高校教師あれこれ日記 -7ページ目

『女は男のどこを見ているか』

エントリー№54 『女は男のどこを見ているか』

岩月謙司著 ちくま新書 720円(税別)


モテたいわけではあません。

決してありません。

絶対に違います。

違うって!


と、言い訳するほど嘘くさいので内容に移ります。

タイトルから受ける印象ほど軽くはありません。

心理学的な要素も結構あります。

どんな中身か簡単に。


女性は呪われている。

それは父親から、そして母親から。

潜在意識に、結婚の理想像は父親となっている。

父親が最悪の男性でもそうなってしまう。

母親は同性の娘に女として幸せになると嫉妬する。

親に不機嫌になって欲しくないので、幸せを怖がる。

これが女性の「呪い」


男はこの「呪い」をとかなくてはならない。

そのためには勇気と知恵が必要である。

それは英雄体験をして、自分を乗り越えることで得られる。

勇気と知恵と愛があれば女性の呪いをとける。

それが「いい男」


こんなことが書いてあります。

若干、表現が「呪い」とか「勇気」とか使用してますので、

陳腐な感じがありますが中身はまともです。


読んで欲しい度、6点。

ちょっと宗教家かなと思うほど、「徳」や生き方にこだわります。

それにこだわるから「いい男」になれるのだと。

暇なら読んでみてください。

女性心理を違う角度から考える材料をもらえますよ。

3連発

北村です。

教師です。

ちゃんと仕事してます。


その1

目が細い生徒がいます。

どれくらい細いかというと・・・・・・

「こら!寝るんじゃない!」

「先生、起きてます・・・・・・」

ちゃんと質問にも答えられました。

本当に開いていたのか!?


その2

授業中寝ている生徒がいた。

静かに寄っていって机を揺らしながらささやきました。

「地震や!」

「!!!!!!!」

驚いて起きた顔が忘れられません。


その3

うちのクラスに153センチの生徒がいます。

非常に小さい。

ある生徒がからかいました。

「i ポッドミニやな」

すると本人が、

「ちゃうわ。ナノや!」

自分で言わなくてもいいんじゃない?

『若者はなぜ「決められない」か』

エントリー№53 『若者はなぜ「決められない」か』

長山靖夫著 ちくま新書 720円(税別)


タイトルから推測すると、

若者の決定力不足に関するものだと思いました。

もちろん「決定」に対しての考察ですが、

その主要なテーマは「フリーター」。

むしろ、「フリーター」についての本と認識しました。


少し予測を裏切られましたが、

内容的には面白かったと言えるでしょう。

フリーターの発生過程、歴史、現状認識、そして提言。

フリーターから見る若者の姿が見えて興味部会です。


内容の一部。

フリーターはサラリーマンを嫌う。

それは束縛されることを嫌がるから。

実際にはアルバイトという勤務形態で、

雇用がわに束縛されているにも関わらず。


とか。

フリーターはどこかで諦めている。

自分にあった仕事を探すんだといいながら、

どこかで「ふつう」に仕事しながら満足する生活、

すわなち両親が与えてくれた水準の生活に、

自分は達することができないというふうに。


なんか寂しい話ですよね。

もちろんすべてのフリーターはそうではないでしょうが、

自分が努力をせず力を付けてこなかった結果から、

目を背けているようにしか見えない若者の姿が見えました。


読んで欲しい度、5点。

関係はないですが、

フリーターと文学作品の「高等遊民」の比較が面白かった。

それから、進路指導などを含めた面談には使えそうです。

フリーターという存在を少しは理解しやすくなりましたから。

そこが意外によかった点かな。




おらに力を!

北村です。

教師です。

へこんでます。


仕事上のことでへこんでます。

失敗をしたわけではありませんが、

珍しくかなり落ち込んでいます。


詳細は書けない内容ですので、

じかに会ったときお話します。


で、お願いです。

励ましてください。

とりあえず、褒めてみたりしてください。

いいコメント10個でスクスク成長します。

よろしくお願いしま~す。

『流星ワゴン』

エントリー№52 『流星ワゴン』

重松清著 講談社文庫 730円(税込)


重松清

『エイジ』『日曜日の夕刊』など良作あり。

『ビタミンF』で直木賞を受賞。


この人は2パターンあります。

温かい物語と闇の部分を突く物語。

私はどちらかというと、

温かいほうがこの人の場合好きですね。

そしてこの作品は、その両方で成立してます。


疲れた中年男性が主人公。

この時点で私はちょっと敬遠。

そして心霊関係の内容。

これも敬遠。

じゃあ駄目じゃないかと言われそうですが、

これがまあまあの出来です。


読んで欲しい度、5点。

重松清なら上記の作品を先にお読みください。

でもこの人の作品は読んどいて損はないです。

もちろん駄作もありますけどね。



  

