こんにちは。
sanaです。
これから【気象予報士試験の採点の仕組み】
についてお話したいと思います。
実技ってどんな基準で採点されるの?
と思いませんか?
とくに、勉強中に自己採点だと
合っているのか間違っているのか分からない。
というところは勉強を進める中でネックになります。
もし、あなたが、
実技試験は自己採点できない、
と思っているなら、
このブログをしっかり読んでください。
わたしも、もともと実技試験は
自己採点できない1人でした。
ですが、ルールを理解することにより、
採点がしやすくなり、
何が答えに足りないのかを見ることが
出来るようになりました。
答え合わせをするというのは
結構重要な作業です。
これが出来なければ、
考え方が正しいのか間違っているのか
分からないままになってしまうからです。
なので、少しでも採点の基準を知ることは
大切なことだと言えます。
では、本題に入りたいと思います。
前提からお話したいと思います。
気象予報士試験は、学科と実技があります。
このうち、学科は「一般」と「専門」に分かれています。
試験では、この学科一般と専門の2つが
まず合格していないと、
実技試験の採点は一切してくれません。
つまり、試験の実技の採点は、
学科が合格していることが前提です。
こちらは頭に入れておいてください。
では、実技試験は一体、
どうやって自己採点していけばいいのか?
それは、
【キーワード】
です。
設問に対するキーワードが答えられているか?
ということが重要なポイントです。
このキーワードが答えられていないと
間違いなく減点の対象です。
その他にもあります。
記述問題でたまに、回答に関係性のあるもの。
前後の問題が続きの問題で、
特に前の問題の回答が、
次の問題の解答に影響を与える場合。
これはちょっと厄介です。
前の問題が答えられない、×であった場合、
次の問題の解答は×にされる可能性が高いです。
だって前の答え分かってないんだから
この問題は答えられるわけないでしょ?
ということなんです。
つぎに、漢字は間違えていると減点です。
漢字で書けない場合は、
潔く平仮名で書く方がいいです。
そして、図。
太目の一本線を書こうとして、
何回か鉛筆でなぞっているときは気を付けてください。
雑な塗り方をして、線がこんな感じになっていたら
1本の線じゃないじゃん。
といって減点の可能性があります。
結構細かいんです。
気象予報士試験って。
しかし一番意識すべきは
【キーワード】です。
これが一番重要です。
これから実技試験の自己採点のときは
これを意識して採点してみてください。
では、これから問題と答えを以下に記載しますので、
この回答のキーワードは何かを探して見てください。
■問い
低気圧の急速な発達に結びつくと考えられる特徴を、
図の700hPa鉛直p速度と、850hPa気温・風の予想に着目し
50字程度で答えよ。
■答え
低気圧の進行方向の前面で強い暖気の移流と暖気の上昇があり、
後面で寒気の移流と、寒気の下降があるため。
あなたの合格を応援しています!
キーワードはこちらです!
強い暖気の移流と暖気の上昇
後面で寒気の移流と、寒気の下降
あとは低気圧の前面・後面も忘れない事!