gogo!320che⇒サンフレッチェ -19ページ目

攻めるのか守るのか

今日の川崎戦のこと、私はぶっちゃけ「勝って帰りたいけど、勝てない」と思っています。
勝てるように応援するんです。
試合終了のホイッスルが鳴るまで「勝ちたい!」と声をあげます。

が、この前の浦和戦、ガチガチに固められたゴールを割ることが出来ませんでした。
しかし、昨日鹿島がキーパーは違えど、同じシチュエーションから決勝点を決めました。
あれを見て、やっぱり狭いところばかりでなくいったん外に出す勇気、人を振り回す技巧というのが必要なのがわかりました。

浦和戦は、全体的にも詰めすぎていて、ここで引くとやられる、なんとか得点をという焦りが余計相手にとって守りやすい状態を産んだのだと思うのです。

今日の相手は浦和よりは、出てくる相手なので、比較的作りやすいかもしれません。
しかし、そのぶん、押し込むめば、複数失点のカウンターが待っているかもしれません。
あがりさがり、左右へのゆすり、頭も体もしんどいでしょう。
それに、チームが一つにならなければ細かい技巧のサッカーはできません。
この前みたいに攻めていればがんばっていれば、いつかなんとか、でなく、今どうするべきか、を考えるサッカーを見せて欲しいです。

前線、得点したいでしょうが、ペナの中で決めきれないなら外からも打ってほしいです。
バリエーションをもって。
中盤、今回は必ずチームをコントロールして欲しいです。
この前みたいに下げたいのに前が行ってしまうようなバラバラなサッカーはさせないように。
バッグライン、自分たちが切り替えの主役であることを忘れないでください。
守備に切り替わったのにおかしい事に気づいてください。
ひとりよがりでも動いてください。

そのために、行けるからといって行き過ぎないこと。
サッカーを自分たちの手の中で進められますように。



メンタルコントロール。


これは、まずい、と思ったのは、ほとんどの時間ボールを「持ててしまっている」ということでした。

相手にミスが多く、パスが引っかかってもこっちに戻ってきてしまうし、致命的なミスをしても対応できてしまう。

囲まれても個人技で突破できてしまう、チームとしても完璧にサッカーしていたように見えたのに、ゴール前でコンビネーションをさせてもらえずシュートを打ってもそれてしまい、結果ノーゴール。

先制されたのが75分。

その失点の仕方が久しぶりに見た「切り替えの判断ミス」だったということがこの試合の流れを物語っていました。

 

失点前の時間まで圧倒するようなサッカーをしていたサンフレッチェ。

でも、この数試合と違ったのは、行けるからといって行き過ぎるサンフレッチェでした。

相手は、中盤からのパスを警戒してこちらの2ボランチの前に3枚の中盤を充てていました。

特に序盤は、そこにパスが引っかかる、サイドに出すパスをカットされるという状況になっていましたが、トップ下二人のコンビネーションで徐々にパスが通るようになりました。

そこから、相手の布陣を引き出すような「上下のゆすり」が必要だったのですが、持て始めたサイドが得点を急ぐあまり相手が引いているのに何度も仕掛けるわけです。

チャンスがあるのは、いいのですが、一人の選手の考えることはそんなに多くのパターンがあるわけでは、ないので、何度も同じ仕掛けをしていると相手が慣れてしまいます。

そうなると、いくら攻めこもうがゴールすることは、できないのです。

 

そこで、トップ下、ボランチが落ち着かせようとボールを下げるのですが、また誰かが前に入れてしまう。

完全に相手は、引いているので、バックラインからでもトップ下までパスが通ってしまう。

仕掛けてられる、ということを「ゴールが近い」ととってしまうのは、昨日の状態では、危険な状態であったことが、その後の失点シーンに集約されるのです。

昨日のようにバックラインまでも攻撃に向いている気持ちをいざ、守備に戻すというのには、どうしても時間がかかるのです。

一人が意識することでチームを動かせるものでもありません。

駿くんとあおちゃんが気づいて落ち着かせようとしたのですが、そのほかのメンバーにそれに気づかせることができなかった、のか、気づくチームにその思考がなかったのかということなのです。

