2024年のレポートHeritage Auctions Report:最近はやりの古代コイン2の続報

国内で100万円を超えることがあるササン朝ペルシャのシャープール1世の金貨について。

参照:ササン朝ペルシア金貨の高騰!

https://wwwn.auction-world.co/xpai/lot_AA37-2572.html

 

2024年10月時点でHeritage AuctionsにおけるNGC鑑定品の落札は72ロット

MS27ロット+Ch AU30ロット+AU8ロット=65ロットと

90.3%がAU以上でした。

 

2026年7月20日に改めてHeritage Auctionsで調べたところ

NGC鑑定品の落札は235ロットと3倍を超える増加!

内訳は次の通り https://coins.ha.com/

AU8ロット→36ロットと4.50倍

Ch AU30ロット→119ロットと3.97倍

MS27ロット→62ロットと2.30倍
92.3%がAU以上・・・品質が高いものの出品が継続しています。

いったい、誰が出品をしているのでしょうか?

 

最高品質に相当するMS Strike 5/5 Surface 4/5の出品状況を調べてみると

2023年9ロット→2024年16ロット

2025年9ロット→2026年1月1日~7月20日4ロット・・・合計38ロット

MS Strike 5/5 Surface 4/5の落札価格は

中略

4,680ドル~10,980ドルとかなり幅があります。

円安を考慮せず1ドル111円とすれば:円安を考慮するべきか?考慮しないべきか?

46万8000円~109万8000円(中央78万3000円)

海外でも100万円相当を超えたものが2ロットだけありましたが

これだけ出品が続いているのですから、いずれ、相場が下がることを期待しています。

Heritage Auctions 敗戦記:円安でなかったとしても落札できず!

Heritage Auctions 敗戦記:ライブ入札で予想外の高騰に続き3回目。

 

海外オークションでは海外オークション特有の事情により悔しい思いをすることがあります。

海外オークションでライブ入札に参加したところ反応がかなり遅く

入札したいロットではなく次のロットに誤爆入札となってしまったことがあります。

幸い、その際の誤爆入札は直ちにブレイクされて事なきを得たのですが

もし、誤爆入札で超高額となりブレイクされなかったら被害は甚大!

海外オークションではライブ入札に参加せず事前入札のみにしています。

 

さて、Heritage Auctionsで同様なロットが続く場合はグレードが高いものから

例えば、古代コインなら①Choice MS②MS③Choice AUという感じです。

グレードが高い方が見映えも良ければ入札の優先度は①→②→③

ライブ入札に参加するのであれば

①で勝負→①で負けたら②で勝負、但し、落札価格①は超えない範囲→

②で負けたら③で勝負、但し、落札価格②を超えない範囲となります。

ライブ入札に参加しないのであれば

事前入札期間中に勝負所を決める必要がありますが

事前入札期間中に①でトップをキープした場合は②③で勝負できなくなります。

つまり、事前入札期間中

①Choice MS←1250ドルで入札して事前入札期間中トップ

②MS←想定入札額1000ドルだが①でトップなので入札せず

③Choice AU←想定入札額750ドルだが①でトップなので入札せず

ライブ入札終了後

①Choice MS、1500ドル・・・敗退

②MS、1000ドルを超えていたら仕方ありませんが

1000ドル以下なら想定入札額で勝っていたかもしれません。

③Choice AU、750ドルを超えていたら仕方ありませんが

750ドル以下なら想定入札額で勝っていたかもしれません。

こうした事態を考慮し勝負所を②や③にしてもよいのですが

ライブ入札終了後

①Choice MS、1250ドルを超えていたら仕方ありませんが

1250ドル以下なら想定入札額で勝っていたかもしれないので

こちらの方が悔しさが大きいでしょう!

 
ということで、実際に入札の優先度を①→②→③としたところ
事前入札期間中は①でトップをキープ、ライブ入札が終わってみれば
①では負けてしまい②の落札価格も想定入札額を超えていましたが
なんと、③の落札価格は想定入札額を超えていませんでした!
①や②では大差で負け自分が事前入札しなくても落札価格に影響はなかったため
③で勝負をしていたら①②で悔しい思いをせずに③を落札できたかも・・・残念!

