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ポジション

去年から思ってた事なのですが、個人技がとか、もっと早く動くとかパスを出すという前に、プレイが切れてオンになったときのチーム全体のポジショニングがすでにズレているのです。

どういう道筋でパスを回していくか、というところに対して、2mくらい各人がズレていますからボランチから回し始めても前に行く頃には4~5mはズレていて、というか「どこに出した?誰がいた?」ということになっています。

そもそもそこが出来ていないのに「早く出せ!頑張って動け!」という監督の指示がでていますから(練習ではよく聞くワード)味方がどこにポジションを取っているか考える間もなくパスを出すことになります。

みんなそういう状態でサッカーをしてますから、どんどん、どこに動いていいか分からなくなって、相手がどう動いているかということには着目できず、ボールに食いついているように思います。

とにかくみんながボールに食いついて、なんとかゴールにねじ込むべくゴール前に集まってしまいますから、相手もそこを抑えようと必死に集まってきます。

そこでサイドに出して中に入れても?
当然相手も必死で掻き出す、そして、中にいる我がチームの選手はコンビネーションよりも個人技で何とかしようとしますから、他にいいポジションの味方がいるかなどどいうことには目もくれずシュートを打ちます。

その時点では相手が密集してますから、弾き返される、さらには、恥ずかしながら味方に当たって弾かれるということになってしまうのです。

ここに来てテコ入れ、などと言う言葉が出てきましたが、昨日の練習を見ても、まだ、「走れ、早く動け」なのです。
これは、テコ入れなのでしょうか?

練習の事を書くと情報漏洩などと言われるでしょうが、真実はこの通りです。
選手はがんばっているのに、そんなことをと言われるでしょうが、頑張って報われるような練習内容、指導なのかと問われれば、私はこの何年か見た中で、運動量は多いかもしれないが、この練習で強い、上手いチームになる選手になるとは思えないのです。

根幹はポジションのとり方にあると考えています。
スタートのポジション、ボールをキープした時のポジション、これが悪ければボールを出すことは出来ませんし、スピードアップする以前の問題でしょう。

最後に至るまでがそもそもなので、ゴール前をテコ入れするにしても、いつもの「ゴール前に何人いるのか?」という状況に変わりはありません。

そこができるようになってから、ゴール前、バイタルでFWがやるべきことは、ということになるのではないでしょうか。

ということは、次からすぐ修正できるわけではありません。
選手の技術は2017年の残留争いの時からあまり変わっていませんか。
(チームとしては相当落ちている)
まずは、基礎技術の立て直しです。
小手先だけ変えても上手くいかないので、これからそこに着手しないのであれば、このチームはこの先何年かを無駄に過ごすことになるかもしれません。

それをフロントに変えるつもりがないのなら、やるのは、現場。
さて、やれる選手がいるのでしょうか?

サポーターはただだまって応援してればいいみたいなので、もうなにもできません。
自分たちの職場を守るのは自分たちです。
サンフレッチェを壊したければ壊せばいい、守りたいのなら、決意してもらいたいとおもうのです。

この20年見てきて、ここまで修正しないチームは、初めてです。

しょうがないと、あきらめては、いないか?


先日神戸を退任したリージョ監督のインタビューを今朝のミーティングで紹介されました。

テーマは、「日本人の『しょうがない』について」。

 

リージョ元監督の記事は、こちらなのですが↓

リージョ監督がみた日本。「しょうがない」という言葉について

 

この「しょうがない」について思い当たる節がありました。

このところ、サンフレッチェに対するあらゆることで「しょうがない」とあきらめてしまったことが多々あります。

勝てないことについてが一番大きいのかもしれませんが、ファンサービスのこと、クラブの方針、すべてにおいて「しょうがない」と思ってしまっているところがあります。

 

あらゆることに「なぜなんだろう?」と思うことが「わがまま、批判」と取られる昨今。

疑問に思うことをやめるためのツールとして「しょうがない」は、存在しているのではないでしょうか。

このところ、自分自身、いろんなことで「しょうがない」と思っていたのですが、実際は、いや、ここであきらめていいのか?

