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それも、ひとつの形。


ラスト2戦に向けて、今年一年ああでもないこうでもない、と考えてきたことについて少しだけ考えかたが変わる出来事がありました。

Jリーガーの方が営むお店で飲んでいて大将とお話する時間があり、先日の鹿島戦のことを話したのです。

私としては、「守備対守備の試合で、どっちも負けたくないからという試合でスコアレスだった。でも、サンフレッチェは、ボールを奪った後、前を向いても人がそろってない、ポジションがよくないから気が付いたら相手の守備がそろってしまって、それを無理やりかいくぐるからちゃんとシュートも打てない。だから点が取れない」という、私の思いを話しました。

 

そうすると「じゃあ、寿人さんや前にいたドグや直樹さんみたいな圧倒的な個がある人がいればいいんでしょ?」と。

でも、それでもちゃんと組織を作らんと同じことになるんじゃないのか、と言ったところ

「今のサンフレッチェってペレイラさんとかドウグラス ヴェレイラとかが個でなんとかするサッカーだし、それで勝てるようになるのも一つの形じゃん」と。

その、「それは、ちがうよ。」っていうんじゃなくて「それも一つの形」として、今は、それで勝つことを選手が目指してるんじゃないの?と言われたわけです。

 

そういわれると確かにそう。

だけど、私が好きなサッカーでは、ないんだよね。ということなのです。

それはそれでありだと思うんです。

今のサンフレッチェのサッカーがいくら結果を出していても「好きなサッカー」じゃないことには、変わりないんです。

でも、そのサッカーで結果を出すことができればプロとしてのチーム、選手としては、目指してきたことの結果であることも変わりないんです。

 

今のサッカーで私が好きじゃないのは、とにかく走り回って早く動いて相手より速くゴールにたどり着く、というところなんです。

なんだ、そういうもんじゃないのか、と思われるでしょうが、私には、相手を上回るというより、相手を無視したサッカーに見えるんですね。

相手があるからこその面白さ、相手の出方を察知してのスペースメイクや崩しを見たいのですが、自分たちがいかに速いかということだけに集中しているようで、相手が狡猾な部分を見せると、途端に回らなくなると思うのです。

一本気なのが好きな人もいると思うのです。そういう人からすると、楽しいがんばってる、っていうサッカーだと思うんですよね。

 

時に守備が整備されたり中盤が整備されたりします。

だけど、そこから攻撃にうまくつながらないのが、今のサンフレッチェの力量なのかもしれません。

新加入の選手と今年レギュラーになった若手が来期どのような成長をみせるのか、来年も継続する城福監督が攻守において選手がオーガナイズできるサッカーを指導してくれ、前線のブラジル人が大爆発、大量得点(今年の個人技で殴り掛かる状態で現在6位というのは、ほんとに上出来。)できるようになるかもしれません。

 

トップ3を見ると、当然のように個と組織が融合しています。

サンフレッチェはまだ個で頑張っている段階です。

もしかすると、来期も個で頑張るままで終わるかもしれません。

組織がついてきて優勝するほど勝てるかもしれません。

考えようによっては、現状のサンフレッチェでの結果を恐れている他クラブもいるかもしれません。

 

なんにしても今の形でのサッカーでどこまでやれるのか、2020年は見届けようと思います。

だけど、好きじゃないサッカー、結果が出ないサッカーをしたら当然批判は、致します。

好きじゃないサッカーでもゴールをできるときは、前線がしっかりがんばってるので、きっと楽しい試合になります。

でも、その先のこと、ミシャやポイチやヨンソンさんが教えてくれた「サッカーの成り立ち」というものは、忘れていません。

どこのチームを見ていても、そこから外れたサッカーをしていたら、今がよくても選手の質が下がればあっという間に降格するところまで行ってしまいますから。

そういうところから目を離さないようにしたいと思います。

 

なんにしても、いろんなサッカーを楽しむ目を持ちたいと思う、そういうことがわかり始めた、いいお話でした。


そして、このお話をしてくれたのは、元サンフレッチェの田村さんで、お店は、「さむらい大手町店」です。

いつも、美味しい料理とお酒で楽しく過ごさせていただいてます。

サンフレッチェ好き、サッカー好きだけでなく、仕事帰りのサラリーマンも「美味しいから」とやってくるお店です。


ぜひぜひ、みなさん、来広の際にはお寄り下さい。

(サッカーの話も気さくにしてくださいますよ!)