8月4日、海外でプラチナ地金が急騰

その結果、8月5日にプラチナ地金価格は

記録として残る午前9時公表ではなく

記録として残らない午後5時公表で1g1万円台に復活しました。

本日8月6日午前9時公表でもプラチナ地金価格が1g1万円以上であれば

6月18日以来の1g1万円台復活となります。

 

8月3日に1g2万3000円を割り込んだ金地金価格も

8月5日午後5時公表で1g2万3000円台に復活しています。

金地金価格1g2万3000円割れと長期的展望で指摘した通り金地金価格は下落しても一時的

長期的には上昇トレンドになるはず・・・各国中央銀行が大量放出しない限り。

 

8月5日午後5時公表の地金価格でさえ

金・銀・プラチナいずれも2026年初値や国内最高値に届いていませんが

防衛ライン1g2万3000円・340円・9100円を超えています。

参照:2026年地金価格防衛ライン

今後、この防衛ラインを超えたり割ったりを繰り返すかもしれませんが

そうすることで防衛ラインが強化される、すなわち

各地金価格の底値として認知されていくと思います。

 

追記

残念ながら、本日8月6日午前9時公表の地金価格で

プラチナは1g1万円に、あとわずか20円、届きませんでした。

金は1g2万3000円どころか1g2万4000円を突破!

2026年初値に迫っています。

ある古代コインをHeritage Aucitonsで落札してから10日後

落札したコインが配送された翌日に次のようなメールが届きました。

3000ドル(手数料10%を引いて手取2700ドル)で買い取りたい

というMake Offer:提案です。

 

自分が落札した価格は手数料込で2000ドル程度

送料・輸入税も考慮すると2300ドル程度でしたので

利益は2700-2300=400ドルとなりますが

そもそも、転売のために落札しているわけではありません。

 

このOfferにより手数料込落札価格2000ドル程度は割安だったと確信しました。

一見すると、落札した古代コインは時々見かけるものでしたが

よくよく見ると、表も裏も珍しい特徴があり同じものが全く見つからず

唯一品であろうと思ったもの・・・そう

クシャーナ朝強勢期のフヴィシカ金貨:前期品 vs. 後期品で紹介したフヴィシカ金貨の後期品

5000ドルの価値はあるかもしれないが今は円安なので

3000ドルで落札できればよいと思い入札したところ

2000ドル程度で落札できた時には驚きました!

ですので、3000ドルで買取希望があっても全く不思議ではありません。

歴史的意義や稀少性が理解されず割安額で海外コインを落札したことは

国内オークションであっても海外オークションではなく

2022年からHeritage Auctionsに参戦していますが:Heritage Auctionsで初めて入札

今回のようなOfferが来たことは初めてでした。

昨日8月3日、国内金地金価格1g2万2624円と1g2万3000円台から陥落!

海外では防衛ラインである1オンス4000ドルが何とか維持されているため

日米協調介入による円安是正の影響です。

したがって、円安が再び進めば国内金地金価格も高騰に向かうでしょう。

 

そもそも、資産保全のため金地金を保有している自分にとって

今回のような短期的な価格変動は全く意味がなく長期的な展望こそ重要。

そこで、注目した記事がこれ→「ゴールドは終わったのか?」

要旨をまとめると

①1オンス5600ドルに迫った海外金地金価格の高騰が、そもそも、異常

②金地金価格は30%も下落すれば下げ止まる→1オンス4000ドルくらいが底値

③米国の連邦債務増加が止まらないため将来的に金地金価格は上昇しないはずがない

現に、金地金価格は1オンス1万ドルに達するとの予測もあり

将来になって振り返るとあの時は千載一遇の買いチャンスだった、となるのではないか

と予想しています。

 

なお、将来的な海外銀地金価格は1オンス300ドルと予測されています。

現在のレベルから計算すると

金:1オンス4000ドル程度→1万ドル・・・2.5倍程度

銀:1オンス60ドル弱→300ドル・・・5倍超

銀の方が金より高騰が大きいようです。

但し、だからといって資産保全に銀の方が金より有利とはならないと思います。

参照: 銀(シルバー)は金(ゴールド)の代りになるか?

参照: 銀貨は金貨の代りになるか?

国内金地金価格が2万3000円を割った時点においても

金は銀やプラチナより価格を維持しています。

この価格維持こそ資産保全にとって最も重要。

高騰が大きくても下落が大きいのであれば資産保全には向かないのです。