『超バカの壁』
エントリー№49 『超バカの壁』
養老猛司著 新潮新書 680円(税別)
『バカの壁』も読みました。
今回は『超バカの壁』。
これで私も普通のバカを超えた!
「あほの坂田」も超えたんだー!
・・・・・・すいません。
そんな芸人魂いっぱいの本ではありません。
さて「超」がついているのだから、
さらに凄いのか!などとは期待せずに読みました。
期待せずに読んで正解でした。
言いたいことは前回と同じです。
それは著者自身が語っています。
だから私がそう感じて良かったわけです。
なぜなら『死の壁』も含めて、
著者が言いたいのは「見方・考え方」がおかしいってこと。
日本人のそれらが変だと言いたいということ。
簡単に言えば、世間に流されている情報を、
簡単に鵜呑みにして考えることを止めないようにと主張している。
著者自身が具体的な事例に関して、
自分ならどう考えているかを述べてくれています。
それを読みながら、違う角度を知る。
そのような構成です。
読んで欲しい度、5点。
『バカの壁』を読んでいたら、
あえて読まなくてもいいかな。
具体的事例は現代を切り取ったものが多いので、
目次を見てから考えてもらってもいいかも。
立ち呑みダー
北村です。
教師です。
ヒューがルデン呑んでます。
茨木に「ナフナフ」という立ち呑みバーがあります。
と、紹介しようとして思い出しました。
実は「立ち呑みdar 」と書いてあることを!
ダー!!!
・・・・・・さて、
昨日のことです。
常連さんなど知った顔などありながら、
5人の客が居ました。
一番端にいた女性客が、
隣の男性に火を借りようと頼みました。
しかしその男性は持っておらず、
次の男性も持っておらず、
私は持っておらず、
最後のお客も持っていませんでした。
なんと男性客は全員タバコを吸わない!
呑み屋としては珍しい光景でした。
タバコの市民権は弱りつつあるんですかね。
吸わない私としては喜ばしいことです。
『不勉強が身にしみる』
エントリー№48 『不勉強が身にしみる』
長山靖生著 光文社新書 720円(税別)
皆さん勉強してますか?
私は勉強させながら、してます。
最近では「勉強」と言わずに「学習」って言ってます。
うちの学校では。
強いられるものではないから、ってことで。
でも私自身は最近、
勉強である必要があるのではないかと考えてますがね。
そんなこんなで、勉強をせまる必要がある中で、
「勉強とはなんぞや」との問いを持ちつつ読みました。
結果、一助になったようなそうでもないような・・・・・・。
ちょっとテーマが分散されている感があります。
「勉強」そのものについての考察は冒頭部分で、
周辺部分からアプローチしているせいでしょうか。
何か一つ「これだ!」ってのを、
手を変え品を変え強調してほしいですね。
読んで欲しい度、4点。
パンチが効いてない、タイトルの割に。
目次を開いてみて気になる小題があれば、
買っても良いでしょう。
そんな程度に感じました。
『ダ・ヴィンチ・コード(上)(中)(下)』
エントリー№45・46・47 『ダ・ヴィンチ・コード(上)(中)(下)』
ダン・ブランウン著 越前敏弥訳 角川文庫 580円
流行に乗ってみました。
これは面白いですよ。
とくにキリストにまつわる謎、
聖杯の行方やそのものについてが。
ミステリー自体はそれなりですが、
その周辺のダ・ヴィンチにまつわる作品の謎解きがいい。
本当に象徴学ってものは、
「そこまで深読みするか!?」ってくらい、
様々な事象と結びつけ意味付けしようとしますね。
記号論などさわりくらいしか学んだことないのですが、
そんな人にもわかり易く興味深い部分だけいただけます。
おいしい場所ばっかりを食べさせてくれる感じです。
若干、ラストについては拍子抜けもしましたが、
それを差し引いても
「小説+面白知識」として楽しめる作品でしょう。
読んで欲しい度、7点。
読み終わったので、
ちょっと不評ですが映画も観ようかな~。
審判講習会
教師です。
ルール勉強してます。
こないだの日曜日、
フットサル4級審判講習会に行きました。
サッカー3級審判の資格は持っていますが、
やはりフットサルと違う部分も多くありますな。
知っていることが多く
(4級の内容なんてやってる人はだいたい知ってる)
時間的には無駄な部分もありました。
しかしルール。
やはり知らない部分もあり、勉強になりました。
例えば、Q&Aコーナー。
Q:キーパーが交代しようとした。
しかし味方がなかなか交代しない。
審判は試合を止めるべきか。
A:止めなければならない。
ホントですか!
止めるんですか!
止めるらしいです。
キーパーは必ずいないといけないんですって。
入らないキーパーは警告だったかな?
そんな意外なルールもありました。
変なQ&Aもありましたよ。
Q:審判が頭を強く打ち意識を失った。
その間に得点があった。
得点を認めるか。
!!!
おいおい!
審判が意識失うって、どんな状況?
そんなことありますかい?
