軽度知的、発達障害(言語面が特に)の長男、ソラ。
運転免許試験合格しました
愛の手帳(療育手帳)を持っているので、うちの市では、教習所代金、半額くらい戻ってきます。
ありがたや~
軽度知的障害があっても、自動車運転免許が取得できることを知り、
ソラは、教習所に通うこととなりました。
理解のある教習所が、今はあるようで、驚きました。
運転免許取得に、断固反対していた私の思い込みは覆されました。
私が心配していたのは、万が一の状況が起きた時の判断能力。
狭い道、車線変更などなど
あ、どうしよう、どうしよう・・!わからない!!
ガシャーン
ありそうで、怖かった。
事故を起こせば、人の命も奪いかねないこと。
簡単にOKなんて出せない。
でも、視点を変えたら、
すぐに都心で運転は難しいとしても、旅行に行ったとき、
広い道での田舎での運転は、
できるよね~
楽しいよね~
ということ。
楽しみの可能性が広がるって素敵です。
そして、学科は、何度かコンピューターでの予備試験?で落ちていましたが、
運転技能では、仮免、本試験も1発合格!
そして、試験場での学科本試験も1発合格しました!
軽度知的ありますが、決まったことは、コツコツと勉強を重ねていけるので結果は出やすい。
ソラ、おめでとう
そして、こちらは、5年前の出来ごと。
ソラの名言に、うなりました
夫との会話でこんなエピソードがありました。
夜遅くに夕飯を(私が思うに充分な量を)食べ終わった夫・・・
その後、
大好きな歌舞伎あげせんべいを持ってきて2枚食べようとする夫を見て・・
内心:(まだ、食べるんかいーー
太るよ!体によくない。)
ついつい、コントロール女登場!
「ごはんいっぱい食べたのに、油で揚げているせんべい2枚?」
「やめておいたら?1枚私が食べる♪」
で、1枚取り上げ私がパクリ。
夫「あーあ・・うるさいんだよ。折角の・・」
私(折角の楽しみをお取り上げられた・・ってことだと察知。あ、やっちゃったね。ごめん。
でも・・・)
私「2枚も健康に良くないよ。パパに先に死んで欲しくないから」
夫「大丈夫だよ。何とかっ子、世にはばかるって言うでしょ?」(私、憎まれっ子かよ~!)
夫「誰に聞いても、ママは長生きだって言うよ」笑
夫「大丈夫、俺より絶対に長生きだから」
私「それ、困るんだけど。パパは私より長生きしてくれないと、税金とか色々手続きわからないじゃない。
そういうの私にできると思っているの?」
「やだ、パパより先に死ぬんだから!」
「パパはママより長生きして!」
それを聞いていた長男ソラ
「え?ママ、早く死にたいの?」
(早く死にたいじゃなくてパパより早く限定だけどね)
「生きてるといいことあるよ」
「生きてると楽しいこともあるよ」
「息してるのも幸せなことだよ」
私「え?何て言った?息?」
ソラ「息できるのも幸せなこと」
私「そうだね、確かにね」
(あまりに素晴らしいことを言うので、どこかで聞いたのか?と思い)
私「それ、どこかで聞いたの?」
ソラ「ううん、だって、息できるのって幸せでしょ」
さすが、私の息子・・
私、それ、講演で話しているんだけど・・
中学2年でそんなこと私、言えたかな・・
とりあえず、ソラは幸せそうでよかった。
しかし、後に残されると、色々と事務手続きが面倒だし、それが嫌だから、パパより早く死にたいという、自分勝手なやつです。
あはは。
そして、歌舞伎揚げせんべいを取り上げることは、
もうやめよう・・
そんなに楽しみなら、逆に脳にいいだろう。
仕事も大変なんだろうし、それが楽しみ、ストレス解消にもなるだろう
歌舞伎あげ2枚は許そう。
そう思ったのでした。
では、口角上げていきましょう(^^
上げれない時があっても大丈夫♪
発達障害・長男のバイト探し物語 その1
Shizu の著書
20万部突破
講談社
平岩幹男先生監修
私は、この考えを知ることで、自己否定癖から脱出することができました
「心が軽くなった」と、息子さんからお礼を言われたというご感想も
↓
KADOKAWA
有光興記先生監修