しかし、周りの行動や言動を見ると、今を享受して、「我慢」するのがサポーターのあるべき姿だ、ということなのか?その双方で考える日々でした。

 

特にチームのサッカーについては、若い選手を使い始めているのだからしかたない、という論調もあるのですが、どうしても現在の状態を続けることが彼らの進歩につながるとは、思えないというところがあります。

ミシャの時、現在と同じような混沌とした状況でした。

なのにどうして、あのときは、「これを続ければチームは、強くなるし、選手も巧くなる」と思えたのか。

その答えの手掛かりは、名古屋との対戦にあるではないかと思いました。

 

宮原君と寿人さんが移籍していることで、名古屋というチームも片目でチェックするチームになっていました。

J2からのこの3年の名古屋を見て、今年の対戦を受け、風間さんが3年間かけて作ってきたものと

同じことが今の体制のサンフレッチェにできるのか、ということを考えたところ、ちょっと無理では?と思っています。

 

それは、どうしてなのか、というと、基礎技術の指導の差ではないかと考えています。

前述のリージョ元監督も「監督ができるのは、技術的なことの指導と修正」というように思うサッカーをするために、このチームのスキルは、どこまであるのかを見極め、段階ごとにサッカーを修正していかなければならないということだと理解しています。

風間さんがJ2に落ちてしまった名古屋のチームを立て直すため最初に行ったのが「止めて蹴る」というサッカーを始めた小学生にやらせるような練習だったと聞いています。

当時の名古屋はそりゃあ、降格しちゃうよ…という技術の低いチームになっていました。

それをひとつひとつ、技術力を上げていき、その度にそのレベルに合うサッカーをし、そして、満を持して今年のパスサッカーになった、と、私は見ています。

あの、名古屋のサッカーは、突然できるようになったわけでなく、3年の月日をかけて築き上げたものだということです。

これは、ミシャの時も、森保さんの時も同じように行われ、彼らの体制が破たんするときというのは、必ずといって選手の技術が落ちて行った時なのです。


結局、どんな高尚な戦術を当てはめようとしてもそこにいる選手の技術を高めることができなければその戦術を達成することは、できないと思います。

 

そして、今の体制でなぜ達成することができないのでは?と感じているのかというところですが、先日書いた稲垣選手の記事の内容に、とてもタイムリーな監督コメントがあったからなのです。

 

それがこちらになるのですが



 

インタビュアーは、「稲垣選手について期待したいこと」とだけ聞いていることになっていますが、監督の言葉には「個人の課題については、トレーニングでやればいい」とあり、これは、私の解釈ではありますが、彼のストロングというのは、当然コメント冒頭にある「ボール奪取能力」であり個人の課題、というのが何を示すかは、明記されていませんが私は、最近よくみられる展開のパスのことだと思いました。

確かにまだ始めたばかりですべてが成功するとは言えません。そのパスワークがチーム随一のと言われるほどになるには、相当な時間を要するかもしれません。

しかし、彼のポジションでボール奪取だけで終わってしまうのは、局面を作るうえであまりにも選択肢が少なすぎるのです。

先日、記事にも書きましたが、私は彼がパスワークを使いたいと考えていると認識しています。

そして、今年、出場した試合でボール奪取の上にパスも繰り出せるようになってきた彼に、その二つをどのように生かすのか進言したとしても、それを「トレーニングでやればいい」とトーンダウンさせてしまうようなコメントを見て、表に出ているのはこれだけだが、きっと、ほかにもあるのでは?と感じたのです。

 

佐々木選手、柏選手についても、プレイの質が上がったのは、前監督の時。

柏選手は、このところ、切り込みばかりが目立ちます。

ストロングというのは、自分が得意とする、ということであれば、自分の得意とするエリアで自分の得意とするプレイを繰り出すことになってはいまいか、と思ったのです。

そうなると、当然ほかのチームから見て、いつみても広島は、同じような試合展開をしている、ということになり、キーとなる選手の得意なプレイを抑えていれば、攻守わたり上回れると考えるのは、当たり前かもしれません。

それを受けて、「戦術を読まれている」と練習非公開をするのでしょうが、上記の理由であれば、練習を公開非公開切り替えたところで勝敗に影響がないという事実の根拠になりそうなものです。

 

せっかく、希望を持って入ってきた若手、相当な技術を持っていたのですが、どうも、そのきらめきを見る機会が減ってきたように思います。

ベテランは、自分の力の出しどころ、バランスのとり方をしっていますから、稲垣選手のように「ストロングが」などと言われることもないのでしょう。

 

勝っているからいいのか、負けてもこういう負け方だからいいのか、というわけでなく、選手のプレイのバリエーションのなさ、技術の低下、そのことをわかっていないのでは?と思わせるような体制、そして、我慢、仕方ない、という日本人特有の責任放棄を促す記事に、この状況を変えることができる人は今のサンフレッチェにいないのでは?と思っているところです。

 

誰もなにも言わなければ、嵐が去るのを待つのみです。

今、起こっている嵐の被害度は、嵐が過ぎ去り、雨戸をあけたときに初めてわかるでしょう。

 

さて、3年後、サンフレッチェは、どうしているのか、心配は、尽きません。

 

 


ACLに鍵はある!