北村です。

教師です。

蛍見してます。


「蛍見」

月見や花見みたいなもの

蛍の見れる時期限定で、

ゴザを引いて楽しむ

もちろん酒あり


昨日、雨間をぬって蛍を見に行きました。

友人が突然言い出した企画でしたが、

非常によかったです。


初ホタル。

そこここで漂うほのかな光。

一定の間隔で瞬き、

ある瞬間一斉に輝くことも。

そんな蛍の気まぐれに喜びながら、

昨夜は過ごしました。

若干、アルゼンチン戦に後ろ髪を引かれましたが、

行ってよかった。


ああいった風情を楽しめる感覚がうれしい。

日本人としての感覚に感謝です。



『使う力』

エントリー№51 『使う力』

御立尚資著 PHPビジネス新書 800円(税別)


今回はビジネス書。

ビジネスも知識が重要視されてきていますが、

それらの知識が使われないと意味がない。

ということで「使う力」を筆者なりにまとめています。


・ビジネスリーダーの基本用件

・「使う力」との定義と、3つの必要条件

・何を身に付けるべきか

・「企画力」と「人間力」


などについて書かれています。

これからビジネスリーダーを目指す人には、

何を学習すればいいかもアドバイスしてますので、

その点はいいと思います。


ただ、なんとなくパンチが弱い。

よくあるビジネス書という感がある。

正直、読み終わる直前くらいまで、

あまり残っていません。

最後は少し、面白い部分もあったけど。

こういうことは新書では逆に珍しい。

いつもは最初に興味深い部分が多いのに。


読んで欲しい度、3点。

もっといいビジネス書もありそう。

ただ50冊を超えて、集中力がなかったかな。

私に問題があっただけかも。

そんな時だってありますよ。

エーデルピスル

北村です。

教師です。

エーデルワイス歌ってます。


いや、歌ってません。

エーデルワイスではなく、

「エーデルピルス」。

ビールの種類です。


茨木のビアキングさんに、

エーデルピルスというビールを教えてもらいました。

非常に芳醇な香りと味。

そう聞いて、次の日には訪れました。


その店は阪急茨木駅徒歩5分、

「カイツバー」という立ち飲みバー。

軽い食事もあります。


「いらっしゃいませ~」

もちろんエーデルピルスで!

「・・・・・・」

あれ?

「申し訳ありません。

 黒ビールの気分になりエビス黒生に換えてます」

がーん!

仕方ないので、エビス黒生をもらいました。

これはこれで美味しい。


結局この日は飲めませんでしたが、

後日エーデルピルスをいただきました。

言われていたとおり、ものすごく美味い!

濃いのに、すっきりしている。

「芳醇」の意味がわかりました。

ついでにエビス黒生とエーデルピルスの

ハーフを飲んでみました。

これまた美味い!

茨木に来られたら、一度お試しください。

エビスより高い生ビールらしいですよ。

『国語教科書の思想』

エントリー№50 『国語教科書の思想』

石原千秋著 ちくま新書 680円(税別)


パンパカパーン!!!

ついに折り返し地点!

今日が6月9日ですので、

ちょうどいいというのか、

ぎりぎりというのか、そんなペースです。


でもとりあえずメデタイ!

今日も乾杯だ!


さて記念すべき50冊目は、

我がアイデンティティというべく国語からです。

職業がアイデンティティというのは、

いかにも日本人的だとは思ってますが、

情けない話いまはこれを鍛えるのが重要ですので。


さて国語教科書の思想について書かれたこの本、

あまりに無防備に教科書を、

教材として使っていたことに気づきました。

言われてみれば、

かなり偏った道徳思想に染められた選出なんですね。

教材というのは。


小学校の教科書が、

いかにも道徳的だというのはタイトルからも感じやすいですが、

高校の教科書も一定の思想に偏重しています。

たとえば「自然に帰れ」つまり都会批判だとか、

「環境保護」=近代科学批判だとか。


正しいことを言っているように思えます。

でも正しい説に聞こえても新たな説の登場で、

そのことが逆転することもある。

懐疑の眼をもとうといっているのではなく、

多角的な視点を育てる要素が少ないと言いたいのです。

もちろん、この本そのものも多角的に批評したいものです。


読んで欲しい度、8点。

ただし国語教師は10点。

これは一つの必読書でしょう。

これを基準にするというのではなくて、

知っておいた上で教材を吟味する。

そんなことを考えさせられました。


北村!

北村です。

教師です。

キーパーではありません。


こないだの日曜日、

高校春季サッカー大会決勝リーグの審判してました。

ラインズマンです。


ちょうど私のサイドにはチームのベンチが。

そのベンチのチームには北村君がいました。


監督「北村!もっとへ裏の指示だ!」

私 「ビクッ!」(俺じゃない俺じゃない)

監督「北村を交代だ!」

私 「何!」(いやいや、交代できない)

応援「サンキュ!サンキュ!キタムラ!」

私 (誰か言ってくれないかな~)


と、キーパー北村君のおかげで、

審判しながらびくびくしてました。

よくある名前ですからね~。