★★★はじめましての方、★★★
★★★自己紹介はこちらから★★★
◆9月23日千葉講演◆
テーマは、
「幸せのカタチは自分で決める」
今日は、毎週火曜日
朝7時に更新のラジオの日!
本日のテーマは
「編集者が使わないようにしている言葉」
です。
要チェック!
ということでここからが本題。
背が低いことで、
周囲からよくからかわれていた
小学生の頃のキッシー。
好きな女の子からも「チビ」と言われ、
独りで泣く夜もあった。
しかし、今では…、
というか、小学6年生の頃に
とある先生から
言われた一言で、
人から悪口を言われても
結構、平気な体質となったんよね。
さて、それは遡ること、
今から約25年前のこと。
やはりその日もクラスメイトたちに、
「お〜い、チ〜ビ!」
とからかわれていた。
そんなからかいに対し、
「うるさい!
うるさい!うるさい!」
と、ムキになる僕。
今思えば、そんな僕の反応が、
クラスメイトたちは楽しかったのだろう。
いよいよ連日のからかいに嫌気が差し、
1人でいることも多くなった僕を、
放課後、僕のクラスの担任が呼び出した。
その先生は、当時、30代前半と若く、
しかし、その年齢ながら髪の毛が薄く、
影で「ツルピカ先生」と呼ばれていた。
職員室に着くと、
先生は早速、言った。
「なあ、チビって
言われるの、嫌か?」
誰に聞いたか、どうやら状況は
全て把握しているらしい。
「嫌に決まってるだろ!」
と思いながら
不服そうな顔を浮かべると、
先生は言った。
「お前も知っての通り、
俺はこの歳で、この頭だ」
「確かに」と思ったが、
何を言っていいか分からず、
沈黙を決め込んでいると、
先生はさらに続けた。
「もちろん俺だって、
好きでこうなったわけじゃない。
それに心ない言葉で
傷つくことだってあるさ。
影で変なあだ名で呼ばれたりな」
ドキッとした。
影での通り名を張本人が知っていることに。
「もう影で呼んでいるあだ名を
本人が知っていては、
それは表じゃないか」
と、くだらないことを脳内で
ブツブツ言っていると、さらに先生。
「だけどな、
そういう時こそ、
こちらが
機嫌よくいること。
それが心ないことを
言った相手への
最大の仕返しだと
俺は思う」
僕はその言葉を聞いて、
なんだか嬉しくなった。
なぜってまず
「どこがチビなんだろうね」
なんていう、変な慰めで
なかったことがひとつ。
もうひとつは
「100%、チビと言った奴が悪い」
という先生のスタンスだ。
なぜってそうでないと、
先生から「仕返し」なんて
言葉は出てこないから。
だけど、小学生の僕にとって
理解が難しいところがあるのも
また事実ではあった。
「機嫌よくいること」の意味がいまいち、
ピンとこなかったのだ。
するとそんなことも
折り込み済みだったのだろう。
先生は、こちらが何を言うまでもなく、
そのことについて補足を加え始めた。
「先生もな、
やっぱり日常生活の中で、
見た目をいじってくる人が
いるんだよ。
そんな時、内心では
すげえムカついてる。
好きでこうなったん
じゃねーよって。笑
だけど、そういう時に
相手の言葉に便乗せず、
言ってやるのよ。
『お褒めの言葉、
ありがとうございます』ってさ」
その数日後のこと。
僕は、やはりクラスメイトから、
「チビ」とからかわれていた。
しかし、僕は上機嫌で言ってやったのだ。
「お褒めの言葉、
ありがとね。
でも、人の見た目を
からかう
お前の心のほうが
僕の身長より、
よっぽど小さい!」と。
するとその場に流れたのは、
しばらくの沈黙である。
クラスメイトは結局、
バツが悪くなったのか、
その場を立ち去った。
この瞬間、僕はこれまでの自分を反省した。
素直に悪口を受け止め、
素直に傷ついていたことに。
先生の言うように、
上機嫌のバッドで悪口を打ち返せば、
簡単に、相手を撃退できたのだ。
生きていると、心ないことや、
あえて傷つけるようなことを
言ってくる人もいるかもしれない。
しかし、そんな相手の言葉を
間に受けてしまっては、
相手の思うツボである。
だって、相手は傷つけたくて
言ってるんだから。
投げかけられた悪口には、上機嫌でいること。
それが最大の攻撃であり、
最大の防御となるのである。
↓公式instagram↓
https://www.instagram.com/kissygram1120/
↓キッシーの公式LINE↓
↓応援よろしくお願いします↓