バーベルを落とせるジムじゃないとウエイトリフティングは出来ないのか | 桐田プロダクションジムのブログ

桐田プロダクションジムのブログ

神奈川県横浜市神奈川区にある個室パーソナルトレーニングジムからのお知らせ及び情報発信のブログです。

良く「バーベルを落とせる安全なジム」とか言うジムがありますが、別にバーベル落とせなくてもウエイトリフティングは出来ます。

 

基本習得では「下す」が重要なことでもあるので、基本を習得したければバーベルを落とせないジムの方がしっかり基本を身に付けられます。

 

バーベルを落とすって、実はすごく簡単です。

 

こう言ったらその手の指導者に怒られるかも知れませんが、でもクリーンを習得するよりも、頭上にある物を落とす方が動作的に考えても明らかに簡単です。

 

だからその習得は大会当日、アップ場ではバーベルを落とせるのでそこでちょいとやれば良いだけの話です。

 

で、バーベルを落とせるジムが安全なのか、という表現ですが、これはある意味バーベルを落とせない環境のジムへの悪口です(笑)

 

つまり、バーベルを落とせないジムは危険だ、ということを暗に言っているので、それは誤解であると言いたい。

 

そもそもジムの安全はバーベルが落とせる落とせないの問題ではないのです。

 

そもそもウエイトリフティングは「危険なスポーツである」という認識が大事なので、そこに「ウエイトリフティングは安全に出来ます」という話がまず間違えているのです。

 

重たい錘を頭の上に持ち上げることが「安全」だと何故思うのか。

 

普通に考えればいろんなリスクがあり「危険である」と考えるのが妥当なのです。

 

頭上に重たい錘がある時点で「安全」などどこにもないのですよ。

 

例えば落とせたとして、それがもしもプレイヤーの頭上に落ちてくる可能性は0%か?と言われると絶対に0%ではありません。

 

また、プレイヤーだけの安全だけがここで言う「安全」なのか、もしも落としたバーベルが周りにいる他の人に怪我をさせる可能性は0%なのかと言えば、絶対に0%ではありません。

 

つまり「バーベルを落とせるから安全ですよ」という文句自体、嘘になったりもします。

 

だから「安全なジム」なんて表現しているところはやめておいた方が良いです。

 

そもそもスポーツ自体の危険性を無視してる、または理解していないのだと思われます。

 

そんなところでトレーニングする方が「危険」かも知れません。

 

まあでも、日本のウエイトリフティングを嗜んでいる、または選手をやっている人たちにとって「バーベルを落とせるジム」は重要だったりします。

 

でも考えたことありますか?

 

「何故バーベルを落としたいのか?」

 

大事な基本が身に付いていないということです。

 

それに気づけたら、あるいは気づきたかったら当ジムをお訪ね下さい。

 

予約・体験はこちらから

ウエイトリフティング指導