化粧品の防腐剤(vol.95)

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【解説】
・食品ではカビが生えたり味が変わったりと腐敗が分かりやすいですが、化粧品の腐敗については食品よりも分かりにくい面があります。
・日本化粧品工業連合会は化粧品の微生物について「未使用時における基準適合」(一次汚染)と「使用時に混入した微生物が減少するまたは増えないようにする」(二次汚染)として自主基準を定めています。
・化粧品の製造元では微生物(細菌・真菌)の基準適合について製造テストと出荷判定時検査などを行っています。
・微生物が増える3大要素は「温度」「水分」「栄養」です。
・各々の微生物に適した増殖温度(一般的には20~40℃)があり、水に溶けた栄養を分解して増殖します。
・化粧品では水や界面活性剤の配合が多く高温多湿な場所で使用することが多い洗顔剤や素手で中身を頻繁に触るもの、肌に直接触れるものなどは特に注意が必要です。
・防腐剤フリーの化粧品もありますが水分の配合量が多い物は使用期限をしっかり守り保管場所にもご注意ください。
・肌をきれいにするための化粧品なのに防腐作用が弱いために微生物の増殖によって肌荒れを起こしてしまうことは本末転倒で避けなければなりません。


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