こんにちは!
北千住静脈瘤クリニックです。


今日はとっても珍しい?!成人の副耳の手術です

副耳はうまれつき、耳の軟骨の一部が盛り上がっている疾患です。赤ちゃんの時にみつかるので、大抵、一歳をこえたあたりで、形成外科がある大学病院やこども病院で手術をされることが多いのです。
小児の副耳症例です。
※日本形成外科学会ホームページより
基礎疾患やその他の事情で手術されないまま成人する場合もありますが、非常に珍しいですね!
院長も長く大学病院、市中病院に勤務しており、小児はたくさん手術してきましたが、成人の症例はなかなか珍しい!と。
成人だと、局所麻酔で行えるというメリットもあります
術前です
術直後です
傷の周囲が白く見えるのは麻酔薬の影響です。
摘出した副耳です
しっかり軟骨成分を含めて摘出しています。
抜糸は1週間後になります。傷口は3か月ほど、赤いすり傷状態になりますが、だんだん白く成熟していきます。
こちらは健康保険で手術を行っています。
副耳は粉瘤や耳瘻孔のように感染したりするわけではないので、気にならない場合はそのままでもよいかもしれません。
または、マスクのゴム紐が当たるようになって、摩擦で赤くなった、とか、気になるようになった、なんて方はいるかもしれないですね。
実際、「気にならないし、手術こわいからそのまんまで」
なんて方もいらっしゃいます
しかし、もし気になりましたら、ぜひ一度ご相談ください
ほかにも形成外科一般、診療しております。
怪我をした、火傷した、できものがある、できものが腫れてきた、そんなときもご相談ください
耳瘻孔も手術しています
粉瘤も手術しています
北千住駅西口徒歩5分
木曜日、日曜日、祝日休診ですが、月一回、日曜日診療をしています
【注意事項】
腫れ・内出血・血腫形成・耳介の形状の変形のリスク・再発などの可能性あります。