そもそも前半、仙台のFWに何度も刺し込まれ、それを酷いファールでないと止められなかったことにこの試合の行く末を案じていました。

先制はしたけれど、私が見始めた前半20分以降は、攻めていてもまったく決まらないいつものサンフレッチェでした。

それでも前半の仙台は、そこまで怖いチームでもなかったので、この1点を守りきることができれば、勝てるかもしれないとも思っていました。

 

ですが、どうしても前半のジャーメイン君への執拗な足元へのファールが気になりました。

DFがそういうファールをするということは、当然ですがその場所への意識が遅れていたということですし、遅れて動くということは、効果的なポジショニングができていない=無駄に多く走っている、ということであると思っています。

そうなると、当然、試合終盤、上下に動けなくなり、防戦一方となり、酷ければ守備不全を起こし連続失点からの逆転負け、というパターンもあるかもしれないと予測しました。

 

この4敗、負け方は、すべて同じです。

あけてはいけないスペースを相手に与えてしまい、そこからの展開、攻撃を予測できないというところにあります。

毎回同じことを繰り返すのです。以前の監督(一人でなく複数)ならこれだけ同じように負けているならば対策しますし、一度の負けで翌節そのウィークポイントを修正してくる監督もいました。

私たちは、そういう監督が指導者だと思っていますから、今回(昨年も)なぜ修正しないのかその対応について、疑問がわいているのだと思うのです。

 

その答えは、ACLでの勝利であると考えています。

直近では、広州戦。最後は、押し込まれますが、しっかりとしたブロックを組み、相手にスペースを与えることなく、さらに押し返し、時間稼ぎまでできた上で勝利しました。

ACLでの守備については、リーグのような守備の破たんは、ほとんどありません。

しかし、広州戦気になったのは、左のトップ下の裏のスペースについてですが、ここをあけてしまっていることを相手に悟られた瞬間、攻め込まれ始めます。

リーグでは、ここのケアがなぜかACLの時のようにできない、というウィークポイントが出始めました。

 

神戸で勝利した時は、相手がホルダーを固定してしまっていたので、やられることはあまり気にしなくてよく、コンパクトな布陣を作ることができましたから、そういう、スペースをあけてしまって使われてしまうということは、あのイニエスタの一件以外ではなかったと思うのです。

しかし、なぜかこの後の試合から、コンパクトに布陣を取ることをやめてしまいます。

名古屋戦以降、なぜか、ワイドに布陣を取り、パスを回しながらネガトラで切り替えようとします。

 

昨年もこのやり方で全域で裏を取られまくり、一度も戦術を成功させることなくシーズンを終えてしまいました。

このチームでは、この方法は、できない、ということがわからないのか、またも同じことをはじめてしまいました。

その時点で負けは、名古屋だけにとどまらないだろうということは、予想できましたし、相手がJでないACLについては、この方法を取り入れないから負けることはないだろうとも思いました。

 

要は、埋めるべきスペースを見極められないのに広い布陣でサッカーすることがこのチームにはできない、ということを監督が認めなければ、次の試合も守備陣が最後まで持ちこたえることはできないでしょう。

 

終盤、パトや岳人を入れますが、その二人が入ったところで相手DFを下げさせるに至らないのはなぜなのか?

稲垣くんに狩りだけしておけ、というその理由は、なになのか?

3バックとGKが活躍するということは、ボランチ、サイド、トップ下のすべてがやられているという事実をどう受け止めるのか。

 

答えは、ACLの試合内容にあると思います。

相手が違うからではありません。

サンフレッチェには、「勝てる」サッカーができるのです。

そのきっかけを見逃しているだけなのなのでは、ないでしょうか。

 

来週の練習を見て、同じようなメンバーで同じようなことをしていたら鳥栖にも同じ結果が

待っているでしょう。

藁にもすがる思いがあれば、どんな小さなきっかけも見つけ出せるでしょう。

 

彼が今年、変わるとすれば、ここで、自分の殻を破ることです。

それができなければ、最終節までリーグでは、勝てないと覚悟しましょう。


狩ったものを調理する。稲垣祥の進化。


勝っているときは、見えてこなかったチームのウィークポイントとその逆に個々のできることが見えてきました。

このチームは、よそと比べたら「この人だれ?」と言われてしまうような知名度の選手ばかりで、当然実力技術もそういうレベルなのです。

(この点については、クラブの拡散力の無さもありますが)

