日々の暮らしに福を呼ぶ 和のおもてなし
お料理 喜想菴 女将の鈴木美和のブログにようこそ
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縁起がいいだけではない 戌の日に食べるといいもの
赤ちゃんを授かって
5ヶ月めの初めての戌の日
その日に
昔から日本ではお祝いするハレの日です
戌の日に何をするの
妊娠5ヶ月目ということは
そろそろお腹も目立ってくるころ
なので
多産で安産だと言われる犬にあやかれるようにと
5ヶ月目の戌の日に神社にお参りをして
これから、お腹の子が健やかに育っていくよう
お腹を守ってくれる
岩田帯と言われる腹帯をご祈祷してもらい
家族で祝い膳を楽しむハレの日
神社での過ごし方
神社は
安産祈願が有名なところは日本全国にありますし
自身の氏神様でも
ご祈祷をしてもらうことができるところなら
自分がいいと思うところが1番いいと思います
ただし、人気のところは混み合うことがあるので
事前に
予約することをおすすめします
戌の日に食べるもの
それは
あわび
実はあまり知られてませんけど、特に肝がいいとされてます
そもそも
あわびはお祝いごとに使われる食材で
あわびには
『長寿のをあやかり幸せを招くもの』
とされている食材で
これは伊勢神宮に奉納されていた
あわび=神が食べるもの
を命を授かったお腹の赤ちゃんに
栄養として与える意味があったようです
そう❗
おまけに、縁起がいいだけではない!
注目すべきはあわびの栄養素❗
あわびはタウリンが豊富で
疲れた体を癒やしてくれる作用があります
だけでなく
実は目の細胞を作る栄養素!
これを知ったときは
疲れ目にもあわび?なんて思っちゃいましたけど(^^ゞ
あわびを食べると目のキレイな子が生まれる
栄養分析などない時代に
どうしてこんなことがわかったのか?
人の知恵の素晴らしさよヽ(=´▽`=)ノ
最後に
この
戌の日にあわびを食べる
この習慣はかなり古くからされていたようで
昔
江戸時代などは
流産も多く
無事に生まれてくることは、現代のようにあたり前ではなく
たからこそ、無事に生まれてくるように
願い、祈り、祝った
私も
流産の経験があり
お腹に宿った命がなくなってしまう辛さも知ってます
この先、
生まれるまで無事に育ってくれますように願う
この
戌の日にあわび
は
素晴らしいハレの日だなぁなんて改めて思いました
喜想菴の戌の日の祝膳
喜想菴のお祝い膳は
通常の会席料理に
福を呼ぶようにめでたい器をたくさん使います
そして
先日も
2つ隣の市からわざわざ来てくださったご家族様には
水引で飾ったあわびをお出ししたとき
記念写真✨もパチリ
こんなことが
この先の子育てにも心の支えになってくれればなぁ
なんて
願ったりしながら
子育てはいい事ばかりじゃないですからね
ごはんも
このときは
【ぐんぐん伸びる】と縁起のいいたけのこご飯
たくさんの福を持って帰っていただきました
いつも思うんですけど
こんな大切なハレの日に
喜想菴を使っていただけて
ハレの日のお手伝いができることが本当に嬉しい🥰
そして
今日は
お食い初めさんのお席があるので
可愛いベイビーさんに会えるのが楽しみです