その一瞬の時間をコントロールすることができなかったために失点してしまいました。

それが今のこのチームの意識の問題であると思うのです。

以前にも「あとは、気持ちの問題」ということを書いたのですが、技術的にいくらうまかったとしてもそれをどうのように扱うか、という「思考」が「巧く」なければその選手もそのチームもそこまででしかありません。

今のチームに「伸びしろ」というなら、「メンタルコントロール」ができるかどうか、というところにかかっていると思うのです。

 

その気持ちの部分、自分が考えたことのない思考を持つことができるか、ということ、いま、自分たちのしていることがうまく行っているように見えても結果が出なかったとき、そこに疑問を持つことができるかどうか、というところです。

たとえば「前半、ポゼッションできて攻めこめていたが、なぜゴールにつながらなかったのか」というところをいくつかの意見を持ってブレインストーミングできるかどうか、そういう癖をつけて短時間で自分を見つめなおすことができるかどうか。

それは、サッカーの中での切り替えより先にまずは、自分のための切り替えをできるかどうか、その思考、作業を他人に任せるのでなく11人全員の中にその思考が持てるかどうかというところまで来ていると思うのです。

もしも、今年優勝を逃したとしても、このチームに昨日の試合を繰り返さないという思考が備われば、来年こそ、優勝できるチームになると思うのです。

 

私は、チームは、出来上がってきた、と思います。

あとは、このチームの「思考」をコントロールする、トップがどうなるのか、が問われる試合だったと思うのですが、さて、来年の人事はどうなりますか。

 

 

 

 

 


火曜日に試合がありますよ。


浦和のACL決勝進出が決まり、10/29に浦和とのリーグ戦が入ることになりました。

できることなら手の内を見られないまま、なにもなく川崎と対戦したかったのですが致し方ありません。

昨日の浦和の試合を見て、こちらは、勝てるのかどうかと思いを巡らせておりました。

 

印象としては、同じようなサッカーをしているなというところ。

ワイドにパスを回しラインを上げ下げしながら前線の飛び出しを狙う。

違うところは、こちらは、飛び出しだけでなく、トップ下の崩しもできるようになってきたというところかもしれません。

もし、浦和が昨日のようなワントップ飛び出し狙いだったら、90分集中さえ切らさなければ清水戦のように先制されても、やり返すくらいのことは、できそうに思いました。

 

という慢心が出てくると途端にやられてしまうので、現在4位、逆転優勝もなくはない順位ですから、いつ本気になるかわかりませんが一試合でも落とすと今年のモチベーションは終わりですから、全勝狙いで行かなければならないのですね。

こういうときに「ここまで来たんだから上出来よ。」なんて言うのは、やめましょうよ。

ここからは、見る側もしんどくなるくらいしびれる一か月半にしたいし、してくれると信じてついていきましょう。

 

この前の清水戦、ちょっと不安なところがありました。

後半は、落ち着きを取り戻しましたが、前半、失点するとかいう以前にどうも落ち着きがないサッカーをしていたように思います。

実は、その週の練習で相手サイドに合わせた練習をしていて、ボランチがうちの右サイドをケアするということをしていました。

そっちにばかり行くと逆がやばいんじゃないか?と思っていたので、できることならフラットに構えてほしいなと思っていました。

相手は、青山対策をしていましたから、あおちゃんがサイドのケアに入るということは、ある意味してやったりで、アンカーで構えていると予想してパスの出所を抑えようとしていたんでしょうが、サイドに流れるものですから、逆を狙うというところで、こちらのプランが崩れてしまいバタバタしてしまっていたように思いました。

選手の癖をスカウティングして伝えるのは、対峙したとき大いに役に立つのでしょうが、戦術スカウティングは、あまり綿密すぎるとお互い肩透かしになってしまうのでは、ないかと思ったシーンでした。

後半、ゾーンでどっしり構えてくれたらいいなぁと思っていたら、そういう感じになってきて、あとは、マンマークプレスをしていた清水が息切れしてきて、こちらのターンから逆転という、いい試合運びができました。

 

