【新車紹介】北九州市消防局 高規格救急車 | 北九州 緊車.net

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今回は令和4年度に北九州市消防局に配備された高規格救急車を紹介。

 

今年度は更新配備4台と増備1台の計5台が2022年12月から2023年1月にかけて配備された。

 

今年度もお馴染みのトヨタ救急車(6型ハイメディック)を採用。

昨年度の車両と比べて変わった点はほとんどない。

 

八幡西消防署に配置された"きゅうきゅうほくしょう18"。

ナンバーは希望ナンバーで「北九州830さ99-18」と"救急18"の語呂合わせで番号を取得。

福岡市消防局も同じように番号取得を行っているが、北九州市も高規格救急車のみ希望ナンバーに変わったそうで。

 

石油貯蔵施設立地対策等交付金施設。

補助金様様。

 

 

こちらは門司消防署老松分署に配置された"きゅうきゅうほくしょう20"。

この車両だけ若干仕様が異なっている。

 

車体側面上部にLED作業灯が付けられており、その関係で通常その部分に貼られる"AMBULANCE"が下方に貼り付け。

代わりにKITAKYUSHUの文字を上部に貼り付けという仕様。

 

反対側も同様のデザイン。

 

きゅうきゅうほくしょう20は今年度唯一の寄贈車で「建也号」の愛称が付けられている。

寄贈車だけLED作業灯が追加で取り付けられているプチ豪華仕様車。

 

LED作業灯は大阪サイレン社製。

 

今年度も走行状況などで点滅パターンが変化する「アクティビーコン」を採用。

 

前面警光灯も大阪サイレン社製。

 

車体側面の赤ラインは上部の青文字などは反射材が使用されている。

 

車内も少しだけ。

こちらは運転席前部のフロントパネル部分。

大阪サイレン社製電子サイレンアンプがあり、付近は救急車専用の各種スイッチなどが並ぶ。

 

運転席と助手席の間には地図などを置くボックスがあり、その前方にAVM端末装置が取り付けられている。

フロントのサイレンアンプ下部には通常のカーナビゲーションシステムも搭載しており、管轄外の地域などに出向く場合はこちらを使用することも。

 

ステアリング右側にも運転手専用のスイッチが並ぶ。

 

再び車外。

こちらはメーカー担当者から納車に際し運用する隊員たちへの車両の説明中の一コマ。

アクティビーコンの点滅パターンが変わる様子を見る隊員。

ノーマル仕様と比べてアクティビーコン仕様の方が夜間はもちろん、日中でも格段に見やすくなっている。

 

そして納車から数日後。

運用を開始し実現場で活動する、きゅうきゅうほくしょう18

八幡西区を中心に救急事案等に対応している。

 

 

こちらは増備となった、きゅうきゅうほくしょう28

八幡西消防署折尾分署に配備され運用を開始している。

 

 

こちらは小倉北消防署富野分署に配置された"きゅうきゅうほくしょう14"。

 

 

こちらは若松消防署に配置された"きゅうきゅうほくしょう22"。

他の4台は"石油貯蔵施設立地対策等交付金事業"を使用しての配備だが、この車両は"公営競技事業会計繰入金活用"により配備された。

 

北九州市には競輪と競艇施設があり、そちらの収益金の一部を活用しての配備。

車体側面には小倉けいりんBOAT RACE若松のマグネットシートが貼られている。

 

公営事業収益金の一部がこのように活用されるのは非常に素晴らしいこと。

皆さんどんどん小倉けいりんボートレース若松でお金を落としましょう💰

もちろん車両の寄贈も大歓迎。

 

 

今年も無事に5台の救急車が配備された。

役目を終えて退役した車両も。

 

2015年度(平成27年度)に配備された車両達が今年度の更新対象となった。

 

配備された新車たちが運用を開始してしばらくたった2023年2月。

訓練センターの片隅には役目を終えた4台のハイメ。

今までは毎日走り回っていたが、今は静かに最後の時を待っている。

 

 

コロナウイルスの感染状況も少しずつ落ち着いてきたが、依然として救急車の稼働率は高い状況にある。

本当に必要な市民の元へ救急車が出動できるよう、救急車の適正利用を心掛けよう。

 

 

2023.3.8 @kitakyu_pc

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