11月の連休に出雲大社を訪れました。
神様に失礼のないように
参拝のしきたりを前もって勉強しました
全国の神々が出雲に集う
11月のことを「神無月」と言いますが、
出雲地方では「神有月」と呼びます。
出雲大社では
「二礼四拍手一礼」という作法や
参拝前に稲佐の浜で砂をいただいて
境内の素鵞社で御砂と交換するといった
特別な風習があります。

八百万の神々が集う場所である
稲佐の浜は朝から大行列でした。
波打ち際に立つと
古代からの人々の息吹が感じられ、
大切に御砂をいただきました。

出雲大社の参道を進むと
右手に「祓社(はらえのやしろ)」があり
こちらで穢れを祓ってから御本殿へ進みます。

出雲大社の御祭神である
国づくりと縁結びの神で知られる
大国主大神の像は大迫力でした。
国譲りの決断を下したその眼差しに
人々を導く決意と包容力を感じました。

拝殿の巨大なしめ縄は圧巻でした。

現在の出雲大社の高さは24mですが、
かつての社殿は高さ48mだったという伝承が存在し、
2000年には実際に巨大な3本の柱が発見されました。

境内のいたるところで出会う
愛らしいウサギは「因幡の白兎」と呼ばれ、
神話の中で大国主大神に助けられた兎は
優しさと縁結びの象徴だそうです。

「えっ、ポケモン
」と思った
お気に入りのウサギちゃんです。

出雲大社から車で15分ほどの所に
石造りでは日本一の高さの白亜の灯台
「日御碕灯台」があります。

水平線と青い空が一面に広がる絶景でした。

灯台のすぐ近くにある
海鮮食堂「花房」さんは
20~30名の大行列の人気店。

驚くほどリーズナブルで
確か写真の海鮮丼は
新鮮なウニがたっぷりなのに
2,000円ほどと破格の安さです。
美味しさだけでなく
食堂のお母さんたちの
人情あふれるおもてなしが
心も満たしてくれました。

灯台から車で数分の距離に
天照大神を祭る「日御碕神社」があります。
朱色の社殿は海と空の境界に立ち、
神話の時を今に繋いでいるようです。

境内でふと目に留まった愛らしい狛犬。
神々の気配と人々の温もりが交差する出雲の旅は
心が洗われるような気分でした
日本には長い長い歴史があり、
知れば知るほど、年齢を重ねれば重ねるほど、
日本への愛が深まります。
今日も皆さんに素敵な笑顔がふりそそぎますように