こんにちは!今日は日曜日診療日でした。
2月、3月も 月一回、日曜日診療をしておりますのでよろしくお願いします
さて、先日アップした埋没式眼瞼下垂手術を行った患者様です。
約半年ほど時間経過し、やはり、埋没式ではすこしずつ後戻りをしてきまして、、、、
とくに症状が強い右側の下垂が目立ってきました。
今回はお休みをとっていただき、切開で眼瞼下垂手術を行いました
術前
術直後
上方視
閉瞼時
予想通り、挙筋腱膜は薄くペラペラになっており、上方に偏位していました。
しっかり前転し、瞼板前組織へ固定しています。左側との差があまりでないようにチェックしながらおこないました。(左側は満足いく経過を維持していますので今回は行わず、です。)
このあと腫れや内出血は強く出るでしょう。
傷口は痛々しいですが、抜糸後は白い傷へと成熟していきます。
抜糸は1週間後になります。
抜糸がすめば、メイクで傷や内出血をかくせます!
眼科のドクターの講演を聞いていると、眼球はいかに繊細な感覚器官かと思わされます。
眼瞼下垂手術をうけられる場合は学会認定専門医を選ぶことをお勧めします。
今回のような眼瞼下垂手術(挙筋前転術)は健康保険の適応になります。
怪我や手術後、外傷後の傷を治す場合も、
瘢痕拘縮形成術の範疇になり、健康保険で行います。
(整容面を重視したたるみとり手術は自費で行いますので、両側上まぶたたるみとり手術220,000円です。)
術式や症状、経過などにより自費がよいか、健康保険の適応になるか変わりますので一度ご相談ください。
【注意事項】腫れ、内出血、傷跡、左右差、結膜浮腫、結膜の乾燥感、目のかすみ、眼瞼痙攣など