うつ伏せで行うのが腕立て伏せ、仰向けで行うのがベンチプレスですが、共通しているところもあればそうではないところも多々あります。
日常生活的には腕立て伏せがしっかり出来た方が役に立ちそうですが、腕立て伏せを習得するためのベンチプレスは少しだけ役に立ちそうです。
腕立て伏せとベンチプレス、どちらの方が難易度が高いかという問題は非常に難しいと思いますが、エクササイズや筋トレとしてのベンチプレスに限れば腕立て伏せの方が大変かと思います。
腕立て伏せの場合は自重ですが、かかる負荷は自分の体重の6~7割と言われています(やり方を変えれば脳少し負担が減りますが)。
ですので筋力が足りていない場合は腕立て伏せをきちんと行うことが出来ません。
しかしベンチプレスの場合、負荷はある程度調整出来ます。
自分の体重の1/10の重さから始めることができることもあるので、まずはベンチプレスで筋力をつけてから腕立て伏せを行うということも出来ます。
どうしても腕立て伏せは自重トレーニングなので簡単に思われがちなのでベンチプレスが先にやった方が良いとは思われないですが、実はベンチプレスの方が低負荷から始められるのでやりやすいということになります。
もしも腕立て伏せがなかなかうまくできないと思われたら、ベンチプレスをやってみるのも良いかも知れませんね。