってしまったら、法律もそれに合わせて厳しくせざるを得なくなってしまいます。最悪民主主義が成り立たないレベルにまで民度が下がってしまったら独裁でしか国を保てないという事になってしまうわけです。逆に国民がみな、良く学び、よく考える良民ばかりになれば、いちいち法律で縛って言う事を聞かせる必要もありませんから法律も優しくなるし、そんな国民が選んだ国会議員が国政を担う事になるので国民生活も豊かになっていくという事です。

 

 日本に生まれ国や社会のために何かしたいと思っても難しいことのように思うかもしれない。しかし、これまで話したことを総合すると実はそんなに難しいことじゃないと諭吉先生は仰っています。どういうことか。大切なのはまずは自分の行いをただすこと。そのうえでよく学び、広く物事を知り、それぞれの仕事や立場に応じた知識と道徳を身に着けることが大事だと言ってるんですね。この積み重ねによって国民も国家も良い方向に向かっていくし、両者が対立せず、協力していけるんだということなんですね。

今回で第1章完結という事で次回は並行して進めると言っていた日本人のための朝鮮半島史の初回です。

ニコニコ近現代史  http://www.nicovideo.jp/mylist/45694866
ニコニコ学問ノススメ https://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/67142366
ようつべ  https://www.youtube.com/user/so96079607
ブログ   http://ameblo.jp/kitatyu79/
twitter     https://twitter.com/kitatyu79
facebook    https://www.facebook.com/profile.php?id=100006968115051

前回の動画では天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という言葉の本当の意味という事で、もともと人間は平等なものであるんだけども、学ぶか、学ばないかによってその人の在り様っていうのは変わってくるんだよという話をしました。ただし、一言に学びと言っても様々なものがありますからね、何を学んでいくかというのはその人が自分に必要なものを判断して選んでいかないといけないということです。さて、人間には基本的人権というものがありますから生まれながらにして自由というものを持っています。この事も前回の動画の最後でちらっとだけくまもんが話に出しました。じゃあね、自由とわがまま、自分勝手というのはどこが違うの?という話も諭吉先生はちゃんとしてくれてるんですね。今回はその部分の話をしていきます。

動画解説

youtube https://www.youtube.com/watch?v=Wx9VEu35Vbc&t=128s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36239664

 

諭吉先生曰く、「大切なのは分限をちゃんと知ることだ」ということなんですね。なるほど分からんと思った方も多いと思います。僕も最初そう思いました。読み進めていくと次のように書いてあるんですね。「分限を知るとは法や道徳に基づき、他人の気持ちを考え、人の邪魔をしないように気を付けながら自分の自由を達成する」ということなんですね。これをちゃんと守っていれば問題はないんだけど、自分の権利ばかりを主張して他の人の事を考えない人を自己中、わがままというという事なんですね。要するに自由と自己中の一番の違いは「人や社会の害になるかならないか」という事ですね。

 

 分かりやすい例として、自分で稼いだお金なら酒飲みまくってアル中になろうが、パチンコにはまって貯金0だろうが本人の自由だと主張するバカっていますよね。そんなバカにも諭吉先生はビシッとそれは自由とは言わないと仰ってるんですね。

どういうことか。一人の好き勝手なふるまいもそれが悪い手本となって積み重なれば世の中全体が悪影響を受ける。子どもがいればその教育にだって悪影響が出ることくらい誰にでもわかるよね。これは明確な「実害」であり、その罪は許されるものではないと言っているんですね。自分で稼いだお金ですらこのように言われるわけですから、生活保護もらってパチンコに行くとかちょっと常識的に考えられないですよね。マイナンバーせっかくあるんだから有効活用すればいいんじゃないですかね。

 また、諭吉先生は自由や独立の権利というのは当然個人だけでなく国家にもあるという事を言っています。ただし、その権利というのは個人であっても国家であっても侵害しようとしてくる連中ってのは必ずいるわけです。個人であれば一番分かりやすいのはいじめですかね。国家であれば内政干渉など、理不尽な要求であったり仕打ちを外国から受けるという事です。最近で一番分かりやすいのは慰安婦や自称徴用工問題、靖国問題みたいなことですね。個人的ないじめであれば「逃げる」という選択肢が存在するんですが、国家になるとそういうわけにはいきませんよね。隣国たちがギャーギャーうるさいからヨーロッパに引っ越すわなんてことはやりようがないわけです。だからといってとりあえず穏便に済ませようと思って下手にでてご機嫌を取っておくなんてことをやっていると、相手はどんどんこちらの権利を奪っていき最終的には侵略されて属国に成り下がってしまう。だから相手がどんなに強い国であってもおかしいことにはちゃんとおかしいと言っていかなければならんと仰っています。

この事は国家であれ、個人であれ変わらないんですよ。ところが、どんなに言いたいことがあったとしても、自分がバカだったら人を説得することはできないんです。やりたいことがあったとしても、自分にそれに見合うだけの知識や能力がなければできないんです。

 安倍政権がどんなに嫌いでも国会で反対反対言ってるだけで何の対案も提案も出さないバカには何も変えられないんです。

だから学ばなければならないんです。

 義務教育で習うような内容っていうのは自分なりの学びを始めるための基礎の基礎なんです。大工さんで言うところの金づちとかカンナみたいなもんです。家建てろって言われても道具も材料もありませんじゃどうしようもないでしょ。だから国民みんなにタダでやってるんですよ。例えばですけど、獣医さんになりたいなーと思い始めて、「よし勉強しよ!」ってなったときに不登校で家でゲームばっかやってたせいで読み書きや簡単な計算すらまともにできませんって状態だったら本も読めないし、ネットで検索したって何が書いてあるか分からんわけですよ。勉強のやりようがないですよね。

