ルノルマンカードをグループ分けして覚える方法の続きです。
今回は、動物編から分けた最後の1枚の「魚」。
これをグループ分けするなら、海のグループになるでしょう。
海のグループは、「魚」と「船」と「錨」です。
共通点は海!
地球表面の7割を占める海。
果てしなく広く、底なしに深く、時を越えて存在する海。原始の生命を生みだし、命を飲み込む恐ろしい海。奇怪な生き物がいて、難破船や宝物がしずんでいる海。
すべてが生まれ、そしてまた還っていく海は、神秘そのものです。
そこに住む魚は、人に近い動物グループというよりは、理解もコントロールもできないもの。卵から膨大に増えていく魚は、豊かさの象徴であり、そこから「魚」のカードはズバリお金という意味になりました。
そして魚を取りに行く船は、お金を得るための行動で、「船」のカードはチャレンジ、冒険という意味になります。陸路を行くのとは違って、海には道がありません。どこをどう行くのか、海を行く=未来へ進むには、どこに行きたいのか、自分がどうなりたいのかというビジョンが必要です。
また、船が戻ってくる港は、人生の目的地です。港に船を係留する錨は、安全を保障してくれます。つながることで、人は生きているのです。そこから「錨」のカードは、社会とのつながり=仕事を意味するようになりました。
海はまた、人の無意識の象徴でもあります。
魚は無意識下の欲望であり、船は無意識から生まれる創作活動であり、錨は安心を与えてくれるつながり、あるいは自分を縛り付ける無意識下のくさりなのかもしれません。
海のグループのカードは、どれもお金に関連しています。お金は生きていくために必要不可欠なもの。けれどお金を得るには、人にはコントロールできない……海のように広く深く大きな時代の流れや動きを乗り越えていかなければならない、ということなのでしょう。
次回は、天空のカードを考えてみましょう。
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