今回は先生の活用法について書きたいと思います。
気象予報士試験にむけての勉強法は4つあります。
①独学
②通学/スクール(長期・短期)
③通信
④個人レッスン
などなど。
独学を抜かして、
どの学び方についても共通しているのは
『先生』の存在です。
わたしは4つの勉強法を全て体験してきましたが、
やはりどの勉強法も学び方を間違ってしまうと
非常に勿体ないです。
とくに通信や通学などは
約1年コースで30~40万円が相場です。
短期のスクールも、それなりのお値段はします。
ここでただ、一方的な授業を聞いてるだけ、
資料やテキストを解いているだけでは、
いけません!
学ぶ範囲の広い気象学は、
通学のスクールの場合1年間のコースにすると
授業時間も決まっており、かなり切羽詰まった
スピード授業となります。
これをただ聞いているだけでは、
途中で「あ、わからない」と思った時に
あっという間に置いてけぼりになり、
その後の授業が全く入ってこなくなることがあります。
「あ、わからない」を放置することで
ずっとそこの「わからない」で
思考がストップしてしまうのです。
これは実際の私の体験です。
かなり早い段階で「あ、わからない」となり
ぼけ~っと授業を聞いていた記憶があります。
なので、「あ、わからない」となった時は、
かならず先生に理解できるまでしつこく質問しましょう。
スクールの場合、授業中に質問が難しいときがありますので、
授業が終わったら、遠慮しないで質問してください。
やはり、こんなこと聞いちゃ悪いかな?とか
授業聞いてないと思われるかな?とか
そういったことは気にしないで大丈夫です。
どんどん質問してください。
そうでないと折角『先生』がいるのに
勿体ないじゃないですか。
これは通信の場合でも同じです。
直接は聞けないかもしれませんが、
某有名通信講座では質問サポートがありました。
どんどん使ってください。
わたしは通学の時も、通信の時も
全く『先生』を使わずにきました。
質問も遠慮してしまい、
もやもやを自分の中で解決しようとしていました。
通信や通学で『先生』がいるにも関わらず、
高い授業料を払って「独学」を選択していたのです。
気象の知識は入ってこないし、
疑問は増える一方で、やる気が完全に空回りしていました。
「先生がいる授業を受ければ疑問を解決できる」
という、無意識の甘えが、
そのような結果を招いていたのです。
自分で行動しないと、勉強だって身に付きませんよね。
だから、最後に個人授業を選択した時に
『先生』を最大活用しました。
疑問があれば、その日の授業中に解決することを
目標としていましたので、
しつこく何度も理解できるまで聞きました。
また別の日にまた同じ問題が分からなかった場合、
「この間しつこく聞いたからな聞いちゃ悪いかな・・・」
と思っても、そんなことは頭から払いさって
「この間も聞いたのですが、やっぱり分かりません!」
といって、しつこく聞きました。
同じ質問を5回くらいは
平気でしていたこともあります。
何度も聞いたとき、ある日、解き方が腑に落ちて
スラスラと理解できたのです。
なので、ぜひ『先生』がいる
学習スタイルをとられている場合は、
『先生』を本当に活用してほしいです。
質問をたくさんしてくれる生徒は
無下にはされません。
逆に、やる気があると思ってくれます。
例えば、
わたしの友達で別の国家資格のスクールに通っていた方は、
分からないと授業後によく質問をしにいっていました。
ここが今の段階で分からないなら
かなり急いで勉強しないと間に合わない、と、
先生に喝をいれられもしたそうですが、
逆に先生の方から「よかったら個人レッスンしようか?」
と提案してくれたそうです。
わたしも、しつこく先生に質問しましたし、
「苦手な部分があるから、この部分をもっと
重点的に克服できる資料をください」と、
授業の内容まで要求しました。
ですが、先生は
この姿勢は他の生徒も見習った方がいいことだね、
と逆に関心してくれたほどです。
そして、わたしの想いに応えてくれるように
先生も授業を頑張ってくださいました。
『先生』がいる方は、
先生に甘えた状態では
合格しにくいと思ってください。
必ず、自分が自主的に動いて学んでいかないと
自分の力にはなりません。
先生がいて依存している方と
独学で勉強している方だと、
もしかして独学で学んでいらっしゃる方の方が
基礎力はついているかもしれません。
それくらいの違いがあるのです。
なので、ぜひ『先生』がいる方は
先生を思いっきり活用してくださいね。
独学の人はインターネットを活用してみるのも手です。
色々な方が気象予報士試験や勉強について
詳しく書かれていたりします。
思い切ってコンタクトしてもいいかもしれませんね。
あなたの合格をお祈りしております。
ありがとうございます。