先月1月28日。
秋田駅前の週末名画座シネマパレで『グラインドハウス』発声可能上映会が開催されました。
県民の84%がしょしがり(恥ずかしがり屋)な秋田とは思えぬ盛り上がり!
ツッコんでヤジって励まして大歓声。
人々の熱気で、劇場の温度が上昇しました。
こんな映画館が近所にあるって幸せだなあ。
でも、今週、終わってしまうんです。
シネマパレという映画館が映画人生の幕を閉じます。
ビルの総リニューアルに伴う壊館です。
秋田で知らない人はいないタレントZENさん製作のスタンプが、カウントダウン。
『銀河鉄道999』を上映してくれてありがとう。
KWG店長の鉄郎(お手製衣装に驚愕)は忘れません。
閉館に向けての怒涛のイベント攻勢で、マスコミ取材も増え、お客さんも増えました。
関西や関東からも沢山のお客さん。
いつでも座れたお気に入りの席が確保できなくなるほどの嬉しい動員。
常連さんたちがロビーにコレクションを置いたり。
(@asotowanさん)
ゴジラの中の人・中島春雄さんの直筆サインとか!
(@micromantomさん)
ラストに向けての寅さん尽くしとか・・・!
パンフや書籍や、手製チラシを置いてくれたり。
皆さんが助力する中、特に何もしない当方。ち~ん(土下座)
私事ながら2010年に秋田に来て、2011年からシネマパレに通いました。
フィルムの色彩で満たされる劇場でした。
同じ映画も、ここで観る度に印象が変わるのです。
千年女優、ジョゼと虎と魚たち、ソナチネは何度観ても素晴らしかった。
フィルムの分厚い質感で観る映画は、影と眩さが脳裏に焼き付きました。
今週土曜日25日に大送別会が開催されます。
チケットの売れ行きも上々な模様ですので、お早目がよいかもしれません。
イベントとはいえ、お別れ会。
当日が来ないといいなとも思いつつ、成功を願ってやみません。
通常上映もあります。
23日(木)~26日(日)
『太陽を盗んだ男』『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』
殊に、『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』のとあるセリフには、フィルム映画館シネマパレさんの万感の思いが詰まっているように感じます。
映画も映画館も、目に焼きつけておきませんか。
スクリーン(秋田・週末名画座シネマパレ/Twitter)
※ちぶ~さんブログでも紹介されてます。
[関連イベント記事]
シネマパレ営業中です/<パレはつらいよ 渋川清彦奮闘編>秋田シネマパレ「男はつらいよ」イベント1/<パレはつらいよ 渋川清彦奮闘編>秋田シネマパレ「男はつらいよ」イベント2/「ひゃくはち」上映会
※情報に誤りがございましたら御一報頂けましたら幸いです。