優勝を狙ってほしいのですが、どうも不安定さが抜けないところがあり、選手のスキルは、ずいぶんと上がってきたのですが、やらせるサッカーがちょっと腰が引けてしまっているところがあって、そこのところが、なんというか、揺るがないことになると、よそがちょっとこけてくれれば転がり込んできそうな気がしないでもないのです。

監督は、J1リーグ優勝への采配というのは、初めてでしょうから今から胃が痛いと思いますが、ちょっとでも腰が引けた采配をするとおしまいです。

深く考えずに、粛々とそれこそ「これまで積み上げてきたサッカー」をやり続ける、というか、下手なギミックは、いりません。ただ、前だけを見るサッカーでまい進するしかありません。

 

本当は、いやだったのですが、なんやかんや、「あおちゃんがいないと」というところです。

意思を持ってチームを作ることができる選手が他にいないというのが優勝への道へのネガティブポイントです。

抑えに来られたところで、少しでも効果的なプレイができれば、モリシや駿くんを大いに生かすことができます。

この一年で二人が躍進してくれたことが、報われるといいのですけどね。

 

できれば、ここから5試合、優勝への勝ち点カウントダウンが最終節までできますよう、まずは、浦和戦、コンディションでも上回っているのですからやれるだけのことをやってほしいと思います。

 

 


ポジションを保って、食いつかせる。

マンマークプレスだけで構成するサッカーというのは、なかなか難しいということがよくわかった試合でした。
清水がしていたことは、広島が勝てない時にしていたことと同じで、クローズな場面では、スコアレスに持ち込むことができますが、オープンになると相手にスペースを与えてしまうことで、パス構成に優位なチームの方に軍配が上がる、ということが明白になりました。

プレスばかりしてて足元がどうにもならなかったところから、3ヶ月でここまでに持ってこられたというところ、チームの努力ということでしょう。
アオちゃんのアンカー、ごろうくんのボランチ、スペースがあるといい距離感になってきます。

前半、バタバタしたとき、これはいつもなのですが、うまくいかないときは決まって守備でポジションブッキングが多くなります。
ふたりが被るとどうしてもスペースが出来てしまいますから守備が後手になります。
リスタートのポジションも大事で、フォーメーションが取れていないと、とたんに裏を取られます。
当たり前といえば当たり前なのですが、細かくポジションを取ってポゼッションができるのようになった事が、底力のあるサッカーができるようになった要因であると思うのです。

この試合においては、清水がマンマークだったので、こちらがフォーメーションをしっかりと保っていれば、勝手に食いついてくれて体力面から不利になり、どうあっても終盤に得点出来る流れになるかなと、思いました。

もしも、清水が同点上等で引いてしまったら打つ手がなかったと思うのですが、昔から清水はホームで引くようなサッカーをしないチームなので、必ず引き出されると考えました。  
監督が変わってもこういうところは変わらないというか、ある意味羨ましいというか。

広島もこの2年、いろいろやって来ましたが、パス構成、ポゼッションからのサッカーという所に落ち着きそうです。

たしかに城福さんのやり方というのは、回りくどいというか、もっとストレートでもいいのにな、というところがあります。
俺のやり方、とか、城福サッカーとか、そういうのが売りなんだろうけど、監督って、今目の前にあるチームにどう言うサッカーが合ってるのかを模索してチームと作り上げていくのが「仕事」だと思ったんですね。
選手に合っていれば、どんなサッカーでもいいサッカーに見える、というのは、今思っているところです。

この清水戦、うちはドウグラス包囲網でしたが篠田監督が青山マンマークを指示していたようで。
やりづらそうにしていたようにも見えましたが、見直してみると、そうでもないし、なにより、ごろうくん、駿くん、モリシ、いやいや全員が自分のやるべき事をやろうとしてるので、あおちゃんがどうかなっていても、問題解決が出来ると。 
それは、モリシのポジショニングの多彩さにあるともとも思うんですけどね。
それにつられて駿くんの動きもシーズン序盤からするとずいぶん、バリエーションが増えました。

