これまで円安を主とした為替相場に関するレポートはテーマ:としてきましたが

その数が非常に増えたためテーマ:として独立させました。

それで気がついたのですが、初めて為替相場に関してレポートしたのは今から3年ほど前

2021年3月7日ドル高注意報! 本日2本目でした。

その頃はドル高と言っても1ドル105円程度から108円程度になったくらいですから

現在の1ドル150~160円から見れば羨ましいほど円高だったと言えるでしょう。

もちろん、その頃に海外取引を断念したわけではなく躊躇するくらいでしたが

今からすれば、躊躇するどころか積極的に海外取引を継続すべきでした。

 

その後、どのように円安が進行したかを追ってみると

2021年12月30日既に1ドル110円超え:再び円安進行!:本日2本目

2022年3月22日1ドル120円突破:とうとう1ドル120円突破!:本日2本目

2022年4月29日1ドル130円突破:1ドル130円突破:本日2本目

2022年9月2日1ドル140円突破:とうとう1ドル140円突破!:本日2本目

2022年9月22日1ドル145円に迫ったところで24年ぶり円買いドル売り為替介入

2022年10月21日1ドル150円突破:円安1ドル150円と英国首相辞任:本日2本目

2024年4月29日一時的に1ドル160円を突破し為替介入:ドルをどんどん売ればよい!

2024年5月2日FOMC終了後に再び為替介入:為替介入の仕組みと日銀・財務省の演出

となっていました。

2022年3月から急速に円安が進行

2023年初めには円安が落ち着く気配があったものの

2024年から再び円安が進行したことが分かります。

 

現在、海外取引の本格的再開ラインを1ドル120円としていますが

当分、そのラインには到達しそうもありません。

一時は急激な円高も期待できたのですが

参照:”極端な円安に振れた後の急激な円高への戻り”はいつ来るか?

その条件である米国の利上げから利下げに転じるシナリオが思ったより進まないため

換言すると、米国のインフレが期待通りには鎮静化しないため

今のところ急激な円高は実現しないでしょう。

過去の海外取引で円の最安値は1ドル145円でしたが

どうしても欲しかったメダルをオークションで落札した時の記録・・・例外中の例外。

現在の1ドル150~160円ではどんなに欲しいメダルでさえ参戦する気にはなれません。