さむらい大手町店

広島県広島市中区大手町3丁目2−5

082-244-7003

https://g.co/kgs/dcCx74

 

 


今後、組織力は積み重ねられるのか?


この前、とある方と話しをしていて、今の前線について「個々が何とかしようとしすぎてコンビネーションにならず点が取れないのでは?」と言ったところ「個々の能力は上がっているのだからゴールできるかできないかだけの差」と言われたのです。

続けて、組織的な部分と言ってもゴールができれば周りの見方は、変わってくる、とも言われました。

この話をする前に「個々の能力は、上がって来ているがコンビネーション、組織の部分ができていない。

来期、今の監督で組織的な部分を強化していくことができるのか?」という問いとしたのです。

 

組織の話については、それぞれの言い分があるのですが、気になったのは、「ゴールできているかできていないかで見方が変わる」というところでした。

実際、ゴールして勝てば評価としては賛美を受けるわけです。

しかし、私としては、そこではなく、プロセスの方に注目できているのか?というところなのです。

結果からの逆算でなく、結果を出せたのは、なぜなのかというメカニズムの解明ができているのか?

そのメカニズムの解明からこのチームにふさわしい攻撃のコンビネーション、組織力を導き出すことができているのか?

そういうところが見えてこなければ、いつまでたっても安定してゴールをとれるようなチームには、ならないと考えているのです。

 

このところの攻撃を見ていると、一時、個々のシュート意識から点が取れていました。

が、横浜、川崎、あたりになってくると個だけでは、太刀打ちできず当然組織力で上回るリーグトップチームに勝つことはできませんでした。

個の力だけで今の5位という順位というのは、素晴らしい結果なのです。

ですが、個の力で勝てる相手の力量というものが出てきます。

「自分たちの戦いは、決して負けては、いなかった」とコメントに出てくるように、個対個の戦いでは、負けていると感じていないのだと思うのです。

しかしパスの構築、前線のポジショニング、明らかに相手の方が優れているということになると個でイーブンならチームとして上回れないことは、明白なのです。

 

もしも、このチームの部分に手を付けられないのであれば、来年もこの時期までは、そこそこいい順位をキープして、最後、チームで盛り上げることができるクラブが優勝する、ということになります。

チームで自分たちを盛り上げて優勝戦線を乗り越えていく、というのを我々は、見てきたはずなのですが、今のサンフレッチェには、その経験を継承しようとする人がいないようです。

優勝争いや優勝経験、というのは、やはりしてみないとわからないことなのかもしれません。

たぶん、今は、ファンサポーターのほうが、その経験で得たものを知っているのではと思うのです。

 

今週末の鹿島との試合は、まさにその経験のぶつかりあいになります。

相手は、世代交代をしながら、上位で年間の目標を「J1残留」でなく「J1三冠」を目指し継承しているクラブです。

私たちのクラブは、3回優勝した経験をおなざりにし、とりあえずJ1に残留することが「分相応」という腰の引けた言葉で自ら戦うことをやめてしまい、優勝した時の経験を継承しないクラブになりつつあります。

なんのためにJ1でサッカーをしているのか、なんのために自分たちは、このクラブを応援しているのか、クラブ、選手、サポーターの心の強さを問われる一戦になると思います。




 

 

継承、という部分で、さらに。

現状、選手のメディアへの露出が少ないという思いがあるのですが、企画倒れという感触があります。

以前、注目されていたのは、サッカーが面白かったこと、「サンフレ劇場」や、やべっちFCでの他クラブと全く違ったアプローチなど、選手が続けてきたことがメディアに伝わり

「どうも、サンフレッチェ、面白いらしいぞ?」ということで注目を浴びるようになりました。

今のサンフレッチェの選手にそういう、「面白そうだぞ?」と思わせるような選手がいるでしょうか?