着々と育ってきてるなぁ、と思うふたりです。

こういう最初苦しんだ試合を勝ちきれたというのは、どこで辛抱したらいいかがよくわかってよかったかもしれません。
続くもしかしたら浦和、できれば、川崎が先の方がいいんだけど、浦和になったとして、ここは、負けられません。
とにかく、全勝で優勝にむかって行けるのか、ACL出場権なんで甘いことはいいませんよ。去年逃した優勝を今年こそ、このサッカーで手に入れたいんですよ。

やってやりましょうよ、逆転優勝。
やれるサッカーになってきたと思いますよ。

クラブが生まれ変わる

「ゼルビア」という名前を変える、という、条件での出資な訳ですよね。

もしも、サンフレッチェに消滅の危機がおとずれて、5年後にJ1制覇なんて言われたとします。

今のゼルビアのチーム状況と同じとして、4年後J1の3位內にくい込むために何をしなければならないか、とすれば、メンバーの総替え、ですよね。
メンバーのレベルが今から1年内に変わることはありませんから、当然ハイレベルな選手を雇います。
とりあえず、来年、昇格、再来年はJ1で上位進出、例えばそういうチームにどうしたらなれるのか…もしも、それができたとしたら…

チーム名をうばわれ、選手を変えられ、サッカーの歴史も塗り替えられる、ことが、クラブを救ったとするならば、それは否としか言えないんですね。
もうそれは、どうやっても、サンフレッチェでも、ゼルビアでも、ないわけです。
サンフレッチェだったものであり、ゼルビアだったものであり、そこでそれまでのクラブの歴史は終わって、新しいなにかに変わるのです。

先日、「クラブの伝統」についての記事を書きました。
ただ、続いているだけで伝統というものができるわけではありません。
受け継いでいくものがあること、受け継がれていることが、伝統なのです。

サポーターしかり、サポーターのカラーもクラブの伝統と共に受け継がれているのです。

しかし、今回のサイバーエージェント藤田氏が出資するということ、それに対してクラブ名変更などの改革をしたいと思ったことは、出資者として当たり前の権利であると思うのです。
 
本当の意味でゼルビアを「売った」のは、社長以下、フロント陣であること、経営をどん底に落とし、出資者にサッカークラブの在り方も理解してもらえないような、経営陣こそが、ゼルビアとゼルビアサポーターをないがしろにした人達ではないかと思うのです。

もしも、サンフレッチェが同じようになれば、これは、私の考えたことですが、全く違うチームにするなら、サポーターとしての歴史も1からになると、考えて、出直さないとならないかもしれません。 
最後の最後に残った、「その土地から出ていかない」ということだけを頼りにまた1からクラブの歴史を作っていくしかないのかもしれません。


ですが、5年後にJ1を席巻、というのがどれだけのことか、おわかりでない。
やればできるはず、諦めなければなんとかなる、というほど、あまいものではありません。
出資に対して、皮算用がすべて、うまくいく前提と思っているのなら、もしもビジネスがうまくいったとしてもサッカーにその甘さを指摘されると思うのです。

それで、ビジネスが上手くいって、ゼルビアが有名な選手を連れてこれて、お客さんも増えて、黒字になったとします。

ここで例とするのもどうかも思われるかもしれませんが、神戸にしても浦和にしても、お金で選手をあてて、お客さんはふえてもサッカーというものは、その系譜にそったものでなければ、簡単にクラブを裏切る結果を出してくるのです。

もし、サッカーに裏切られたとしてもお客さんが多くなってクラブにお金が入ったことが「成功」とするならば、それはもう、サッカークラブでなくても、いまのネット事業を続けていることと同じことで、サッカーにはなんの貢献もしていないということです。

サポーターが思うことは、これは、私の思いですが、サッカーを生業としている以上、サッカーで夢が見られなければなんの意味もないのです。

お金を突っ込んでも、リーグを席巻、制覇することが途方もないことは、優勝経験のあるクラブにかかわる全ての人が知っているのです。

藤田さんほど、頭がいい人ならすぐ分かると思うんですけどね。
それか、藤田さんがまだ、その「沼」にハマっていないのかもしれません。

ハマればわかります。
藤田さんにその日が来ることを期待してやみません。
その時は、「ようこそ!Jリーグへ!」と握手を求めたいですね。