1984年4月28日、ゴールデンウィークの初日。 兵庫と鳥取の隙間にある「波磨県」の深夜から始まった狂気は、3ヶ月を経て、より深く、より逃げ場のない「精密な監獄」へと進化していました。
かつてニューヨーク帰りを自称していた仲間アナウンサーは、今やJMi社前川社長のデジマチックマイクロメータによって原稿の厚さを測られる「計測対象」にまで成り下がっています。自称AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の音楽番組としての体裁は崩壊し、スタジオ内は、精密測定器の駆動音と、日本海ボウル柴田社長の怒号が支配する、異様な空間と化していました。
今回オンエアされたのは、番組の主導権を完全に掌握した前川社長が、同級生である三ツ星健のレコードを「算数的に正しい」として強引にねじ込んだ『ドドンパのハマガイ』。AORという夢を語る仲間アナの絶望と、ゴールデンウィークに浮かれる世間との温度差が、この数分間にすべて凝縮されています。
【今夜のトピックス】
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素数(83)への執着:昭和天皇のお誕生日を前に、83という数字の素数としての美しさを説く前川社長の、狂気じみた講義。
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日本海ボウル抗争記:薬師丸ひろ子『メイン・テーマ』への便乗を試みるも、ボウリングの正式名称にこだわる柴田社長からの「特別指導(という名の脅迫)」によって、完全に腰砕けになる仲間アナ。
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コアラの角度:日本中がコアラ来日に沸く中、それを「ユーカリを食べる角度の最適化」として数学的に解説しようとする、前川社長の歪んだ論理。
【今夜の1曲】三ツ星 健 『ドドンパのハマガイ』 (※前川社長の同級生というカードで、仲間アナの選曲権を完全抹殺してオンエアされた、20年前の迷曲。バックコーラスの絶叫が、当時の地方局の悲鳴のようにも聞こえる一曲)
提供:JMi 日本磁気工業(「誤差がノイズを生む」)、日本海ボウル(「ハマボール」呼称厳禁)
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