本当に必要なのは、どこか100点という選手よりすべてに70点という選手のほうでは、ないかとおもいますが、どうもこのクラブの方は「どこか100点」に夢を見てしまう傾向があるので、組み合わせる監督は苦労が絶えないと思うのです。

 

そんな中で、「ボールを狩るなら代表級」というボール奪取100点の稲垣君が大きく変化しています。

去年までの彼は、ボールを狩ったらそのままキャプテンへ渡すことしかできませんでした。

ですが、できることならそこに頼らなくても自分がさばけるようになればチームの選択肢が増えるということは、重々承知であったようです。

去年の夏前は少しずつパスを出すということにチャレンジしていたと思ったのですが、夏以降、勝てなくなってからは、「とにかくお前がボールを獲れ」と言われたんだろうなーという妄想をさせてしまうほど、ぱったりとパスをしなくなりました。

 

もしかすると、今年の初めのけがは、「巧妙」というやつだったかもしれません。

噂なのですが、稲垣君は大学時代学業でも相当優秀だったらしく、天然キャラで売り出していますが、その実は、相当な頭脳派であるらしいのです。

そんな彼なので、当然、転んでもただでは、起きないだろうなと思っていたところなんと、チャレンジングなパスを出すようになりました。

 

最初のころは、引っかかったり、どこにだしてるのかわからないようなものもありましたが、少しずつ、「今の誰だした?え?まさか、ごろー君??」というような、鋭いパスを出すようになりました。

そのさばきについてですが、キャプテンをお手本にするかと思いきや、そこは独自性を出してきました。

 

あおちゃんは、いろいろ見まわして、その試合の全体の動きを把握してから狙いすましてパスをだすのですが、稲垣君の場合は、直感でだすことが多いように思います。

直感と言っても「あ、そこ見えてたんだ、」という感じ。

もともと、ボールを狩りに行くときの視野の広さ、目に入ってから体が動き始めるまでの時間の短さなど、彼が自分の特性を知っているからこそできる「パス出し」であるように思います。

 

そこに反応する選手が出てくれば、前線が活性化していくと思うのですが、そこがどうもうちのFWは、「俺のやり方」意識が強くてうまく合いません。

ドウグラスヴェレイラさんがさすがJに慣れているわ、と思わせるようなとてもニュートラルなポジショニングで合わせてくれますが、後の3人は、日本人なのに外人ぽい2人と生粋のブラジル人なので、ここをコンビネーションできるようの持っていければ今年もこの先のレギュラー候補に名をつらねるのでは?と予測しています。

 

そして、彼のパス捌きがチームを動かしてくれるようになれば、代表も夢ではないと思っています。

そういう部分でも中心選手にならないかなと期待しています。

 

 


ベストメンバーよりも。

ACLの16強に抜け出しました。

負けそうではありませんでしたが、勝つのかなーというところ。
しかしメンバー的にはこっちの方が好きです。
というか、モリシは面白い選手になってきたとおもうんですけどね。
ポジショニングがいい。
何より可愛い。
いや、うそ笑
足が思ったほどはやくないのと、なぜか目の前で繰り広げられているパス回しをただ見ているだけのことがあるのが、なんとも不思議で。
この人は天然なのかもしれないな、と思うところですが、今年は攻守に効いているのでそろそろリーグでしっかり走って欲しいのです。

この試合、キーポイントは、渡くんが入ってからのボランチでした。
その前のキーポイントはガクとモリシのトップ下で、ここで拾えたり捌けたりすることでボランチ、バックに負担をかけずに攻めることが出来ていました。
そのまま、最後まで行けたら難なく勝てていたかもしれませんが、ガクと渡くんをかえまして、ここから押し込まれるわけです。

ガクがケアしていたスペースを渡くんは「ケア」できないんですね。
裏ががら空きになりまして、これで左から攻められるなーとおもっていました。

それで失点というパターンもあったかもしれませんが、そこに気づいたのが稲垣、松本の両ボランチでした。
稲垣くんが渡くんの裏を潰して、そこに等間隔でケアする松本くん。 
このふたりが離れてしまうことになると途端に左を突破されます。
2人が広く目をつけていてくれたのでの渡くんがケアできない部分をうまく守っていることになりました。
バランスというところ、パスの捌き、稲垣くんは、休んでる間にかなり学んだんだろうなと思う成長ぶりです。

彼はまだ若いですし走れますし、サッカーに関する目の付け所が素晴らしいので、まだまだ見てみたい人です。

それともベストメンバーじゃないぶん、見てる方も楽なのかな?w