答えは、いませんよね。クラブが自分たちをうまくプロモーションしてくれると思っていても、自分に魅力がなければだれも振り向いては、くれません。

周りがこんなに頑張ってくれているのに乗ってない選手が多すぎるんですよね。今のメンバーは。

そろそろ頑張っているスタッフに結果を見せてあげる行動に出てほしいものです。

自分からどんどん売っていかないと、サンフレッチェどころか、自分のプロ選手としての実入りも悪くなっていくということにそろそろ気づいてほしいものです。

 

 


代表戦とトレマ。

久保建英氏がいらっしゃるというので行きましたよ、U22代表戦。
木曜日にうちの若手が勝っちゃったと聞いて、ん?と思ったのだけど、そういうことだったのね。というところでした。

感触としては、神戸とやった時と同じ感じ。
それならうちも勝てるし、コロンビアは個人技も組織もしっかりしていたので、そりゃ、このチームじゃ勝てるわけが無い。

日本は、海外組が多くて、若くして海外にいると周りがうまくて、それはさ、まわりがよくしてくれるから通るパスだよ?というプレイが多くて、予選の時はもっといいサッカーしてたし、チームだったし。
ここからこの選手たちが五輪代表として戦ってくれるのか、ちょいと不安になりました。
フルに行ってる選手もいるし、自分のクラブのポジションのほうが大事な選手もいるだろうし。
今回の五輪代表なんていうのは、なんで呼んだんだよっていう感じだったかもしれないなと思ってしまうほどの出来でした。
これなら、まっちゃんやモリシをいれてくれよ、って思ってしまう。
トレマにはモリシが出なかったと聞いてむーん、アピールできないじゃん、と思ったのですが。

うちとしては、代表に送り込んで全国区の選手を育てないとジリ貧になるいっぽうなので、駿くん、荒木くん…頑張っておくれ、と思うわけです。

そのためには、組織なんですけどね。
ここがピリッとしないとなるのは、疲労から?
昨今の日本サッカーはひたすら走り回ることばかりですが、すこしは構えてボールをもって回せるようになればいいんだけどな。
ついつい運動量イコール正義になってしまうからね。
鹿島戦に向けて鳥栖とトレマをしたようですが、相手はレベルが違うのでトレマに連勝でよろこばなぃおくれです。

がばって、かち、見たいなぁ  。

選ばれる理由は?


荒木くんがA代表に呼ばれました。チャレンジカップのみですが、若手からフルに呼ばれるのは大迫くんについで二人目です。

なぜ呼ばれたか、というのは、一言で言えば彼のポジショニングの良さであると推察します。

今レギュラーで試合に出られているのも技術は、あとからついてきたとしてもやはりその守備、攻撃どちらにおいても的確な場所にいるというところであると思います。

それに次いでこれから注目していきたいのは、川崎の脇坂君です。

彼も素晴らしいポジショニング能力を持っています。

 

現代表監督が森保さんなのでポジショニングにこだわるところがあると思うのですが、やはり、ポジショニングは、サッカーをする上での最重要ポイントであり、このポジショニングがいい選手というのは、現時点で私が知る限りでは、「先天性」の能力であると思っています。

これが巧くない選手というのは、どんなに技術を磨いてもある一定のレベル以上になることはないですし、逆に少々技術が劣ってもポジショニングの能力がずば抜けている選手は、岡野選手や中山選手のように大選手に成長すると思うのです。

 

なぜ、そう思うようになったかというと、それは、割と最近のことです。

元プロの選手にとある選手のポジショニングがどうしてもよくならない、彼の技術ならポジショニングさえよくなれば相当いい選手になると思うのだが、だれも今のポジショニングについて注意してやらないのですか?と聞いたのです。

その選手のポジショニング、いつもあと1m外にいれば、とか、あと1m走っていればというとても惜しいところだったので、それだけならコーチングで直せるのでは?と、思ったのですが、その人の答えは、何年もプロでやってきて誰も言わないはずもない、言われてるのに何年も変わらないということは、もうそれ以上には、ならない、と言われたのです。

そこから、これまでポジショニングがいいと言われた選手を思い返してみると、みんな若い時から技術はまだまだでもいいところにいるのにねと、その選手とは、逆のパターンだったのです。

だから、その技術がまだまだだった選手が今年一念発起して頑張ったら、あっという間にチームの中心選手になってしまいました。

 

今回の荒木君の選出に「あの選手の方が先だと思った」という声もあります。

思い当たる選手が何人かいると思うのですが、やはり、選ばれない理由はポジショニング、そしてチームとしてのプレイができるかどうかというところにあると思うのです。

現在のサンフレッチェで気になるのは、勝つ試合というのは、圧倒的な個のプレイで押し込んで勝利を得ているというところです。

ですので、相手が個を抑えると途端に手も足も出なくなってしまいます。

せっかくいい選手がいるのに、と思うのですが、チームとして試合の中で自分がどういうポジションを取り続けるのかどういうフォーメーションを維持し続けるのか、というところについては、行き当たりばったりのところがあり、毎試合安定しないところがあると思うのです。

