女性の方に多いのですが、膝が内側に入ったしゃがみは出来るが、膝を外に向けた状態でしゃがむことができない。
イメージとしてはヤンキー座りですね。
このしゃがみ方のちゃんとした名称は「蹲踞(そんきょ)」と言うそうです。
当ジムではこの手のしゃがみ方が出来ない人へのパーソナルトレーニングは結構やっており、継続出来れば少しずつ改善していっています。
ただ、結構時間がかかるので、すぐに効果が出ずに辞めてしまう人も多いです。
原因は様々ですが、基本的には股関節の機能に問題があることが多いですね。
股関節の可動域が制限されていたり、可動域範囲での筋力が不足していたり等がその要因だったりするので、その辺りを改善していくトレーニングをひたすら行っていきます。
後は膝を内側に入れないような訓練もしていきます。
筋トレと言うよりは動作トレーニングに近いですね。
股関節はお尻の筋肉が重要になってくるので、お尻のトレーニングにもなったりします。
しかし最初は地道なストレッチ系の運動がメインですね。
当ジムでは、場合によっては可動域を確保するための手技や機械を使ったチューニングを行うので、そういう意味ではトレーニングだけで行うよりも少しだけ改善が早くなるかも知れません。
しかし一番は「安全に、無理なく、じっくり丁寧」なので、どうしても時間はかかります。
ヤンキー座りが出来ないと何が困るかと言うと、例えばスクワットをやりたい時に正しく動けない可能性があります。
日常動作で言えば、和式トイレを使うことができないかもしれません。
将来的に膝の靭帯が緩んたり、軟骨を痛めたりして膝が痛くなるかも知れません。
出来ないよりは出来た方が良いのがヤンキー座りなので、出来なくて悩まれている方は是非当ジムで体験や相談をしてみてください。