$世界映画博-グラインドハウス

『グラインドハウス』 GRINDHOUSE 2007年・アメリカ 


本国アメリカでの公開そのまま!
B級作品を数本立てで上映した映画館=グラインドハウスそのまま!

映画2本立て+予告編4本、一挙上映。
合間には、製作クレジットやジングルなどが流れる贅沢さ。
楽しすぎて、映画館ででんぐり返しをする始末。上映順にちょっとずつ。


<予告編 『マチェーテ』>
強面ダニー・トレホが狙われる理由が謎すぎて、悶絶。
ワクワクで、続きが観たくてたまらん。と思ったら、本当に本編が製作された。素敵。


<本編 『プラネット・テラー』>
ゾンビゾンビゾンビ。ドB級の香りが芳しくて最高で、ずっと齧られていたい。
血糊たっぷり、豊富なグロさ、愛憎も充実のラインナップでスピード感!

医師はジョシュ・ブローリンだった!と再認識。
女医マーリー・シェルトンが、デラべっぴん。

ロバート・ロドリゲス監督は、従兄弟のダニー・トレホとまるで似ていない。
面目躍如。際立つアホアホしさ。濃縮ジュースのような舌触り。


<予告編 『ナチ親衛隊の狼女』>
ナチと狼人間という、B級に欠かせない要素をドッキング(死語)。
ニコラス・ケイジはある意味、最強のハマリ役だろう。


<予告編 『Don't/ドント』>
アイデア一発。ギャグは3回は使え、との教えどおりのクドさ。
ホラー設定なのに案の定、ヤレヤレ笑いが止まらないのは狙い通り。


<予告編 『感謝祭』>
イーライ・ロス監督であるので、とにかくエグい。グロい。ぎもぢわるい。
マイケル・ビーン、ティム・ロビンスと好き俳優が登場で、え!え!の嵐。


<本編 『デス・プルーフ』>
スタントウーマンの夢を叶えます企画。
『キル・ビル』のスタント女子、ゾーイ・ベルにカースタントをやらせたい一心。

クエンティン・タランティーノ監督は、ダラダラの実の能力者。
半分はダラダラ会話、半分はキレキレのアクション。極端すぎて、漏らすヒマなし。

カート・ラッセルとのカーチェイスがもう、もう、痛快!
『バニシングin60″』は当方にとっても神映画ゆえに、嬉しさが最上級。



B級映画とは本来、短期間+低予算な映画の意。
数多のキワモノが作られた頃の全米の映画館を、疑似体験である。

各作品を個別に観たときとは、比べ物にならない高揚感。
一挙に観るために作られたモノを、製作者の意図通りに鑑賞する至福!

タランティーノ&ロドリゲスのスタミナに、秋田シネマパレさんに、心からありがとうと言いたいです。



映画 スクリーン



↑面白かったらクリック☆ありがとう!人気ブログランキングへ

にほんブログ村 映画ブログ 映画備忘録へ
にほんブログ村へ

blogramのブログランキング