神戸に勝った時は、相手が同じように個を全面に押し出すチームでしたから、少しでも日本人らしくチームを構成できれば素晴らしいゲームになるわけです。

その後は、またいつものように戻ってしまったので、個もチームもしっかりとしたチームになかなかすっきりと勝たせてもらえないというゲームが続いています。

 

今のその「個」の部分で選手の成長があることについて、選手は、大いに満足感を得ていると思います。

もう少しのところまで来ている、と、キャプテンが言うように、個々は、いいサッカーができていると思っていると思うのですが、どうも、上からピッチでプレイされているサンフレッチェを見ていると、勝てない試合というのは、それぞれのポジションがずれているんですね。

ずれている、パスを出そうにもだせなかったり、無理に受けるようになったりする状態です。

それでも回せている、ということなのでしょうが、これから鹿島と当たることを考えると、こういう無理な部分をしっかりと是正していかないと間違いなく餌食にされてしまいます。

そのうまく行ってる感もどうかと思うところがあって、勝ててない、ということは、勝てるようなサッカーができていないということなのです。

勝てる試合のサッカーは、はやり、どう見てもポジションもずれてないし、パスの受け渡しも的確にできています。

誰かが突飛なことをしようとすると、どうしても崩れてしまう、崩れてもやり返すことができるほどのスキルがあるのか?と言われればそれまでではないのが今のサンフレッチェです。

 

たぶん、今、満足してると今年は、「あと少し」で終わってしまうでしょう。

今の感じなら仙台と湘南には、そこそこいい試合ができると思いますが、鹿島には太刀打ちできないでしょう。

もしも、今年、大いに成長しました!というところをみせたかったら、鹿島戦までにチームとしてのサッカーができるようになってほしいと思います。

そういうチームに仕上げることができる監督であれば、来期も続投、ということになるのではないかと思っています。

ACLのこともありますが、今年の集大成、育成、チームとしてこれからどうしていくのかを占う3週間になるのではないかと思います。

 

落ち着いて、しっかりと足元を固めてほしいと思います。

 

 


やるべきことを、やるだけ。

今更、あんまり厳しいことも書きづらいというか、選手的にはできている、と思う部分もわからなくもないのですが、やはり、上に行くには、まだまだ足らないところがあるな、というところが見え隠れしました。

先制された時もあの距離から打ってくるとは、思わない、というのが今年もなんどかありました。
というか、コースがバッチリ開いてましたから、守備の観点がどうも危うい。
3バックの距離間もまた開きすぎてきてますし、少し、時間を開けるとやらなければならないところが少しずつ崩れていくという所があります。
それが、勝った試合を頂点に下がり、底まで行くと、また、いろいろと気をつけてサッカーをするから上がり始め、勝ってまた、下がる。

とにかく、自分たちが毎試合やるべき事やる、ということができない、というところなのです。
一生懸命やっているのは、わかるんですが、やっている事に明確な根拠があるのかないのか、オートマチックにボールを運んでサイドに預けて中に、ということの繰り返しで、どのレベルの相手に通用するのか、というところで、今年のこのチームの上限が見えてきたかもしれません。

でも、あくまで、今年の、ということなので来年まだまだ若手が伸びますから、いいチームなんです、というその言葉通り、さらにいいチームになると、おもうんです。

川崎に詰めすぎるとカウンターが来るのは、想定内でしたので、追いついたあとにガツンと来るのをどれだけ受止められるか、が、境目でしたが、どうも得点すると「マブイ落ち」してしまうサンフレッチェ。
フワッとした時間を作ってしまいます。
ゴールしたあと、センターサークルからリスタートするときにチームとして確認できないのかなと思います。
追いつかれたんだから相手は攻めてくる。
いきなり追加点を取りに行くと必ずオープンになる、まずは、落ち着かせることからスタートしたほうが、いいとおもうんです。

そこの部分でバックと中盤の齟齬があるように思っています。
どちらが行こうとしてるのかわかりませんが、もしかすると、これは、キャプテンの責任かもしれません。
それを一任されていないから作り用がない?、それも分かりませんが、今年は取られて取ったあと、ふんわりするんですよね。

こういう、この前から言ってるんですが、「気持ちの問題」なんとかならないですかね。