香港の雑誌で驚いたなあ | 如月隼人のブログ

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これまた北京に留学していた時の思い出です

夏休みだったか冬休みか忘れましたけど
香港に旅行に行った日本人留学生がおりました
でもって
香港の雑誌を買ってきたわけです

むむむ
グラビア頁にヌード写真がある
しかも当時の日本では御法度だった
ヘアヌード

あとで知ったのですけど
香港当局のヌード写真に対する姿勢は英国式で
日本とは発想が違うそうです

ということで日本で普通に売られている雑誌のヌード写真が
香港では御法度の場合もある

どう違うというかというと
香港では
男女が絡んでいる写真は厳しく規制する
(当時の話ですよ 今のことは知りません)

なぜかというと
人の体というのは自然に存在するのだから
それを示すことは大きな問題でない

男女の絡まりは生殖行為に直結するわけで
生殖により新たな命を作ることは
神の意志にも直結するので
厳しく規制する

ということだそうです

さてさて
その香港の雑誌ですけど
記事を読んでみると
「中国人民解放軍の実力」
とか
「香港における景気動向」
とかの記事が並んでいる

どうやら男性のサラリーマン層あたりを読者対象にした
日本で言えば
週刊ポストとか週刊現代にみたいな雑誌のようでした

ただ心底
驚いた記事がありました
一つは身体障碍を持つ女性の
初体験記

取材記事の形式だったけど
たぶん面白おかしく創作したのだろうなあ
すごいことが書いてあったなあ

「私は障害のために脚は発達していないので美しくないが
いつも松葉杖を使っているので上半身は鍛えられて
胸には自信がある
彼にはその胸をアピールした」
てなことが書いている

日本じゃそんな記事
今ももちろんそうですけど
当時だって発表できるわけがない

もう一つの記事では
もっとびっくりした
「もてない男はK国に行け」
てなことが書いていた

どういうことかというと
「K国は徴兵制度があるので
街に若い男は少ない
したがってK国の若い女は飢えている
もてない男でもK国に行けば
やりたい放題」
てなことが書いていた

まあ
そういう主張には
いかがわしさと
うさん臭さと
ウソ臭さがてんこ盛りなんですけど
日本じゃそれ以前に
そんな記事は絶対に発表できないよなあ

そうそう
その時に香港旅行をした日本人留学生は
もう一冊
別の雑誌
というか写真雑誌を買ってきた

こちらは誌名を覚えている
「香港1997」

いやあ
えげつない雑誌だったなあ
すべてのページが女性のヌード
先ほどのように「絡み」はありませんけど
すべてのページが大股開きの御開帳状態

ああまですると
色気もなにもありませんなあ

香港が1997年に中国に返還されることは
すでに決まっていましたから
「共産党に支配されるようになったら
この手の写真は掲載できない
だから1997年までは掲載しまくるぞ」

ということで
「香港1997」
という誌名にしたみたいです