ルノルマンカードは、36枚という少ないカードで占える初心者に優しい占いなのですが。

(タロットは78枚、易の卦は64…)

 

それでも、36も、覚えられない〜という方もいることと思います。

そんな方におすすめの方法は、シンボルの意味を知ること。

 

庭=社交、百合=性,、蛇=悪意、など36のシンボルと意味を丸暗記するのは簡単ではありません。

 

でもたとえば、ルノルマンカードの「庭」は、賑やかなガーデンパーティで、いろんな人が来る社交の場です。

「花や木という自然を、人の手で美しく整えた庭は、文化や芸術を表す象徴」という庭そのものが持つ意味がわかれば、「庭」のカードが、業界や文化人の集まりや会議を意味することも自然に理解できます。

 

描かれているシンボルの意味の理由がわかれば、自然にシンボルと意味をひも付けできるんです。大人になると「意味が分からないままの丸暗記」ができなくなるのですが、そのかわり意味付けして覚える力は、大人のほうが強いのです。

 

さらに複数の意味があって暗記するのが難しい「蛇」=「悪意、女性、裏切り、本能、ヒーリング」、「百合」=「性、プライド、気品、家族、家柄」なども、なぜ複数の意味になっているのか理解すれば自然と覚えられます。

 

さらに。

暗記法には重大な欠点があります。

 

なぜカードがそういう意味なのか、シンボルの根本を知らないと、解釈の応用ができないのです。

庭の根本の意味を知っていれば、たとえば「プレイボーイ」「人材派遣業」「クローズドの集まり」など、その案件に会わせていくらでも応用して読んでいくことができますが、言葉をただ暗記しただけでは、多種多様な現実に対応して実際に占っていくことができないのです。

 

カードの意味を覚えるには、丸暗記ではなく、シンボルの本来の意味と成り立ちを知ることが一番です!

そのためにはシンボル辞典や神話、伝承などの書籍が参考になります。

36の意味を伝承や神話から深掘りした、拙著「ルノルマンカード入門」もお役に立つはず☆

特に「蛇」の解説は読んで欲しいと思います。単に「悪意」と読むだけでは、もったいないので!

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