 

 だからたとえ理由があっての不登校であっても学校以外の場所でちゃんと勉強しないといけないわけです。次回は国家と国民の関係ということでなぜ法律は厳しくなっていくのかみたいなことと絡めて色々と話をしていきます。

ニコニコ近現代史  http://www.nicovideo.jp/mylist/45694866
ニコニコ学問ノススメ https://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/67142366
ようつべ  https://www.youtube.com/user/so96079607
ブログ   http://ameblo.jp/kitatyu79/
twitter     https://twitter.com/kitatyu79
facebook    https://www.facebook.com/profile.php?id=100006968115051

さて、今回から学問のススメの中身に入っていくという事で、まずは何と言っても超有名な天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずという言葉を諭吉先生はどういう意味で仰っているのか。ここから話をしていきます。

動画解説

youtube https://www.youtube.com/watch?v=hYnT11NH4JE&t=16s

ニコニコ https://www.nicovideo.jp/watch/sm36157318

 

ここだけ聞くと諭吉先生は人類みな平等みたいな感じでいわゆる社会主義とか共産主義みたいな考えだったんじゃないかと思う人が多いとおもうんですが、全くそんなことは無いし、むしろ真逆なんですよね。まず書き出しから見ていきましょう。。原文では「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと言えり」となってるんですね。この「言えり」って部分がポイントで、今の言葉に直すと「言われている」とか言う意味になるんですね。

 つまり、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と西洋なんかではよく言われているらしいという事なんですね。何が言いたいかっていうと、この言葉は諭吉先生のオリジナルではなくて、アメリカとかヨーロッパでは人間はみな平等と言われているらしいですよというような感じの文章なんですね。

 

 ここで諭吉先生は疑問に思います。世の中を見渡してみれば頭が良い人もいればアホもいる。イケメンもいればブサイクな人もいる。金持ちもいれば貧乏人もいる。人間はみな違うし全くもって同じではないじゃないかと。進んだ西洋の考えでは人間はみな同じと言っているのに現実には全くそんなことは無いじゃないかと。まぁ、そのとおりですよね。ここで諭吉先生は2つのことを考えるんですね。1つは、本来平等であるはずの人間にどうしてこのような違いが生まれるんだろうか。もう一つは、例えば金持ちと貧乏人みたいに全く違う者同士なんだけど、それでも平等なものは何だろうかと。こういう発想をするんですね。

 

 1つ目の疑問から紐解いていきましょう。ここで諭吉先生は考えるヒントとして修身の教科書の一説を思い浮かべます。修身っていうのは戦前の教科で、今でいうところの道徳みたいなもんですね。そこには「人は学ばなければ知恵を身につけることはできない。知恵無きものはバカである」という風に書いてあるんですね。つまり、賢い人とバカの違いというのは簡単で、「学ぶか学ばないか」これに尽きるということなんですね。そしてよく学びよく考える人間ほど高度で専門的な事を仕事にするようになっていくし、逆に学習しない人間に大事なことは任せられませんから誰にでもできる仕事しかさせてもらえなくなっていくのは当然です。これによって金持ちと貧乏人が発生するという事なんですね。

 たとえは悪いですけど、不登校かつ家でもゲームばっかやってました、義務教育の内容すらまともに理解してませんって人に病院で医者の仕事させられますか?って話です。無理ですよね。つまり、世の中に金持ちや貧乏人、イケメンとブサイク、頭の良し悪しなどいろんな状態の人がいるのは結局のところ、その人が学んだか学んでないかの差だと言ってるわけです。

 

 ただ、諭吉先生は学べとは言ってますが、何も机にかじりついてひたすら教科書を憶えるようなことをやりまくれと言ってるわけではないんですよ。もちろん、学校で習うような事だって一つの学びですが、子育ての方法とか家計のやりくりの仕方とかそういった学校で習わないような事だって立派な学びの一つだと言ってます。ただ、一番大事なのは学んだことをいかに活かすかという事なんです。

 

 当然時代によって必要な学びというのも変わってきます。たとえば、一昔二昔前なら、学歴が強かったですから、中学でも高校でも受験のために授業で習う事を猛烈に勉強すればよかったかもしれないですけど、これからの世の中ではそんな歩く百科事典みたいな人間は必要とされないわけですよ。だってスマホ使えば10秒で大抵のことは調べられるわけですから。また、イケメンとブサイクみたいなのは生まれ持ったものだからどうしようもないじゃないかという人もいると思いますが、これだって学びと努力によってある程度コントロールできますよね。太ってるせいで見てくれが良くないというのであれば効率的に痩せる方法を学んで実践すればいいですし、スポーツ科学だってすごい進歩してるので効率的に筋肉をつける方法だって学びさえすればちゃんとあります。顔に関しても今なら化粧の技術だって半端ないわけですから学ぼうと思えばいくらでも学んで克服できますよね。

 

 つまり、今の時代、情報はありすぎる程あるわけですから、自分に必要な情報を効率的に集めてそれらの情報を整理分析する力が必要になってくるんじゃないかなと僕なんかは思うわけです。次に大事な2つ目の疑問点、「いったい何が平等なの?」って話ですね。これは実は2章でくわしく説明がされているのでその時に解説をしていこうと思います。次回は1章その2という事で自由とわがまま、好き勝手の違いという事で話をしていきます。

ニコニコ近現代史  http://www.nicovideo.jp/mylist/45694866
ニコニコ学問ノススメ https://www.nicovideo.jp/my/mylist/#/67142366
ようつべ  https://www.youtube.com/user/so96079607
ブログ   http://ameblo.jp/kitatyu79/
twitter     https://twitter.com/kitatyu79
facebook    https://www.facebook.com/profile.php?id=100006968115051