【新車紹介】北九州市消防局 ポンプ車 | 北九州 緊車.net

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今回は2022年度に北九州市消防局に更新配備されたポンプ車を紹介。

 

2022年度北九州市消防局には"普通消防ポンプ自動車(CAFS付き)"の名目で5台が更新配備された。

更新対象となったのは2008年度配備の下記のポンプ車5台。

①門司消防署 ポンプ車 ほくしょう219

②小倉北消防署井堀分署 ポンプ車 ほくしょう318

③小倉南消防署 ポンプ車 ほくしょう405

④若松消防署 ポンプ車 ほくしょう550

⑤八幡東消防署 ポンプ車 ほくしょう611

 

 

 

 

北九州市消防局 門司消防署

CAFS付きポンプ車 "ほくしょう219"

北九州800す57-90

門司本署に配置された"ほくしょう219"。

運用隊は門司1小隊。

今年度もMORITA艤装のハイルーフキャブ仕様のポンプ車が採用されている。

仕様などについては後ほど。

 

 

北九州市消防局 若松消防署

CAFS付きポンプ車 "ほくしょう550"

北九州800す57-91

若松本署配置の"ほくしょう550"。

運用隊は若松1小隊。

 

 

北九州市消防局 小倉北消防署井堀分署

CAFS付きポンプ車 "ほくしょう318"

北九州800す57-92

井堀分署に配置された"ほくしょう318"。

井堀小隊(特別高度化学救助隊)が運用する車両となる。

 

 

北九州市消防局 八幡東消防署

CAFS付きポンプ車 "ほくしょう611"

北九州800す57-93

八幡東本署配置の"ほくしょう611"。

運用隊は八幡東1小隊。

 

 

北九州市消防局 小倉南消防署

CAFS付きポンプ車 "ほくしょう405"

北九州800す57-94

小倉南本署配置の"ほくしょう405"。

運用隊は小倉南1小隊。

 

 

 

今年度も北九州市消防局ではお馴染みとなったMORITAポンプ車が採用・納車された。

シャーシは日野デュトロがベース。

 

ハイルーフキャブはMORITA"レッドアーマーα"を採用。

オールLED仕様で昼間でもかなり明るく、緊急走行時の周囲化へのアピール力は高い。

レッドアーマーα及びレッドアーマーのビルトインLED警光灯は大阪サイレン社製となっている。

 

前面警光灯はフロントグリル上部にPATLITE社製LPT-2M1-Rを2個装備。

クリアレンズタイプの薄型LED補助警光灯で、昨年度も採用実績がある。

 

フロントバンパーのMORITAロゴマーク。

数年前まではシールが貼られていただけだったが、ここ数年はエンブレムを貼り付ける方式に変わっている。

 

後方シャッター部上部には補助警光灯PATLITE社製LPT-3を2個と、大きなバータイプのLED作業灯。

 

後部にはA-2級ポンプとCAFS装置・800ℓ水槽など。

納車の際は指定された資機材等も同時にメーカーから納入される為、キャブ内・資機材収納スペースなどに満載の状態で納車されることが多い。

こちらは助手席側後部シャッター。

後方側の吸管などが収納されるシャッター内には発電機・可搬式照明器具なども収納されている。

 

反対の運転席側後部シャッター。

こちら側にはCAFS装置で必要となる消火薬剤の入ったポリタンクがセットされている。

北九州市消防局と北九州市の企業シャボン玉せっけん・MORITA等が共同開発した環境配慮型消火薬剤"ミラクルフォーム"を使用している。

ポンプ装置などの操作は全てタッチパネル式になっており、左右どちらからでも操作可能。

 

車体後部のシャッター内にはホースカー・酸素ボンベなどが収納されている。

 

車体側面と後面には再帰性テープが貼られ、夜間でも目立つようになっている。

また車体側面のコールサインの表記だけは反射するようになっている。

 

ピカーン✨

 

というわけで新車のポンプ車たちをかる~く紹介しました。

 

そしてこちらは今回役目を終えたポンプ車たち。

井ポ318門ポ219若ポ550

 

2回に分けて納車された新車のポンプ車たち。

こちらは 東ポ611南ポ405として活躍した個体も廃車置き場に置かれたあとの撮影。

昨年度に廃車になり1年間訓練車として使用されていたエルフのポンプ車2台も廃車となり、代わりに門ポ219若ポ550として活躍した2台が訓練車になる。

 

今回更新された5台と同期連番個体だった、戸畑消防署ポンプ車"ほくしょう850"は更新が1年延期され2023年度に更新される見込み。

やはり一度に多くの台数を更新するのにはお金が掛かるのでね💰

 

 

ちなみに2022年度更新予定だった救助工作車3台(ほくしょう307・604・713は、日野自動車の不正問題の関係で更新が遅れ、2023年12月を納車期限として配備が延期されている。

更新対象3台のうちの1台、西部方面特別高度救助隊 救助工作車"ほくしょう713"は、2023年1月頃から故障の為運用を離脱しておりこのまま修理・復活することなく廃車になってしまうようだ。

 

また30m級梯子車"ほくしょう509"も日野問題で納車が延期され、納車は2023年度末頃になると思われる。

 

 

というわけで今回はこの辺で。

14年間活躍したポンプ車たち、お疲れ様でした。

 

 

2023.3.12 @kitakyu_pc

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