でもルールブックには書いてありました。
そんなのを質問するような、
たぶん意地悪で理解力のない人間がいるんですよ。
世の中にはね。
ちなみに、A:認める。です。
第2審判が認めればOK。
無事に4級審判取れました。
チームメイトの4人も。
ただ笑いを取りたいチームメイト、
Tッキー選手は自信満々ののち、
不合格で補習を受けました。
66人中8人がいったん不合格。
もちろん補習後に資格取得となりましたが。
いやー、自信満々でわざと落ちるとは、
T選手のお笑いセンスに脱帽です。
BBQ
北村です。
教師です。
心の中で叫んでいます。
食材を買うためにスーパーに向かっていました。
正面から女子高生が2人、
自転車ですれ違いました。
その時に女子高生の言葉が私の耳に響きました。
「ちゃうって、ビービーキュー(多分BBGだろう)って、
9人でやるからキューって言うねんて」
!!!!!!!!!
どのような文脈での発言か分からんが、
もちろん冗談やんね!
冗談って言ってくれ!
そんな私の心の叫びは届いたでしょうか。
たわいのない冗談だったと祈るばかりです。
『陽気なギャングの日常と襲撃』
エントリー№44 『陽気なギャングの日常と襲撃』
伊坂幸太郎著 祥伝社ノン・ノベル 880円
前回紹介した『陽気なギャングが地球を回す』の続編。
映画も観て、それなりにウキウキしながら読みました。
こういったシリーズものの楽しみは、
やはり登場人物の魅力。
「いつもどおりだ♪」なんて安心しつつ、
それでいて面白さが加速している。
そんなのがシリーズではいいですよね。
この続編も登場人物の特徴、
そして軽妙なトークは引き継がれています。
ただね~、ストーリーが緻密さがない。
前回の作品も伊坂幸太郎のよさが減少している、
そんな風に書きましたが、
今回はさらに減少です。
もう書けないのかな?
時間は同じで、空間をずらす。
今回そういった趣向を凝らそうとしてますが、
中途半端です。
「あとがき」にありますが、
4つの短編を書いたあたりから、
それらを統合することにしたそうです。
だから中途半端も仕方がない、ということか?
でもプロなら言い訳なしですよね。
特にラストは偶然に頼っているというか、
「これでいいのか!」というか・・・・・・。
読んで欲しい度、5点。
面白いんですよ、それなりに。
ただ、ちょっと伊坂幸太郎に期待しすぎですかね。
ダーツ
北村です。
教師です。
助手席にいます。
友人の車に乗せてもらったときのこと。
友人がやらかした間違いです。
私「こないだもアレがある店行って」
友「アレって?」
私「ほらジャンカラの向かいにある2階の店の・・・・・・」
友「ああ!バーツ・ダー!」
私「?????!ダーツ・バーやろ!」
楽しいひとときになりました。
地球は回った
北村です。
教師です。
映画観てます。
久々に映画を観に行きました。
『陽気なギャングが地球を回す』です。
そう、前回書いた本が原作の映画。
結論から言うと、「まあまあ」でした。
映画としては楽し めました。
リズム感と現実離れした会話。
そのあたりは面白かったのですが、
伊坂幸太郎のストーリーの緻密さがなかった。
やはり難しいですよね。
先に本ありきの映画は。
特に伊坂幸太郎作品はラストで驚かす、
そんなタイプですので原作通りには出来ない。
それで色々原作と違う形にしていましたが、
それが伊坂幸太郎の良さをなくしてしまった。
残念です。
でも最初に言ったように原作との比較を除けば、
まあまあ楽しめました。
特に原作でのイメージでは「この配役は違う」と、
そう考えていた佐藤浩市と大沢たかおが良かった。
さすが役者です。
映画館に足を運ぶ必要はないかと思いますが、
レンタルショップで迷ったとき、
軽い映画が観たい気分ならいつか観てもいいんじゃないかな。
『陽気なギャングが地球を回す』
エントリー№43 『陽気なギャングが地球を回す』
伊坂幸太郎著 祥伝社文庫 629円(税別)
私も地球を回したことがあります。
ふっと気が付くと、地球がクルクルくるくる。
もちろん、私が酔っ払っているだけでした。
さて伊坂幸太郎について。
この人の小説は結構好きです。
まったく関係ないパズルを四つくらい同時に作る。
頭が混乱してわけわからんようになる。
と、とそれぞれのパズルが実は1つだったことに気づき、
気づいたときには完成している。
時間軸をずらしてみたり、空間をずらしてみたり。
それらのずれがピタリとはまる快感。
そんな感じの小説です。
私はそんな風に思います。
この作品はそれほど凝ってはいませんが、
それでも様々な事柄がちゃんと最後にはおさまります。
しかも軽妙でウィットにとんだ台詞。
楽しんでほしいものです。
ただ、この前に読んだ『包帯クラブ』同様、
作者の他作品を知っているだけに、
それらとどうしても比較してしまいます。
天童荒太も伊坂幸太郎も、
ここに紹介した作品よりいい作品があります。
読んで欲しい度、6点。
伊坂幸太郎なら
『オーデュポンの祈り』『重力ピエロ』の方が面白いかな。
まあ、そのあたりは人によって違うかな。
とりあえず、伊坂幸太郎の本を一度手に取ってください。